2011年06月01日

季節外れの台風一過

激しい台風が過ぎ、昨日(月曜)の朝からは散歩に行くことができています。
でも、明日(あ、既に"今日"ですね)はまた雨の予報... 憂鬱です。もうやだ〜(悲しい顔)

今朝(5/31)の散歩には久しぶりにカメラを持ち出しました。いろんな友達と出会った写真を中心に記録しておきますね。

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家を出て5分くらいの所で爆天君と出会いました。今日は幸先良いゾ!
# ところで、井戸端会議で何を話してるの?

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一番大きな池の端、通称"四角"。人がいらっしゃらない時に、ナットのリードを離しての"来い"を練習しています。まだまだ...ですね。
# ブルーのサンダーシャツにオレンジのハーネスはセンス最悪ですねぇ。もうやだ〜(悲しい顔)

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池を回って公園まで来ると、ジンジャー君とハナちゃんに会いました。
まずはジンジャー君のお母さんに甘えるナットです。

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ついで、ハナちゃんのお母さんにも。わーい(嬉しい顔)
# ファルコは背中だけの出演になっちゃいました。

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ファルがちゃんと写ってるのも載せとくね!
# って、今度はジンジャー君が背中だけ...ふらふら

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"三角"と呼ぶ場所まで戻ってくると、今度はジロー君が来ました。
パミー(パンの耳)を貰えるので、すかさず真剣な表情になるファルです。

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カイ君がやってきてファルコと遊ぼうとしたら、いつもおっとりなジロー君が牽制し始めました。"ボクの友達に手を出すな!"というような雰囲気。
来月15歳になるというジロー君の意外な一面を見てびっくり。

他にもガク君や武蔵君にも会えて、とても充実した朝のお散歩でした!わーい(嬉しい顔)

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庭の写真も少しだけ紹介しておきましょう。
この週末に咲き出した つるアイスバーグです。台風襲来の直前に開き始めていた花は、カミさんが切り取って部屋を彩ってくれています。

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昨日くらいから咲き始めたのはアンジェラ。もともとは先日伐ってしまった松に絡めようと植えたつるバラですが、シュートが長く伸びずうまくクライミングしてくれずにブッシュ型に育っちゃいました。

仕事に出かける直前に春夏コンビを庭でオ○ッコをさせるのですが、その時になって庭の一部の異変に気が付きました。
お隣さんの庭(林)に生えていた高さ10m弱のヤシャブシ?が根元で折れてウチの庭に倒れていたのです。ネムノキやヤマコウバシ、ユズリハなどに覆いかぶさり(押しつぶして)悲惨な状態。がく〜(落胆した顔)
昨日の未明(日曜の深夜以降)にかなり強い風が吹いていたようで、玄関脇でフェンスに絡ませてあったバレリーナ(つるバラ)も、ひっぺがされて地面に倒れていたので、同じ頃に起こったことかなと思います。

カミさんが連絡しに行ったのですがお留守のようで、そのまま放っておくとウチの木々がどんどん傷むので、急遽出勤を遅らせ、チェーンソーを持ち出して敷地内の分(5m以上)を伐ってどかすことになりました。やれやれ。

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山の中に住んでいると、時にこんな自然のイタズラに翻弄されるんですね。
写真は倒木の近くで満開になっているエゴノキの花です。
posted by Tosh at 00:33| Comment(0) | ワンズ日記

2011年06月04日

どろんこ大将は...

今日は良いお天気というよりも暑いくらいになりましたね。
川へ行きたいところだったのですが、日中はいろいろ用事が入ってしまい、お散歩に行けたのは 17時頃からでした。

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しばらく雨がちだったので久しぶりとなる山道へ足を向けることに。

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とは言っても、普段の散歩ルートからちょっと山に入るだけの"アスレチックコース"なんですけどね。

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ここには何カ所か広場があるのと、まず人が来ないので、ナットを庭以外でも自由に走らせてやるのが目的です。

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すぐに激しい追いかけっこが始まります。

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二人でおとなしくしてるなと思ったら、ナットがファルのハーネスを銜えて引っ張ってました。ふらふら
そのうちファルコが教育的指導をおこなうというのは、毎度庭で繰り返されるいつものパターンです。

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もちろん単純に二頭で並んで楽しそうに走ってもいましたよ。
こういうシーンを見ていると、こちらも嬉しくなってきますね!

