2010年12月01日

TVデビュー犬の日常

今朝は久しぶりに私が平日朝の散歩に出かけました。

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ちょっと遅め、日の出とともに出発したのですが、家を出てすぐに朝日とススキをバックに写真撮影をしようとしたら、"散歩に行くって言うたのにぃ..."というようなあからさまに残念な顔をされてしまいました。ふらふら

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"とーちゃんとの散歩はつまらん"と思われたら嫌なので、機嫌をとるためにあまり通らないルートを選択。落ち葉が厚く積もった林の中の細い道、"イノシシのトンネル"を抜けていつもの池に出ます。

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犬の(オーナー達の)社交場でもある"四角"で、ジロウ君(右)とジンジャー君(中)に会いました。カミさんは毎朝のように出会うお二人&ワンズです。
いつもパミー(パンの耳のことをこう呼んでます)をもらうのを至上の歓びとしているファル、ジロウ君のおかあさんにロックオンです。

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ジロウ君は14歳。あちこち腫瘍ができては手術を繰り返しているそうですが、まだ散歩すること自体には問題ないくらいに元気。ただ、ファルが遊ぼうと誘っても、さすがに無理なのがわかっているのか、さりげなくかわすのが常なんです。

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ジンジャー君も、以前は元気過ぎる(空気を読めない?)ファルが苦手だったようですが、最近では少し一緒に遊んでくれるようになりました。

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(アレルギー体質で)皮膚も弱いそうで胴体は短毛ですが、輝く飾り毛はさすが GR。

ジロウ君は日常的にもっともよく会う子の一頭なんですが、(休日は違うコースを選ぶためか)今まで写真を撮らせていただく機会に恵まれませんでした。日常的に会う子達とのシーンが写し取れて、私としては今朝のお散歩は大満足です。

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家の近くまで帰ってきて、仕上げの記念撮影。
ウチの庭のモミジ達は、一本を除いてほとんどの葉が散ってしまったのに、こちらはまだきれいな色を見せてくれています。たぶん今年最後の紅葉写真になるかな?

さて、本日のオマケの一枚はコレ↓。

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なんとファルコは、いつの間にテレビデビューを果たしていたのです!
9月の終わりに出かけたヒストリックカーのイベント(その時の記事はこちら)が、テレビ神奈川(TVK)の"岡崎五朗のクルマでいこう"という番組で取り上げられたようです。そのコーナーの冒頭で1秒あまりの短時間ですが、このようにアップで映っていたのでした。わーい(嬉しい顔)
八ヶ岳で会ったクルマ仲間に教えていただいたのですが、私の住むエリアでは放送がなかったもので全く知りませんでした。
posted by Tosh at 23:35| Comment(0) | ワンズ日記

2010年12月05日

フェンスの隙間から

土曜日の朝5時過ぎ、ファルコがベッドから飛び起きて"ウォッ"と吠えながらテラスに出るガラス戸の方に走って行きました。いつもなら寝起きの悪い私なんですが、ただならぬ様子に一気に目が覚めて様子を見に行ってみると、庭の方をさかんに気にしています。
ファルを待たせてそっとテラスに出てみると、悪い予感が当たっていました。庭でガサガサ音がしていて、どうやらイノシシが入り込んでしまったようです。フラッシュライトを持ってきて庭を照らしてみると、黒い影が庭の角っこの方に向かってザザッと移動しました。木に隠れてきちんと全身を確認はできなかったのですが、どうやら若い個体だったようです。

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実は昨夜からお隣さんの庭(というか森)で、イノシシが(たぶん2頭)悪さをしているのに気付いていました。ウチの庭は一辺だけが2mほどの高さの擁壁で、残りはフェンスで囲んであります。が、擁壁の上に50cmくらいフェンスのない部分があり、そこを通ればお隣さんの庭から移動してくることができるので、前夜は気になりながら眠ったのでした。イノシシはしっかりそちらに逃げて行ったので、その隙間から侵入したのは間違いなさそうです。
まだ真っ暗な時間だったので、二度寝をして朝の散歩の前に庭をチェックしてみると... あんのじょう10箇所以上が掘り返されてました。
上の写真はその一つ、クロッカスの球根がしっかり食べられちゃってます。

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擁壁の上の斜面の庭は、こんな感じで(って判りにくい写真ですが)アチコチが穴ぼこに。少し前にイングリッシュブルーベルの球根を50球植えたのですが、おそらく1/4くらいは見事に嗅ぎ当てられてしまったようです。
めっちゃ悔しい!!

