2012年08月01日

風が止まっていた山

先週は本当に暑い日が続きました。連日、夜の散歩時でさえ風がほとんどなくてムッとしていたのは辛かったです。

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ファルコが一歳の夏(2009年)までは、朝の散歩はカミさんが担当して、私は毎日のように水やりをしていた庭。ナットが来た去年からは、全員で散歩に行くので放ったらかしです。
擁壁の上も草ボウボウ。放任でも毎年少しずつ殖えてくれるキキョウなどはありがたい存在ですが、右側に写っているブッドレアのように勝手にやってきてモサモサに大きくなり過ぎるのは考えものですね。

さて、ナットの病気のことを少し書き留めておきましょう。
7月上旬に再び気になり始めた喉のシコリ。7/8に抗がん剤投与後も全く改善は見られませんでした。次の治療日は 7/22だったのですが、その時点では(4月に治療を始めた頃と同じくらい?)かなり大きくなっていました。
25週のプロトコールだったそうですが、半分が過ぎた辺りで効果がなくなってしまったと判断され、新しいお薬を使っていくことになりました。
その薬は効いてくれました。"うまく合えば、3日ほどで腫瘍が小さくなる"と聞いていたのですが、二日後には触ってもわからなくなっていたのです。

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良い状態で迎えた治療日の29日(日曜)。
いつもより遅めに(とは言っても 7時前ですが)出発したら、途中でへばってしまって早々に切り上げた朝の散歩でした。
久しぶりにルンルンちゃんに会えたのだけが収穫。

で、ナットを診断していただいた結果は、寛解! 首の周りだけじゃなく肩の腫瘍も触診上はなくなっているそうです。
いつものように預けて帰ったのですが、血液検査の結果も特に問題はなく、前週と同じ薬を投与いただいたことを夕方に伺いました。
新しい抗がん剤は、少し便が緩くなるのですが、それ以外の副作用はなく、ナットはいたって普通の状態を維持しています。
ありがたいことです。

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ナットを預けている間に、ファルコと3人で M川に出かけることに。
この川はほとんど木に覆われているので、炎天下でも安心して楽しめます。

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急に落ち込んだ形状の"壷湯"には自分から入ろうとしなかったのですが、オモチャに釣られてダイブしたところ。

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今回のカワウソ君は正面から。

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日曜日はナットの写真が少なかったので、昨日(7/31)朝の散歩時の様子も少し載せておきます。
月曜日の夜から風が戻ってきていました。少し曇り空で気温の上昇もゆっくりだったので、途中までは風を楽しめた山の朝。

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久しぶりに"風の谷"のショットをば。

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途中からは陽射しが強くなって、やっぱり 7時台になると日陰を探して歩かなきゃいけなくなります。
6時までに散歩に出れば良いんですけどね...

おまけ: 夏休みの観察日記の完結編です。

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一つ前の記事の雛の写真は 25日のものだったのですが、これは 29日。
4羽に減っちゃったんじゃないかと心配していたのですが、ちゃんと5羽とも育っていたようです。

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31日(昨日)の朝、いつもよりたくさんのツバメが舞っていました。
"もしや"と見に行ってみると、巣に残っているのは 1羽だけ。それでも親鳥はせっせと餌を運んできていました。
夜にチェックしてみると、もうこの個体もいなくなっていました。
まだ尾羽が短かかったのですが、無事に巣立つことができたようです。
...ちょっと寂しくなります。
posted by Tosh at 23:47| Comment(4) | ワンズ日記

2012年08月07日

あれやこれやの週末

最近、ちょっと更新頻度が落ちちゃってますねぇふらふら
大きな理由は私の夏バテ。なんか疲れていて夜更かしできないんですよね。
というわけで、この週末の様子を写真中心でごまかさせていただきます。

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土曜日はエアコンの修理があったため(実は今週末も...)、遠出の川遊びはできずじまいでした。なので、16時過ぎからチョコッとM川に出撃。

連日の日照りで水量はガタ落ち。苔も増えていてイマイチな状況でした。
# 木々に覆われているので、夕方になると写真写りの悪いこと...もうやだ〜(悲しい顔)

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今回もナットは鵜飼いに専念して、深みには入ろうとしません。