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と、突然ナットが小川の横でゴロンゴロンしながらクネクネと体中を地面に擦り付け始めました。あ〜ぁ、どろんこになってぇ...もうやだ〜(悲しい顔)
ファルコは今まで一度もを見せたことがないのですが、ナットは庭でも一度したことがあります。匂いを纏う行動だと聞いたこともあるのですが、前回も今回も少なくとも私の鼻でクサいとわかるものではなかったのは幸いです。

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その後は小川をバシャバシャと掘りまくっていたので、足全体が汚れてしまいました。こんなことなら遅い時間からでも川へ行けば良かったなぁ...

なんて考えながらの帰り道、ファルコが堰堤の際に歩いていくと泥が溜まっているところがあったようです。

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きっちり黒いハイソックスを履いて帰ってきちゃいました。がく〜(落胆した顔)
一年あまり前にもツートーン犬になったことがあるし、どろんこ大将はやっぱりアンタの方か!

この季節に(20分ほどですが)山の中の草が多い場所を歩いたので、帰宅後は足を洗うの以上にダニチェックが大変でした。
GWの頃でも山道から帰ってくると二頭で 5匹くらい連れて帰ることが多かったので、今日も付いてるだろうなとは思っていたのですが...

夜中までに発見したダニの数、春夏コンビを合わせると 21匹!!
(川遊び以外で)山に入るのはしばらく自粛した方が良さそうですね。
去年からイノシシが増えてあちこちに出没しているので、それが今年のダニの多さに繋がってるのかな?なんて勘ぐっているところです。
posted by Tosh at 23:56| Comment(0) | ワンズ日記

2011年06月07日

お風呂上がりの散歩

土曜日(4日)の散歩でダニをたくさん連れて帰ってしまった春夏コンビ。日曜にはダニ取りシャンプーをすることにしていました。

どうせお風呂に入れるなら、その前にやっておくべきことがあります。
ナットの水泳練習(の三回目)です。一回目は胸近くまで水があることに馴らし、前回は私が腕で支えて浮くことを少し体験させました。今回はライジャケの力も借りてチョットは泳ぐという行動を覚えてもらおうという算段。
二頭連れだと厳しいので、ファルコにはお留守番をしてもらいました。

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近くの川に到着。ジャケットの装着は嫌がらなかったものの、既に腰が引けて(シグナルも出して)ますねぇ。
ここは段々深くなっている場所なんですが、胸が浸かる前からパニック気味でした。それでも半ば強制的に身体を抱いて(私は腰まで水に浸かって)水に浮かせたのですが...

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手を離した途端にこのとおり。まだ目標までは遠かったようです。ふらふら
でも、少しわかったこともあります。水が流れ落ちる段差の方を向いていると怖くて仕方ないようなのですが、逆の(水の泡が見えない)方を向かせると、しばらくはパニクらずに、(私が支えている状態で)犬掻きをしていました。
ファルコも水が乱流になっている所には近づきたがらないので、ナットはもっと平水面で練習させるべきだったようです。とは言っても、車パニックもあるので遠出をするのも難アリなのですが、本当は琵琶湖みたいな所で練習する方が良いんでしょうね。

川から帰ってきて春夏コンビをダニ取り用と普通のでそれぞれダブルシャンプーをしたら、私の方がヘトヘトになってしまいました。
ちょっと休憩をしてから、完全に乾かす目的もあって夕方になる前にお風呂上がりの散歩にでかけます。

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今回はさすがにダニーの多い山の中へは行かないよ! 残念でした。

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ナットの被毛は、生乾きだとくるくるカールしています。
天気予報ができるかもしれませんね。わーい(嬉しい顔)

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池を回る道路沿いではシャリンバイが咲き始め、マツバボタンも鮮やかな色を見せています。朝の散歩時はあまり花が開いてないし、当然夜は目に付かないので、午後の散歩ならではの楽しみでした。

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途中で会ったお友達も紹介しておきましょう。
チェリーちゃん、12歳。被毛もきれいだし仕草も若犬みたいです!