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いままでもアライグマにいろいろイタズラされたことはあったのですが、イノシシが入り込んだのは初めてのこと。近所の方の話では、一度来て味をしめると何度もやって来るとのことで、ちょっとブルーになっているところです。

上の写真は昨日撮った庭のようす。左手前に写っている一本のモミジを除いて、紅葉を楽しませてくれた落葉樹はほとんど葉を落としてしまいました。

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気を取り直してファルと散歩にでかけます。
日が昇ってからはポカポカとした陽気になり、金曜日の嵐のような風も収まって気持ちの良い散歩日和。

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今回のお散歩写真は、木の枝を銜えているファル特集です。

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最初はもっと長い棒だったのですが、何度も投げているとどんどん短くなっちゃいました。ちょっともの足りなさそう。

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森の中の道も、落葉樹が葉を落としたののでずいぶん明るくなりました。
(昨日も今日も)季節外れの黄砂のため、空が少し霞んでいたのは残念でしたが。

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散歩から帰ったらすぐにホームセンターでラティスでも調達してこようかと考えていたのですが、ご近所の方の話では、斜めの格子より縦横十字のメッシュの方がイノシシを防ぐらしいとのこと。ちょっとカッコ悪いのですが、とりあえず余っていたメッシュハンガーで応急処置をしてみました。

うちのフェンスは高さが90cmしかないのでイノシシが本気になれば飛び越えられるそうですし、擁壁も2mくらいなら簡単に駆け上るそうです。
なので、彼(ら)がウチの庭を気に入ってしまっていないことを切に願っているところです。ふらふら
posted by Tosh at 23:44| Comment(10) | 庭の様子

2010年12月11日

犬の愛に嘘はない

昨夜の散歩では5頭のイノシシと出会いました。ウチに帰って来たら(前夜に続いて)お隣の庭でガサゴソしているのがもう1頭。ふらふら  ウチの庭への侵入はこの前の一回だけですが、今週は本当によく見かけるようになりました。

という話とは関係なく、今回は犬本ネタです。

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"犬の愛に嘘はない"を読み終えました。
著者の J.M.マッソン氏は、サンスクリット学教授の経験もある精神分析学者(崩れ?)だそうで、実に博学で多方面に渡る興味と洞察力をお持ちの方かと思います。
本書は学術書ではなくエッセイに近いものですが、その主題は、"犬の感情の内側を知り、その心の奥底を探ろう"というもの。自身の経験に加えておびただしい数の文献等を引用しながら、犬が豊かな感情世界を持っていることを考察しておられます。そして犬は"愛そのもの"であるとも!

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実のところ、今までに読んだ犬本の中でも最も感銘を受けたものの一つになりました。
書き留めておきたいことは山ほどあるのですが、まともな文章にするには膨大な時間がかかりそうなので、今回は一点についてのみ記録しておきます。

私は それでもイヌが好き の記事で、ジーン・ドナルドソン氏の書籍を紹介して行動主義心理学に基づく犬のトレーニング法に強い興味を感じていることを書きました。そのトレーニング方法自体についての評価は今もあまり変わりませんが、ドナルドソン氏のスタンスには同意できないという気持ちが明確になってしまいました。
正直に言うと、"ザ・カルチャークラッシュ"を読み始めた時から違和感は感じていたのです。"動物感覚"の福音 で書いたように、テンプル・グランディン氏の考えに触れて抵抗感が高まり、今回の本を読んで自分の中で気持ちを再整理する必要を強く感じたという次第です。

学生時代は理学部で学び研究者を志していたもので、いわゆる"オッカムの剃刀"と呼ばれる考え方は私の中に染み付いています。"モーガンの公準"を源流とする機械論的なスキナー流のアプローチ法はある意味当然のことと受け入れてきました。もちろん、心理学に興味を持った頃には認知心理学が台頭してきていたので、徹底的行動主義の限界というのも認識していましたが。
人間を対象とした"学習"については、臨床分野を含めていろんなアプローチがなされていることも聞いているのですが、動物のトレーニングに関しては、カレン・プライア氏以降、ようやく"科学的"といわれる学習理論が入ってきたという状態だと理解しています。