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やっぱり胸が浸かるくらいが限界のようです。

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家に帰って体を流すために、久しぶりに行水用のプラスチックのプール?を出しました。ナットはこれはお気に入りで、去年の夏と同様に狭い容器に飛び込んではしばらく水を掻いて出るというのを何度も繰り返します。ファルコは(お風呂と同じように感じるのか)好きじゃないようで、容器に近づこうともしなかったのと対照的でした。
まぁ、水遊びの嗜好も犬それぞれってことなんでしょうか。

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日曜日の朝のお散歩の写真も一枚。
久しぶりにジロ君と花ちゃんに会えました。

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ナットを治療のために病院に預けた後、お昼過ぎに QUILT CAFEさんに。
左からファル、あいちゃん、POOHちゃん、トッティ君がケーキの切り分けに釘付けわーい(嬉しい顔)。とは言っても、これは人間用のもの。

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実は、POOHちゃん(横向いてる写真でゴメン)、あいちゃん姉妹の誕生日がもうすぐということで、プチお誕生日会が開かれていたのです。
またまた、ちゃっかりお相伴にあずかってしまった我が家でした手(チョキ)

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夕方にナットを迎えに。今回も抗がん剤投与をしていただけたようです(血液検査はほとんど問題がない状態が続いています)。
このとおり、治療直後だというのに暴れたくて仕方がないくらい元気です。

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通り雨が降ってくれたおかげで気温が低めだったので、18時前からお散歩にでかけました。

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そんなこんなで、特別なことはなかったけど、楽しく過ごせた週末でした。
posted by Tosh at 23:59| Comment(2) | ワンズ日記

2012年08月10日

W.M.Harness Bros.

また飽きもせずに、どうでも良さそうなハーネス関連の備忘録。
少し前の記事で Web Master Harnessの良さを再認識したことを書いたのですが、それに関する補足でもあります。

当初このハーネスは、山歩きコースを散歩する際のファルコ用と考えていたのですが、最近では "縄抜け"対策としてナット専用になっていました。
秋以降のことを考えて、ファルにも Web Master Harnessを新調しようと注文してあったのが少し前に到着したのです。

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というわけで、日曜の朝はお揃いの Web Master Harnessを装着して近場の散歩に出かけたのでした。

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お揃いとは言っても、実はデザイン等が変更になっています。
ファルコが着けているのが旧型、ナットの方が現行型です...!?

ファル用に新しく買ったはずなのにこうなってしまったのは、デザイン変更だけだと思って旧型と同じサイズ(M)を購入したところ、現行型はストラップの弛み防止具が追加されたことによって、胸回りがファルにはキツ過ぎたからなんです。

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今回は海外から入手したのですが、旧型を買った国内の某ショップのページには、ストラップが短くなった旨が注記されていましたもうやだ〜(悲しい顔)
まぁ、予定とは異なる形になりましたが、両方にこのハーネスが用意できたわけですし、結果的にはこの割り当てが正解だと思っています。

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違いを見てみましょう。左が現行型、右が旧型です。

すぐに気付くのは、胸や腹に回すストラップの取り付け部の違い。
色が同じになっただけでなく、留め具の半分くらいをナイロン生地が覆っています。おそらく障害物等に引っかかるのを防ぐための改良でしょう。
ストラップに関しては、以前の記事で"各部のベルトが適度に緩むことにも好感をもって"いると書いたのですが、きっちり固定されるようになりました。本格的にスポーツに使うとか、実際にこのハーネスで犬をリフトすることを考えると、今の方が良いのかもしれません。強い力がかかった際に緩むというのは安心でもあったんですけどね...

実際に見比べると、旧型の方が"しっかり作ってある感"があります。
そう感じる理由の一つは、配色等が凝っていてカッコ良かったこと。
もう一つはハンドル部分の加工等が旧型の方が異様に丁寧だった(反射素材を加えた上で巻き込む成形がされていた)のです。

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実は裏側はもっと差があります。旧型(右側)の黒い部分は厚みのあるクッション地が入っていて、グレーの部分は薄くて曲がる部分という作りでした。新型は一様にペラペラでのぺっとしたものに変わっています。
また、胸や腹のストラップのスリーブ(当て布)もシンプルになりました。外側はナイロン、内側はフェルト張りだったのが、両面ナイロンだけのもの(で大きさも小さめ)になっています。