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黄ラブのスウィーティーちゃんとは、1年ほど前には時々会うことがありました。確か人工関節を入れられたはずですが、以前よりスリムになって元気そうに見えます。バセンジーのナンシーちゃんの他にイタグレとの3頭飼いだそうです。

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週末にはいつもご家族で散歩しておられるマキちゃんち。
今回ファルコは妙に人見知りっぽい行動をとっていたのですが、その分ナットがきっちり甘えていました。

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最後に会ったのは、同じ町内のハナちゃん。ナットとはお互い警戒心があるようでしたが、ファルコとは仲良しです。犬担当のファル、人担当のナットですね。

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お散歩写真の最後は、かーちゃんに甘えるファルの写真をば。

ついでに、庭の花の写真も紹介させていただきますね。続きを読む
posted by Tosh at 23:21| Comment(8) | ワンズ日記

2011年06月11日

雨でバラが傷む前に

今週末は梅雨が戻ってきたようで、ちょっと残念なお天気ですね。

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満開の"白雪姫"が雨でダメになりそうなので、昨日(10日)朝のお散歩の後で、春夏コンビとの記念撮影をしたいと考えたのですが...
ナットはおとなしく座ってくれるはずもなく、ファルコとの大好きなプロレスごっこを始めてしまいました。ふらふら

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ほら、いつものようにアンタはしつこいから、ファル兄ちゃん(って、実年齢はナットの方が上のはずですが)に叱られるんだから...

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しかたがないのでワンズとの写真はあきらめることにしました。

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今年もたくさん咲いてくれてありがとう!

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ほぼ満開のもう一種類のバラがアンジェラです。
背景の黄色いの(ボカシ過ぎちゃいましたね)はニセアカシアの葉。

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リナリアの後ろでは、まだツツジも咲いています。

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ちょっと地味系ですが、ハクチョウゲも。
この花やアベリアって街路樹の垣根にしてあると、なんとなくパッとしないんですが、自然に育てるとなかなか趣がありますね。


実は今からチョコッと蓼科まで出かけてきます。
その前に散歩に行こうと雨が止むのを待っていたら、お昼を回ってしまいました。夜中には帰ってくるから、明日の朝も一緒に散歩に行こうね!

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なんか物足りない感じがするので、先週末の(ダニーに好かれちゃったけどもうやだ〜(悲しい顔)) 楽しかった森の中での一コマも載せておきますね。
posted by Tosh at 12:54| Comment(0) | 庭の様子

2011年06月12日

愛しのイタチ達-1

このブログでもいつか書こうと思ってきたフェレット達のこと、3回に渡って記録に残しておこうと思います。

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友人から、姉さんが飼っているフェレットっていう動物がメッチャかわいいと聞いて興味を持ち始めたのが 1998年の中頃でした。
12月の後半に長男のテト(写真左側で下を向いてる子)を迎え、一週間後には長女のミル(左側で上を向いてる子)がやってきました。そして 1999年の春には次男のプカ(ほぼ真っ白な子)と次女のマメ(ほぼ真っ黒な子:鼻先しか見えてません)が増え、夏には三女のモニ(右側の茶色っぽい子)を迎えたので、1年弱の短期間で 5頭のイタチ達と暮らすことになっていました。

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更に 2001年の秋には三男のピビ(右側で"五平餅"になってる子)がやってきたので、飼っていたのは合計6頭です。が、プカは既に夭折していたので、多頭飼いとしては5頭が最大でした。

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彼らの住まいはこんなケージです。みんな仲良くしていたので、治療中の子を別宅(小型ケージ)に移す時以外はいつも一緒。

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ベッドとなるハンモックをたくさん吊るしてあっても、一緒のところに折り重なって眠っていることが多かったです。
体がメチャメチャ柔らかいので、どこに顔があるのかわからないことも... 上の写真では 3頭いるのですが、手前のミルは"つ"の字になってますね。

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放牧中に何頭かの姿が見えないなと探したら、テレビの裏でかたまって寝ているなんてこともよくありました。基本的に狭い所が好きなんですね。

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なので、自家製のオモチャとして、いろんなものを筒状に丸めたり、ティッシュの空き箱を繋げて迷路を作ったりしていました。
こんなのがゴロゴロ置いてあるので、当時住んでいたマンションは"イタチ屋敷"と呼ばれてたんですよ。

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フェレットは結構頭が良くて遊び好き。歳をとっても子犬や子猫のようなあどけなさを持ち続ける愛らしい生き物です。

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そして、とても個性豊かなんです。上の写真はお転婆娘のモニを迎えた頃のものですが、新入りを追いかけ回す姉御のミル(右)、マイペースのプカ、ちょっと臆病で様子見のマメ、いつも陽気なテト(八つ当たりでモニに噛まれてる)と、それぞれの性格の一端が写っていますね。