さて、私がドナルドソン氏のスタンスでどうしても受け入れ難いと感じている箇所を端的にまとめてみます。彼女は "イヌの真の姿"として10項目を挙げておられます(p.28)。とりあえず、その中の3項目についてコメントを残しておきたいと思うのです。

(2) 道徳心がない(安全か危険かの判断はできるが、善悪の区別はできない)。
観測が困難な"心"を研究対象から外し、"行動"のみを実験するという姿勢自体は全面的に否定するものではありませんが、"心"や"感情"の存在自体を否定したり、ろくに検証もせずに切り捨てるやり方は本当の科学的スタンスとは異なります。

(3) 利己的である(人を喜ばせようという気がない)。
上記と同様、独善的な決めつけ(あるいは特定イデオロギーの押し売り)です。人間と同様(かそれ以上)に社会的動物である犬には、"利他的"と呼んでもさしつかえなさそうな行動が多数報告されているかと思います。この件に関しては、"動物感覚"で触れられていた"犬と人の共進化"について(ホントにぼちぼちとですが)調べていますので、あらためて記事にしてみたいと思っています。

(4) あまり頭がよくない(小さくてシンプルな脳を持ち、オペラント条件付けと古典的条件付けでしか学習することができない)。
ディズニーの擬人化にみられるほど犬が賢くないことには同意します。が、レスポンデント条件づけとオペラント条件づけでしか学習できないと断言するのは、(揶揄的な意味を込めて)スキナリアン独特の愚かな思い上がりに思えます。これについても、実は model-rival method ("動物感覚"では"手本/競争相手方式"と訳されていたもの)を犬の学習に適用した文献等も見つけてあるので、近いうちに書き記すことができるかもしれません。

2011/03/21 追記:"model-rival method"に関する記事を書きました。

ドナルドソン氏の立ち位置は、(むやみに擬人化したりといった)誤解が犬を不幸にしているという現状を憂い、犬をより犬らしく扱おうというものだと理解しています。また、従来の主流であった"非人道的"なトレーニング方法をストレスの少ない(と考えられる)方法に変えていこうという姿勢には今も共感しています。
ですが、私としては "それでもイヌが好き"ではなく、"だからこそイヌが好き"と胸を張って思いたいのです。"だからこそ"の部分は、今後の記事でちょっとずつでも触れていきたいですね。

なんか、"犬の愛に嘘はない"の内容はほとんど紹介せずに、徹底的行動主義に対する抵抗感の表明になってしまいましたね。ふらふら
この本("犬の愛に嘘はない")は、多くの犬好きの方にとっては、犬のことがもっと愛おしくなる一冊だと信じていますので、興味を持たれた方はぜひご一読を!

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研究対象としてではなく、コンパニオン・アニマルとして犬と付き合う際には、ある程度の擬人化は容認されてしかるべきだと考えています。
江國香織さんの"デューク"という短編(たった 8ページ)は、そんな私が大好きなファンタジー。時々読み返してしまうんですよ。

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今回のファルコは挿絵代わりになっちゃいましたね。ごめん。

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もう一冊だけ今週手に入れたばかりの本を紹介しておきたいと思います。
LIFE誌を飾った本当に素晴らしい犬(と人間)の写真ばかりが集められたとっておきの写真集です。
見開き毎に、いろんな方の犬に関する素敵なステートメントが紹介されているのも楽しめます。
最後にその中から一つだけ引用させていただきますね。