最初見比べた時には、贅沢な作りから大幅にコストダウンされた感じでプレミア感?が減ったのを残念にも思ったのですが、よく考えてみると、それによって困ることはほとんどなく、むしろ使えるシーンが増えたことに気付きました。

以前の記事で、夏にWeb Master Harnessを使いにくいと書いた理由の片方 "濡れた際に被毛が乾きにくい"のは解決したわけですし、(あまり必要のない?)背中のクッション地がなくなったことで熱の発散もしやすくなっているはずですから。
ウォータースポーツ等での使いやすさ(Multi-Purpose)を狙うのであれば、正当な変更と呼んでいいものばかりだというのが私の認識です。

というわけで、やっぱり Ruffwear社は非常に真面目に製品を作り、改良をおこなっている信頼できるメーカーであることを再確認した次第です。

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<ここからの写真は昨日(8/9)の朝のものです>

旧型に比べれば、現行型 Web Master Harnessは雨や水遊びで濡れることが多い夏でもはるかに気軽に使うことができるので、使用頻度の多いナットにこちらを回すのは順当な割り当てだったわけです。

とは言え、気温が高い日中は ナットに(カバー面積の狭い) ERGOCOMFORT Harnessを使うことが多いのですが、以前にも書いたように"後ずさり"に耐えてくれるものではありません。実は少し前にも一度"縄抜け"をされてしまいました。

今週の私が出張で不在の夜、カミさんが二頭引きで近場の散歩に出かけた際に、イノシシに遭遇した(&相手が近付いてくる事態になった)そうです。何かあったら困るので Web Master Harnessを着けていたのと、春夏コンビ共に強く寄って行こうとはしなかったので事なきを得たようですが... ほっ。

というわけで、夜の散歩時にはナットは Web Master Harnessが定番になりそうです。# 病院通いは昼間でもこのハーネスですが。

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ファルの当分の間(夏)のハーネスは、昼も夜も Follow Harnessです。
着たきり雀だけど、カッコイイからいいよね!?

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<エルビン兄ちゃんに駆け寄る春夏コンビです>
posted by Tosh at 23:59| Comment(0) | ワンズ日記

2012年08月11日

振り向き実験 失敗

一週間あまり前に、麻布大学伴侶動物学研究室さんからメールをいただきました。C-barqに協力できると登録してあったので、"振り向き実験"への参加要請です。

この研究室は、"いきもの散歩道"や"だからこそ犬が好き"等の記事で紹介させていただいているように、京都大学のCAMP-WANと並んで、犬に関する最先端の研究をおこなっておられます。もちろん協力したいと考えました。

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先週末に時間を取り損ねたので、今週こそはと思って迎えた週末でした。
協力すべき実験の内容はこのページにまとめてある通りの簡単なもの。
広く協力者を求めておられるようですので、興味を持たれた方は、ぜひ参加してみてくださいね。

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事前段階の、タッパーの蓋を開ければオヤツが食べられることを学習させるステップの様子です。
この後、タッパーの蓋をガムテープで開けられない状態にした際に、その犬が人に助けを求める"協力タイプ"なのか、自分の力だけで解決しようとする"自力タイプ"なのかを、2分間観察するというのが本番の実験。

最初にファルコで実験をした際には、予想どおりに人を見上げる"協力タイプ"的な挙動を示したのですが、なんと時間を計るのを忘れてしまっていたために中止することに...もうやだ〜(悲しい顔)  後で考えてみると、そのままビデオを回し続けて 2分間の動作を検証していただけばそれで良かったのかもしれませんふらふら

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続いてナットも(実験になるのか不安だったのですが)挑戦してみました。
事前段階から鼻先だけじゃなく手を使う様子に "やっぱり..."と懸念を感じながら本番実験。

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悪い予感がそのままカタチになりました。
床に固定していたガムテープをバリバリ剥がして、蓋を開けるために噛み付く始末...がく〜(落胆した顔) 誤食が怖いので、実験は中止せざるをえませんでした。
これまた予想どおり、人の方なんて全く見ない"自力タイプ"のようです。