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また、警戒心の欠片もないのが彼らの特徴。好奇心の塊で、いろんなことに対してポジティブなチャレンジャー。見ていて飽きることはありません。

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ふかふかのお布団も彼らのお気に入りのオモチャでした。潜り込んで良し、飛び跳ねて良し。お布団を出すとワラワラ集まってきたものです。

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最初の1年目は屋外に連れ出したこともあります。もっとも真っ直ぐ歩いてくれるわけじゃないので散歩にはなりませんけどね。
犬や猫の糞からの感染症のことを考えて外出は止めたので、家を建てることになった時には、庭ができたら彼らを自由に遊ばせてやれると楽しみにしていました。残念ながらその夢は果たせなかったのですが...

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最初の子、テトの名前は"風の谷のナウシカ"からいただいたもの。
その"肩乗り"のイメージに近い貴重な一枚です。
posted by Tosh at 23:59| Comment(0) | 雑記帳

2011年06月14日

愛しのイタチ達-2

一緒に暮らしたフェレット達の写真を一頭ずつ紹介しておきたいと思います。
今回は男の子編。

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最初にウチにやってきた長男のテト。ライトセーブルという毛色です。
この子があまりに可愛らしくて、あっという間に多頭飼いになってしまった罪なヤツです。

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たった一週間だけですが一人っ子の期間があったせいか、私達夫婦のことを最も信頼してくれていた子だったように思います。
新しいオヤツや果物など、差し出されたもの全てを何の疑いもなく食べてくれたのはテトだけでした。私達を見上げている時間も一番長かったですね。

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副腎腫瘍の手術は受けましたが、ウチの子達の中では一番病気知らずの健康優良児だったテト。今住んでいる家の庭で遊ばせることを楽しみにしていたのに、急に体調が悪くなって、建築中の 2007年の1月に 8歳4ヶ月で星になってしまいました。

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次男のプカ。毛色はマークドホワイトです。
大阪の悪名高いペットショップの店頭で見かけて、ガリガリに痩せていた&間違ったフードを与えられていたのを見かねて連れて帰った子です。

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やってきてすぐに全く耳が聞こえてないことがわかりました。生後半年あまりでグッタリしていることが多くなり、心臓疾患/肺水腫が判明。当時かかっていた獣医さんが丁寧な説明もなしに、余命1ヶ月くらいなので諦めろといった物言いをされたのに反感を覚えて転院することを決意しました。
選んだナイル動物病院さんは高速道路を使っても片道1時間近くかかるのですが、全幅の信頼を寄せることができる方達で、その後 8年ほどずっとお世話になりました。

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何としても助けたいという思いを受け止めて尽力くださったのですが、プカは 1歳1ヶ月で若い命を終えることになります。
余りにも早過ぎたこの子の死は耐え難いほどの衝撃でした。育てている他の子達が居なければ、私自身がおかしくなっていたと今でも思っています。

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2001年の夏に迎えた三男のピビ。アンゴラでロイヤルパステルという色。
6頭の中で一番無邪気で明るい性格だった子です。

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やはり副腎腫瘍にはなったものの、あまり病院のお世話にならなかったのですが、5歳になった頃に肝臓に異常が出て、定期的に皮下点滴を受けることになります。一日おきに2時間以上かけて(夫婦で交代しながら)通院を続けた時期もあるのですが、毎日の処置が必要になってからは、自宅で私達自身で点滴をおこなっていました。

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そんな状態でも、ずっと元気そうな明るい行動パターンには助けられました。が、テトがいなくなって数日後に調子が悪くなって、一週間を空けずにこの子も旅立ってしまいました。5歳6ヶ月。
新しい庭でも楽しそうにピョンピョン飛び跳ねてくれるとばかり思っていたのに...