"It often happens that a man is more humanly related to a cat or a dog than to any human being." - Henry David Thoreau

posted by Tosh at 12:09| Comment(2) | 雑記帳

2010年12月14日

夕暮れの笹ルート

日曜日は久しぶりに長い間庭に出て、堆肥にするために落ち葉を集めたり、新しく手に入れたディエラマの苗を植え付けたりしていました。

で、あちこち見て回っていると、先日イノシシに侵入された時の被害がことのほか大きかったのを発見してガッカリ。擁壁の上のあたりで大きく掘り返されている箇所が何カ所か新たに見つかったのです。斜面の庭はブルーベルだけじゃなく、もっと小さな球根のトリテレイアやアリウムなどもゴッソリやられちゃっていました。イノシシが球根を見つける嗅覚ってスゴいものがありますねぇ...もうやだ〜(悲しい顔)
土曜日の朝には玄関前をうろついているのを目撃しましたし、昨夜は玄関側の監視カメラに写ったのでカミさんが追い払うという一幕も... 残念ながら今朝チェックしてみると、チューリップの球根とパンジーの苗が掘り返されてしまっていました。
そうそう、つい先日にご近所のお宅では、苦労して植えた 100株のパンジーが全滅させられたそうです! 今年は特に餌に困っているんでしょうが、イイカゲンにして欲しいものです。ちっ(怒った顔)

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庭仕事の合間にファルコの写真もパチリ。
後ろに写っているのは昨年植えたばかりの白花のワビスケです。

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最初に庭の原型を作っていただいた際に、ヤマボウシ、ハクウンボク、ムシカリを植えてもらっていたので、利休七選花を揃えようと、オオヤマレンゲ、マルバノキ、シロワビスケと増やしてきました。後はナツツバキだけ(ヒメシャラはあるんですけどね)。

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椿の方は元気が良いのですが、一昨年に植えたオトメサザンカは今年は花付きがイマイチ。害虫が付いてるようでもないけどナゼかなぁ?

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3年間使ってきた木製コンポストの一つが朽ちちゃったので、新たに大容量のアルミ製のものを調達しました。前の週と昨日とで、ぎゅうぎゅうと押し込んで 570リットルの容器の8分目まで詰めたんですよ。すごい落ち葉の量でしょ!

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3時頃には庭仕事を切り上げてファルと散歩に出かけました。

"四角"の場所でジェイミーちゃんと遭遇。最初のうちこそ一緒に走り回って遊んでいたのですが、数分するとファルのノリが悪くなってしまいました。

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ジェイミーちゃんや飼い主のお嬢さんが飛び跳ねて誘っても、"もうイイよ"って感じでソッポを向いてしまう始末。超フレンドリー犬はどこへいったの?ファル。

庭でもたくさん遊んでたので、ちょっと疲れてるのかなとも思ったのですが、別れて山の方に歩いていく足取りは軽い。おまけに、武蔵君に出会った時には思いっきりプレイバウ体制になって遊びに誘ってました。
自分がチビの時代に遊んでもらった目上の子には今でも力一杯甘えようとするのですが、大人になってから知り合った(特に歳下の)子に対してはホドホドに付き合うっていう感じの素振りを見せることが多い気がします。

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今回は、よく出かける眺めの良いハイキングコースの途中から、別ルートを進むことにしました。

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こんなふうに笹に隠されたような小道を行くので、勝手に"笹ルート"と呼んでいるコースです。ハイカーに出会うことも滅多にないマイナーなハイキング道なのですが、途中に急な坂があったりするのであまり通ることはありません。

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途中で夕日が山の端に沈んでいきました。
冬になると山歩きが楽しくなるよね! ファル。
posted by Tosh at 00:59| Comment(4) | ワンズ日記

2010年12月15日

やられちゃったョ

ファルコ地方は月曜の夜から雨になりました。昨日(14日)の朝も、いつもカミさんがファルと散歩に出る時間は降っていたので、2回連続でお散歩はおあずけ。8時頃には止んだのでちょっとでも外に出してやろうかと玄関に出てみると...

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玄関脇の庭が広範囲に掘り返されちゃってます!!ふらふら
道路に面したこちら側はフェンスの外側に植栽エリアを少し設けてあるのですが、そこが狙われたわけです。日曜の夜に、監視カメラに写ったイノシシをカミさんが撃退したのがまさにこの辺りですから、犯人は同じ若いイノシシとみて間違いないでしょう。