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少し時間が経ってから、ファルコの再実験。
一時間以上空けるように指示されていたのですが、そこまでは待たずにトライしてしまったところ... ガムテープ付きの本番になったとたん、"どうせ開けてくれないんでしょ?"的なヤル気の無さもうやだ〜(悲しい顔)。"諦めタイプ"という感じですふらふら
後ろでナットがキャンキャン啼いていて集中もできなかったので、明日、ナットを病院に預けている間に再挑戦することにして、またもや中止に。

視線で人に協力を要請するかどうかという点に関しては、二頭の行動パターンは予想どおりのものだったのですが、定量的な実験には全くならなかった酷い状況... 実験への参加は仕切り直しとなってしまいました。


だらだらと面白くない代物ですが、結果のビデオも置いておきますね。


これだけだとツマラナイので、動画繋がりのネタを少し。

以前に"SWEDISH HERO!"という記事を書いたことがあります。
動画の自動加工サービスのクオリティの高さに感動して紹介したのですが、いつの間にかそのサービスは終了しちゃっていました。
もう一度見たい!とたまに検索していたのですが、つい先日、"THE HERO 2"という新しいバージョンを引っさげて復活していることを知りました。
このページです。

今回はサービス終了後も見られるようにキャプチャしてみました。


以前に楽しませていただいたのと同じファルコの写真を使ったビデオです。
今回は英語版は作れないようなので、セリフ自体は全くわかりませんが、どんなことを喋っているかはなんとなく理解できるかと思います。
# オリジナルはこちら


で、新しいバージョンにはナットの画像を使ってみました。
# オリジナルはこちら

やっぱりスゴいですねぇ!!
どうぞ、ご自身でもお試しあれ!
posted by Tosh at 23:54| Comment(0) | ワンズ日記

2012年08月12日

ナットとCaniXを!

また、ハーネス絡みの記事なんですが...ふらふら

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"ハーネス・ジプシー"の記事の最後で "もう一つだけ...注文してある"と書いたハーネスが土曜日にようやく到着しました。

実はコレ、最初に注文したのは Niggelohや Nordkynよりも早い 6/10だったのです。ところが最初のショップは 2日後に "日本には送れない"と断りの連絡が... 6/14に別のショップで注文したところ(督促もしたのですが) 8/2になって "仕入れ先が輸入を止めたから"とまたもや振られましたもうやだ〜(悲しい顔)。# キャンセルするならもっと早くして欲しいものです!ちっ(怒った顔)
8/3に注文したのは K9 Trail Timeというショップで、三度目の正直で 1週間あまりの迅速さで届けてくれたという紆余曲折の代物。

途中で諦めれば良さそうなものを、何をそんなにムキになって入手したかというと... "CaniX"(UK)の公式アイテムみたいだったから。
CaniX? この単語をご存知の方はきっと少ないと思います。というか私自身も3ヶ月前までは知りませんでしたわーい(嬉しい顔)

夏のハーネス探しを個人輸入に拡げた時点で、狩猟関連と犬ぞり関連のショップを重点的に探すことにしました。そんな中でこの名称に出会ったのです。
CaniX より広く知られている単語としては Canicross (Cani-cross)。
カニックスあるいはカニクロスと読むドッグスポーツの一つです。

どんなものかというと、犬ぞり(Dog Sledding) -> Skijoringや Bikejoringの流れを汲んで、"そり"や自転車の代わりに直接人間を犬に引っ張らせるという発想のもの。実際には人間と一緒に野山を走る(Cross-countryする)わけで、ハスキーやマラミュートに限らず多くの犬が持っている"引っ張る"本能を活かしたスポーツと言えます。

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近年、ヨーロッパ各国で人気となり、最近はアメリカにもその流れが。
日本でもカニクロスの名前で競技はおこなわれているようですが、私が調べた限りは 50m、100m、200mという短距離でしか競技がおこなわれていないようです。
ヨーロッパでは、数100m(子供用)から 数Kmというのが一般的で、当然途中には分岐点などもあるので、人の指示に従って進行方向を変えるコミュニケーションも要求されるもののようなんですが...