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テトが亡くなった日、私は出張中でした。夜にカミさんから電話が来て...
頭が真っ白な状態で東京の夜の街を歩きながら、無意識に iPodを再生した時に流れてきたのは Jusqu'a Grand-pereの "For You"でした。
ライブでは最後に演奏されることが多く大好きだった曲。がまんしていた涙が堰を切ったように溢れ出しました。

今もこの曲を聞く度に、無邪気なフェレット達の姿と楽しかった思い出が鮮明に蘇ります。
posted by Tosh at 23:59| Comment(0) | 雑記帳

2011年06月16日

愛しのイタチ達-3

フェレット関連記事の最終回は女の子編。

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ミルを迎えたのは、テトを飼い始めた一週間後、1998年の年の瀬でした。
シルバーミットと呼ばれる白いソックスが可愛らしい毛色の美人さん。

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この子はなかなか気が強くて、新入りが来る度にしばらくの間(苛めるわけではないのですが)追いかけ回すというクセがありました。
また、ある時はハンストを決め込み、心配して病院で検査してもらおうとしたら、モリモリとフードを食べてみんなを驚かせたことも。

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お約束の副腎腫瘍にもなりましたし、インスリノーマの発作で大慌てしたこともありますが、一番長生きしてくれたのはこの子でした。
唯一、ミルだけが今の家で一緒に暮らしてくれた子です。ただ、2007年の春頃からは後肢に力が入らなくなり、だんだんまともに歩けなくなっていました。最後の数ヶ月は介護の日々。なので、一緒に庭で遊ぶことは叶わぬ夢に終わってしまったのです。
引っ越してきて間もない7月、8歳9ヶ月で天寿を全うしました。

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次女のマメ。毛色はブラックセーブルです。
やって来た時も一番小柄だった子で、小さくて丸っこい"黒豆"のイメージで、唯一意味のありそうな名前を付けた子でした。

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ちょっと物怖じするところもあり、一番ハイパーになりにくかったのはこの子です。勝ち気なミルとは性格も正反対でしたが、顔立ちもこの子はキュートな可愛らしい感じ。対照的な姉妹?でしたが仲が良くて、マメはミル姉ちゃんの後を追いかけて一緒にいることが多かったですね。

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マメはインスリノーマに悩まされた子でした。手術をしたら副腎腫瘍も見つかって、両方のケアに気を配る必要がありました。
いろんな薬の世話になりながらも、おっとりとマイペースで暮らしていてくれたのですが、2004年の7月に唐突に 5歳6ヶ月で命を終えてしまいました。覚悟もなく別れが訪れてしまったのはこの子だけです。

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三女のモニは初めて迎えたアンゴラ種でした。ライトセーブルという毛色。
普通のフェレットに比べて、さらに陽気で活発なお転婆娘でした。この子は特に頭も良かったと思います。

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ふさふさの柔らかい被毛も魅力的でしたが、いつも何か面白いことを探しているような行動パターンは他の子達とは一線を画するものでした。
アンゴラの面白さに惹かれて、2001年の初夏にピビを迎えたのですが、ほぼ同時にモニが体調を崩して痩せ始めました。しばらくすると首の辺りにいきなりしこりができて... 検査していただくとリンパ肉腫でした。

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まだ2歳過ぎの若さだったので急速に病状が進みます。
プカを 1歳過ぎで亡くした後でしたし、モニまで若死をさせてしまうのは何としても回避したい。ナイル動物病院は代替医療にも積極的な先生がいらっしゃり、抗がん剤に加えて漢方薬やホメオパシーまで処方してくださいました。
ガンになってからでは意味がないかもしれないけれど、アガリクスやプロポリス等のサプリメントも試し始めます(これはミルが居なくなるまで続けていました)。
ですが、どうしても病気を食い止めることはできず、11月に私の腕の中で息を引き取りました。まだ 2歳6ヶ月の若さでした。

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なんか、病気の話とか暗いことばかり書いてしまいましたが、うちに来てくれたフェレット達はどの子もとても魅力的で、たくさんの思い出をくれた私達の子供のような存在です。
今の家で暮らしたミルがいた場所には、以前からケージの近くに掛けていたサインを残してあります。6頭のお骨は庭のメモリアルストーンの下で眠っていますが、私達夫婦の心の中では、テトもミルもプカもマメもモニもピビも元気に跳ね回っているのです。
posted by Tosh at 23:59| Comment(0) | 雑記帳

2011年06月20日

霧の中の六月

鬱陶しいお天気が続きますねぇ。
散歩に行けないことは少ないものの、カラッと晴れることがなく人もワンズも欲求不満ぎみ。雨は降らずとも霧が立ちこめることも多い日々です。