ちょっと判りにくい写真ですが、写っている範囲だけで三カ所に30球くらいの球根を植えたばかりだったのが、一夜で壊滅してしまいました。もうやだ〜(悲しい顔)
少し前に植えた球根は、イングリッシュブルーベル 50球、トリテレイア 30球を中心に 130球くらいなのですが、ご近所の方にも楽しんでもらおうと、この玄関脇と擁壁の上にそのほとんどを植え付けてありました。前回、庭に侵入された際とあわせて、その大半がやられてしまったことになります!
イングリッシュブルーベルは流通量も少ないし販売時期も限られているので、今年になってようやく入手できたのになぁ...
いろんな宿根草も引っこ抜かれてますし、木の根もだいぶ傷つけられているようで、"もう、どないせぇっちゅうねん..."っていう感じで、怒りを通り越して呆然としてしまいました。

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上の写真以外にもアチコチに被害の爪痕が...
ブルーベルの球根は全部食べちゃっているようですが、なぜかチューリップは掘り返しただけとか少し齧った状態で放置されているもの(上の写真)が多かったです。お口に合わないとでも言うのでしょうか!ちっ(怒った顔)

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パンジーは引き抜いて花を(根も?)食べるようですが、似てるようにも思うジュリアンは無事だったりします。中途半端な好き嫌いがよけいムカつく!
# 上の写真は、転がっていた球根のカケラを穴に埋め戻してる途中です。

家を建てる際、私はできるだけフェンスは作りたくないと思っていたのですが、ご近所の方に"イノシシが来るから絶対に必要"と強くアドバイスされたことを思い出しました。その忠告を聞いていなかったら、メインガーデンも同じような状態になっていたかと思うとぞっとしますね。

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簡単に片付けをしていたので、結局ファルコは短い散歩にも行けずじまい。
暗い話だけで終わるのもイヤなので、日曜日の楽しかった散歩の写真を少し掲載しておきましょう。

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イノシシを含め自然が厳しい部分もたまに感じますが、実のところ山暮らしはほとんど楽しいことばかりです!
posted by Tosh at 10:19| Comment(14) | 庭の様子

2010年12月16日

雪が降る前に

このところイマイチな体調が続いていたので、昨日(15日)は思い切って仕事を休むことにしました。夜からぐっと冷え込むとの予報も出てましたので、雪が降る前に乗用車のタイヤを冬用に交換しておく必要も感じていたもので。
できれば薪割りもしようと思っていたのですが午前中はそんな元気が出なくて、お昼頃からスタッドレスタイヤへの交換作業やらストーブの焚き付け作りやらをしていると、いつの間にか3時になっていました。

準備が足りてない薪作りにも未練はあったのですが、せっかく何の予定のないお休みの日中にファルコと散歩に行かない選択はできませんでした。
というわけで、近くのお山まで出かけた記録を写真中心で。

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久しぶりにラブちゃんに会いました。小柄で人懐っこい9歳。
出会う時はカメラ無しという不運が重なって、今回が初写真でした。左足の包帯は大きな老人性イボを切除したのだそうです。お大事に!

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ハイキング道に入るところにある小川。生後半年の頃は、水遊びというとここでバシャバシャするのが楽しみだった場所です。
2mの棒を振り回すファルを見ていて、今回の写真のテーマは"動き"に決定。

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体調が万全じゃなかったため、私は登り坂が辛かったのですが、ファルコはずっと元気一杯でした。

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走っているファルを撮るために、初めてオートフォーカスのモードを'C'(連続)に設定してみました。被写体ど真ん中でも良ければ楽ちんです。

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ぜぇぜぇ言いながらようやく山頂に。
ここはもうすぐ雪が積もることになるでしょう。ファルコんちとは標高こそ200mくらいしか違わないのですが、積雪量や頻度は全然違うんです。

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笹林の中の立体迷路のような小道を嬉しそうに走るファル。

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下山の森の中はすっかり薄暗くなってしまいました。

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風がメッチャ冷たかった(0℃くらい)のに、峠の沢ではしっかり遊ぶファル。人間にはマネできませんよね。

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登山口まで下りてきた時にはすっかり夜。イルミネーションのきれいなお宅の前で記念撮影をさせてもらってから帰りました。

ファルはずっとハイテンションだったのですが、さすがに疲れたのか、家に帰ってからは久しぶりのバタンQでしたよ。
posted by Tosh at 18:02| Comment(0) | ワンズ日記