このスポーツをするにあたって必要なギアは、犬用には引っ張った時に負担の少ないハーネス、人間用にはウェストベルト。それを結ぶ (通常はショック軽減機構をもった?)ライン(リード)だけ。
手軽にどこでも、犬と一緒に(しかも大抵の犬が喜ぶ方法で!)運動ができるということで人気を博しているようです。

百聞は一見に如かず、YouTubeで見つけたビデオを紹介させていただきます。



この他にも、"canix", "canicross"などで検索するとたくさんの動画がヒットします。イギリスでは 15秒といった時間を空けて一組ずつスタートするようですが、一斉スタートのビデオもあるので、ローカルルールはいろいろ違うのかもしれません。

上のビデオでは人間も犬もが和気あいあいと楽しそうですよね!
お使いのハーネスは、X-back(クロスバック)と呼ばれる犬ぞり用をはじめ、いろんなものが使われていますし、それぞれのペアが自分たちのペースで参加できる敷居の低いスポーツのようです。
で、上のビデオ中にも時々出てくる(主催者?の) CaniX UK。そのショップを覗いた際に販売されていたのが、今回入手した Euro Short Harness(と Euro Harness)だったのです。# 現在は取り扱いを止められたように見える上に、サーバ証明書の期限が切れていたりしますが...

長期間待って届いてみたら、モノとしては(予想していたとおり) Zero DCの SHORT Harness (Euro Harnessの方は、同社の FASTER Harness)だったわけですが、背中のベルトにロゴの入った "CaniX(UK)"仕様でした。

とりあえず満足!と言いたいところなんですが、実はちょっと難点も。
このハーネスはネックでサイズを選ぶように指定されています。今回は 48〜56cmに適合する Mサイズを購入したのですが、それほど胸が深くないナットでも後ろ(胸回り)のベルトがギリギリだったのです。
実はこれはある程度予感していたことでした。Nordkynのハーネスを注文した際に、Neckは胸骨の上にかかるように計測することが書かれていたからです。
ナットのカラーを選ぶ際の計測値は首回り 46cm、頭回り 50cm、胸骨までの値は 約60cmです。Nordkynの指示が一般的かどうかわからなかったもので、Lにすべきか迷ったあげく Mサイズを注文してしまったのでしたもうやだ〜(悲しい顔)
この手の(Sled系の)ハーネスを海外に注文される際は、こういったこともあるということにご注意くださいね。

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以前から、ナットと一緒にできるアクティビティを探してきました。
リトリーブ欲は少ないし、ディスクにもあまり反応しない。自由に駆け回るのは大好きだけど、治療のために混合ワクチンも狂犬病予防接種も延期している状態では、いわゆるドッグランには入れてもらえないし...
そんな思いの中で見つけた CaniX。これならナットと楽しめるはず!! と飛びついたわけです。

最初にこのハーネスを注文した 6月上旬は、ナットの抗がん剤治療が順調に進んでいたので、きっと秋には一旦は完全寛解と診断していただけるんじゃないかと勝手な想像をしていました。再発するまでの無治療期間には、気兼ねなく走れるはずだと期待していたわけです。
# 問題があるのは私の方で、ちょっとは減量に取り組まないと一緒に走れないという危機感は持っていましたが...ふらふら

結局、現時点では無治療期間を期待はできないと認識しています。でも、本犬は病気を感じさせないくらい元気で、駆け回るのを喜びとしています。
抗がん剤投与後数日間は控えるべきでしょうが、その合間に CaniXのマネゴトくらいはできると思われます。

中くらいの池の遊歩道や、"迷いの森"などの土の道を昼間に走りたいところですが、この盛夏には無理な話。夜はイノシシとの遭遇や躓くなどの危険があるので、安全な大きな池の周回路(ジョギングをされている方も多い道)を走れればとも思うのですが、こちらはアスファルトの舗装路です。
ファルコが若犬だった頃には、(体を作るために)区間を決めて走っていたこともあるのですが、パッドを痛めたこともありました。ナットに外傷を負わすことはできないとブーツも購入してあるのですが... 初めて装着した時には噛んで外そうとするし、二回目の今回は、足を高く上げて叩き付けるような変な歩き方をしている間に、一つ、二つと脱げてしまいましたふらふら
まぁ、この暑さでは、あとひと月くらい経たないと私自身も走る気にならないので、その間にブーツにも慣れてもらおうと思っているところです。

"CaniX"ロゴ付きの新着ハーネスは少し小さいかもしれないので、とりあえずは別のハーネスと普通のリードを手に持って走ってみるつもりです。
が、慣れてきたら Joring System for Dog-Pulling Activities">OmnijoreというRuffwear社のハーネスとリード、ベルトがセットになったのを買ってしまうかもしれませんケドね
わーい(嬉しい顔)