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さて、ナットを預かり始めてから2ヶ月が経ちました。
最初は非常に落ち着きがなかったものの、トレーナーさんの指導のおかげもあり 5月に入った頃からかなり改善してきたと感じていました。が、月末くらいからは少しネガティブな変化も再現してきたのです。分離不安傾向や構って欲しい時の要求吠え(哭き)などです。
これは一方的に悪い変化というわけではなく、ウチでの暮らしにかなり馴染んできたことによって、"甘えたさん"(愛飢え男くんふらふら)な本性をぶつけてくるようになったというように感じています。
実際、1ヶ月経過時には 300gしか体重が増えず 29.3Kgだったのが、5月下旬から徐々に改善して今日の時点では 30.8Kgまで戻ってきました。また、同じ頃から、走っている自動車(特に白っぽい大きめの車)に対する異常なまでの関心も薄れてきたのです。

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放浪していた約一ヶ月の辛かったであろう日々を忘れつつあるの(ストレスレベルの低下)は喜ぶべきことですが、今の生活に馴れてきても当初期待していたほど落ち着かないのはチョット残念にも思います。おそらく庭で繋いで飼われていたのだろうと思われるフシが多いので、室内での生活にはまだ違和感もあるし、私達に受け入れられる甘え方(愛情表現)もよくわかっていないということなんでしょうね。
週末に友人が泊まりがけで遊びに来てくれたのですが、彼と歓談していると "ボクのことを放っておかないで!"とばかりに高い声で吠え続けて閉口しました。普段なら完全無視を決め込むのですが、今回はかなり強硬だったもので (あまり教育上は良くないとわかっていたのですが)ナットを撫でながら話し込むという状況にもなってしまいました。

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そうそう、同じ頃から散歩時にけっこう引っ張ることも多くなりました。もっとも、こちらが立ち止まるとちゃんと待っていられるので、苦労することはあまりないのですが。
総合的に見れば、より安心できるようになって自己主張を始めたということなんでしょうかね。

ナットの少し"困ったちゃん"な面を披露してしまいましたが、ちょっと他の写真も紹介しておきましょう。

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今週初めて会うことができたモモちゃん(5ヶ月)です。
同じブルドッグのサクラちゃんちに迎えられた子。ファルコのパピー時代に匹敵する底抜けのフレンドリーさで可愛らしさ爆発なんですよ!

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毎朝のように出会う友達と(ジンジャー君、尻尾だけでゴメンふらふら)。
こういう時には、ファルコの方がハチャハチャしてて落ち着きのない犬に見えるのですが、家の中では正反対なんですよね。

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いつもの散歩ルートに、見る度に嬉しくなる"ひこばえ"があります。
(たしか台風で傷んだために)昨年伐採された太い幹が写真の中央部にあるのですが、その切り株の周りだけでなく、地表を這っている根のアチコチから新しい若芽がぐんぐん成長しているのです。そのたくましい生命力には畏敬の念さえ覚えます。

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小雨の庭で遊ぶナットも少し紹介しておきましょう。
この写真に写っているウァバは、土曜日にはついに大きなボールも飛び出して全く何のオモチャかわからない状態になってしまいました。もうやだ〜(悲しい顔)

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背景に写っていたのは、満開が近づいてきたバレリーナです。
今シーズンはきちんと剪定もしたので無数の蕾を付けているのですが、連日の雨でかなり傷みつつあるのが心配です。

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ARKさんには、飼い主不明の犬だけで 37頭がやってきたのですが、7割以上の子の飼い主さんが既に見つかっているようです。ネット上の各所に情報を掲載されるだけでなく、ボランティアの方々の協力もあって各避難所に保護犬の情報を伝えて回るといった地道な活動が実を結んでいるのでしょう。頭が下がる思いです。
しかし、ナットに関する連絡は皆無だそうです...

今までの飼われ方と全く違う(と思われる)環境で、しかも留守番の時間が長い我が家に居て、ナットは本当に幸せになれるだろうかと自問することもあるのですが、今は悩んでいても仕方ありませんよね。
止まない雨も、晴れない霧もこの世には存在しないはずですものね!


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今回のオマケ。たくさん実ってくれたジューンベリーを食べに、いろんな鳥が立ち寄ってくれます。ヒヨドリが目立つのですが、これは(たぶん)アオジ。

補記: 今回のタイトルは石井聰亙監督の映画からの言葉遊び。"水の中の八月"は鮮烈な映像美が忘れられない秀作です。ストーリーはむしろ"雨乞い"方向のファンタジーですけどね...
posted by Tosh at 23:55| Comment(2) | ワンズ日記