2010年12月20日

さすがに凹んでます

また更新が一日遅れなんですが... 19日、日曜日の朝のお話です。

6時半過ぎに、ファルコが警戒の声を出して騒ぎ始めたので目が覚めました。前回と全く同じ雰囲気だったので、イノシシが入ってきたのに違いないと一緒にテラスに出てみると、前回侵入された辺りに向かって進む音に続いて、とりあえず設置してあるメッシュハンガーのガードをガチャガチャ言わせる音が聞こえました。数秒後、その擁壁の下の道路を駆けていく子イノシシの爪の音(チャッ、チャッ、チャッという独特の足音がするんです)。やはり小さめのイノシシがあの隙間を通ってやってきていたんだと想像できました。ただ、ガードを押し破ったのか、擁壁を飛び降りたのかはわかりませんでした。

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空が白みつつある時間だったので、明るくなるのを待つことにしました。
夜明けの空の色の移り変わりが好きなもので、こんな写真をのんびり撮ったりして...

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コーヒーを飲み、ストーブに薪を投入したりして、もう概要がわかる明るさかとテラスに出てみたら、何か異様な形のものが目に飛び込んできました。
一瞬、何がどうなっているのか頭が混乱しちゃったのですが、実はコレ、一週間前の記事で紹介したアルミ製のコンポストです。長さ90cm、幅が約20cmのアルミの壁板を16枚組み合わせて円筒形にしたものを固定ピンを地面に打ち込んで設置してあったのですが... 赤っぽいものが溢れているのは詰め込んであった落ち葉。
これが"コンポストだったもの"だと理解できた瞬間、血の気が引く感じがして、今回の被害はかなり大きそうだと悟らざるをえませんでした。

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慌ててもしかたがないので、朝のお散歩の準備を整えてから検分のために庭に降りました。玄関脇からメインガーデンに向かう途中で早くも絶句。

わかりにくい写真ですが、緑色の糸みたいに見えているのはムスカリの葉です。踏み倒されただけであって欲しいと願いながら触ってみたのですが、全て地上部がバラバラになって積もっているだけでした。たぶん全滅です。
手前ではチューリップの球根がやられてますし、近くに植えてあったゲラニウムやスノーフレークもダメかと思います。

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ともかくそこら中が掘り返されて惨状を示しているのですが、何よりもショックだったのがここです。
細長く耕されているエリアは、今年春に作ったボーダー花壇そのまんまの形。実はファルコんちは粘土質の地面が多いので、この広さを20cmの深さまで掘って新しい土を加えて柔らかい土の花壇にするだけで相当な時間がかかったものです。
そこに植えていたのは、数種類のゲラニウムを中心に、イギリスから宿根草/多年草の種を買ってきて、ポット苗を作り、植木鉢に移して育てたもの。その中でも、一年後に順調に大きくなっていたものをここに定植したのでした。
二年越しで思い入れのある苗が多かったので、他の場所は草ボウボウになっていても、この花壇だけは時々草取りをして大事にしていたのです。エキノプスなどの苗も加えて、いろんな植物がだいぶ大株になって、来年こそは本格的に花を楽しませてもらうつもりだったのに... それに、いわゆる球根は一つも植え込んでなかったのに... 茫然自失、本当にクラクラしてしまいました。

他にも被害はたくさんあり、くやしいので"続き"にその写真を一部置いておきますが、そんなのばかりが表に並ぶのも嫌なので、ざっとチェックを終えた後で散歩に出た際の楽しそうな写真も掲載しておきましょう。

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庭では落ち込んでる人間二人の様子に、少し"どうしたの?"と戸惑った態度だったファルも、お散歩になると話は別。いつもどうりにルンルンです。

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投げた木の枝を一所懸命マークしているように見えるのですが、落下地点の正確な位置は把握できてないことも多いようです。うろうろ探しまわったあげく別の棒を銜えてきちゃうことも。ふらふら 来シーズンに向けて GRTの練習もしなきゃなぁ...