週末のファルコの写真も少しだけ。

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ナットを病院に預けている間に、"振り向き実験"に再挑戦しました。
今回はなんとかデータになるビデオが撮れました。ほっ。

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雨の予報が出ていた週末でしたが、まとまった降水はありませんでした。
元気がなくなっている庭木のために、そして今度の週末に予定しているご近所ワンズでの川遊びを楽しくするためにも、そろそろある程度の量の雨が欲しいところなんですがねぇ...
posted by Tosh at 23:59| Comment(2) | ワンズ日記

2012年08月14日

特別な普通の休日

前の記事で、雨が降って欲しいと書いてしまったこと、ごめんなさい。
こんな被害が出るようなことを求めてたわけじゃないんです...

今日は、仕事をお休みにして、お盆で実家を訪れる予定になっていました。
春夏コンビも久しぶりに連れて行こうと考えていたのですが、あの大雨...
留守番をさせることにして、その代わり早めに帰ってくることにしました。

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夕方、散歩前の準備体操?
今朝は散歩に行けなかった上に、お休みなのに放っておかれた腹いせなのか、ナットのテンションは高めです。

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調子に乗っているとファルの反撃を食らうというのも"お約束"。

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ひとしきり玄関先でほたえた後、いよいよお散歩に。

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休日の夕方のお散歩なので土の道を選びたかったけど、雨の後なので(泥濘んでるので)毎日通る普通のコースを歩きました。

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いつもとちょっと違ったのは、実家でもらってきたリリィちゃんの形見のサッカーボールを持ち出したことくらいです。

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春夏コンビにとっては、夕方にかーちゃんと一緒に散歩できるってだけで、いつも以上に嬉しそうでしたけどね。

特別なことはなにもない、普通の休日の過ごし方だったわけですが、実はファルコの4歳の誕生日でした。
このところ、家の補修やらなんやらで週末に遠出もしていなかったので、今日は実家に連れ出したかったんですけどね...

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プレゼントは買い置きしてあった 70cm版の Safestix。
このオモチャ、うちの子達に受けが良いです。一人でガシガシ噛んだり振り回したりするのも好きだし、もちろん引っ張りっこもできますしね。

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もっとも、しばらく"取り合い"を楽しんだら、いつの間にかオモチャは関係無しのレスリングになっちゃうのが常なんですけど。

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かーちゃんが作ってくれたケーキを前にして嬉しそうなファル。

うちの子になってくれてありがとう。Happy Birthday!!
posted by Tosh at 23:55| Comment(4) | ワンズ日記

2012年08月18日

心配の種 量産の夏

立秋を迎えた頃から風が吹くようになり、気温もぐっと下がって過ごしやすかった先週。朝の気温は20℃ちょうどくらいの日が続きました。
このまま秋に向かってくれれば良いのにと淡い期待も抱いていたのですが... やっぱりそうは問屋が卸しませんでした。

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今週後半は嫌になるほど暑い日が多かったですね。
また私の夏バテが復活してしまい、ブログの更新も滞ってしまいましたふらふら

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先週は朝の散歩時にも Web Master Harnessをナットに着けていたのですが、今週は(カバー面積の小さい)Ergocomfort Harnessに戻しました。

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一連の写真は16日のもの。この日は曇っていたのでカメラを持ち出したのですが、そんな気になれないほど気温が高い日が多かったのです。

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昨夜、帰宅していつものようにナットを庭に出すと、いきなり液状便!がく〜(落胆した顔)
普通に元気で食欲もありそうなのですが、絶食にして(ご褒美のフードを数個やりましたが)様子を見ていたのですが、夜中までに数回同じような排便。
そろそろ寝ようかという 0時頃に、ゲッゲッという声がするので慌てて見ると、少量のフードが混ざった胃液(というか飲んだ水)を吐いて、すぐにそれを舐めていました。