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家の近所まで帰ってきたらガウディ君に会いました。やっぱり、チビの頃から遊んでもらってる子にはメッチャ甘えまくり。ガウディ君の方も、ほとんどの他の犬には吠えたりするそうですが、ファルに対しては軽やかなステップで誘いに乗ってくれるんですよ。

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散歩の後でカミさんが、もしかしたらと監視カメラの記録をチェックし始めました。と、"あっ、イノシシが写ってる!"の声。
メインガーデンの方のピロティーのカメラ写っていたのがコレ。最初に成獣(体重は40-50Kgくらい?)が横切り、その後を追うように小さな姿。なんと親子の二頭連れだったようです。

私が足音を聞いたのは明らかに子供なので、用心深い母親の方は、先にどこかに(たぶん下の道路か隣の庭に)逃走してしまっていたようです。あの徹底的な掘り返し方やコンポストの破壊は母親の仕業だったのでしょう。
この映像を見て私達夫婦はさらに凹んでしまいました。メッシュハンガーのガードは変形していなかったので、少なくとも親イノシシは別ルートで(フェンスを飛び越えるか擁壁を駆け上って)出入りしていると推測できるからです。庭全体を囲う2メートル近いフェンスは作りたくないし、だいたい先立つものだって無いし...ふらふら

今回は球根のみならず、宿根草/多年草まで被害にあってしまったので、正直どうしたらいいか途方に暮れてしまっています。
とりあえず"続き"に被害の証拠写真(の一部)を並べておきますね。
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posted by Tosh at 21:56| Comment(8) | 庭の様子

2010年12月22日

はなちゃんの誕生会

イノシシはその後も連日出没しています。一昨夜、昨夜と続けて玄関側の監視カメラにしっかり姿が残ってますし、昨夜はこの前と同じ大きさの二頭連れを追い払いました。今夜も散歩から帰ってきたらファルがソワソワし、お隣さんの庭でガサゴソしているのを発見。今のところメインガーデンへの侵入は2回だけのようですが、玄関側の庭はまたボコボコにされちゃってます。ふらふら
と、こんなことばかり書いているとイノシシのブログになっちゃうので、今回は犬三昧の記録をば。

この前の土曜日(18日)、10月に3頭のラブ連れで遊んでくださった Aさんちに"お呼ばれ"してきました。

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ゴールデンのはなちゃんが 15歳を迎える日ということで、お誕生日会が盛大に開かれ、ちゃっかりお邪魔させていただいた次第。
手前のワンコケーキはハナははさん(15歳8ヶ月で亡くなったハナちゃんはLR)が用意されたものです。

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集まったワンコは、Aさんちの子達を入れて、GR 4頭、LRが14頭か15頭、トイプー 3頭か4頭に柴1頭で、合計23頭!!
名前も覚えきれなかったし、全員は紹介できてないんですが、写真中心で楽しかった雰囲気をお伝えしたいと思います。
上の写真、一番大きく写ってるのがファルコで、その右隣はあいちゃんとPOOHちゃんです。ちなみに何頭のレトリバーが写っているかというと... たぶん11頭なんですよ! 間違い探しみたいだけど、ヒマな方は探してみてください。わーい(嬉しい顔)

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名前を識別しきれなかった3頭。トイプーは Aさんちの子達です。

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お食事は、Aさんちで生まれた りきのちゃんの(正式な?)飼い主さんであるDaRICKYNOさんのケータリング。美味しかったです。

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食事が一段落したところで、みんなでお散歩に出ることに。

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近くにこんな山があるのは良いですよね。って、実はココ、Aさんちの庭の一部なんですよ! 遊歩道が造られていて、庭でハイキング気分が味わえちゃうんです。犬達にとってはパラダイスですよね。わーい(嬉しい顔)

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庭の散歩から帰ってきたら、いよいよ はなちゃんのケーキタイム。ローソクは、(おとうさんの協力をえて)見事に一度で吹き消されました。

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参加したワンズみんなにケーキが分配されることになりました。
"歩く胃袋"達はおおわらわ。飼い主さんが自分ちの子にあげるというのが基本だったのですが、隙をみて他の子の分をパクッとやっちゃった子もいたりして...ふらふら でも、誰一人ガウルことも吠えることもないのは、性格の良い犬ばっかりだった証拠ですね。

"続き"にもう少し写真を載せておきますね。
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posted by Tosh at 23:52| Comment(2) | ワンズ日記