8/1にも便が緩くなり、後の方は液状便(+血便)になったのですが、今回はそれに加えて吐き気まで。貧血や脱水症状もなさそうなので、それほど心配はしなかったのですが...
夜中の 2時半頃、えずく音で目が覚めました。また少量戻したようです。
次に気付いたのは 4時半。また嘔吐したとほとんど眠ったまま感じた直後に、カランという音が!exclamation&question
飛び起きて見に行くと、透明な液体の横に石が転がっていましたふらふら

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ナットが吐き出した小石(iPhoneは単に比較のため)。最大径は 28mmです。
その後は吐き気は止まったので、これが嘔吐の原因だと思われます。
昨夜の散歩時はいつも以上にしっかり監視していたので、夕べ呑み込んだのではありません。下痢も関連しているとすると、昨朝の散歩時だったのでしょうか... 気付きませんでした。

朝一で病院へ。件の小石は胃で止まってくれていたから運良く吐き出せたわけですが、他にも呑み込んでしまっているかもしれないのでレントゲン。
胃も腸もほぼ完全にからっぽで、何かが詰まっているという心配はなくなりました。が。あの石が腸まで進んでいたら...と考えるとぞっとしますもうやだ〜(悲しい顔)

約2週間前の下痢の際には、原因として暑さが一つ考えられると同時に、何か腸を傷つけるものを口にした可能性が指摘されました。それまでオヤツとして与えていたブタ耳やアキレスが原因だったかもしれないということで、それ以降は(ファルコにも)一切食べさせていません。
今回はこの小石自体か、同時に呑み込んで既に排泄された もっと小さな石か砂利が下痢を引き起こしていた可能性が高そうです。

下痢止めの注射をしていただき、少しずつフードを与えて様子をみてきたのですが、吐き戻すことも、下痢をすることもなく今に至っています。
とりあえずは一安心というところです。

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明日は抗がん剤投与の予定日ですが、ちゃんと治療を受けられるかなぁ...
こんな状況なんだから(て言うか、どんな状況であろうとも!)、もう石なんて食べないでよ、ナット!

オマケ: 今日撮った夏っぽい写真を連発で。

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ウチの庭でも、ようやくサルスベリが咲き始めました。

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今の時期、丈のある草花ではシンテッポウユリが一番目立ちます。

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鳴き声はそれほど目立たないのですが、見かける回数が多いアブラゼミ。

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お昼過ぎから空が曇り始めてゴロゴロ言い出しました。
初めて稲光の撮影に挑戦してみたのですが、なかなか期待する場所では光ってくれませんねふらふら
posted by Tosh at 23:59| Comment(0) | ワンズ日記

2012年08月20日

ご近所ワンズと川へ

昨日の朝、ナットのウンチは平常に近い状態に戻っていました。嘔吐も一度もないし、食欲や元気も問題なさそうわーい(嬉しい顔)
予定どおり午前中に病院に行き、治療のために預かっていただきました。

お昼過ぎからは、お散歩友達と待ち合わせてファルコを連れて川遊びに。

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10人と4頭でやってきたのはM川。
# 珍しく先客がいらっしゃいました。

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参加ワンズは、左手前からゴン君(普段はゴンちゃんって呼んでますが)、ジェイミーちゃん、マーブルちゃんとファル。
ゴン君とジェイミーちゃんは泳げる川遊びは初めてだったそうですが、いやぁ、初体験だと思えないほど、着いた直後から弾けまくり!

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この川は水量が豊富な時の方が面白いのですが、このところの降水量の少なさであまり流れがありません。少し遊ぶと藻?が巻き上がって濁ってしまうのが残念でした。上流から流れてくる水自体は透明できれいなんですけどね。

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(時折深みにも落ちて)水しぶきを上げながらレト3頭が水の中を爆走するのと対照的に、マーブルちゃんは岸をチョコチョコと駆け回ります。
泳いだこともあるし、水が嫌いというわけではなさそうですが、可能なら陸を行きたいタイプ。と言うか、レトが異様に水好きなだけですけどねふらふら
そんなマーブルちゃんが泳いでいる貴重なショットです。

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ゴン君は積極的に自分からは泳ぎませんが、ナットのように深みを嫌がるわけではありません。まだ1歳にならない子なので、今後きっと化けるはず。
# ファルだって最初は深みを避けてたので、それよりは素質アリです。

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大きな"壷湯"にはきれいな水が満たされていました。
水に濡れると見分けが付かないほど似ていたゴル二頭。この写真はジェイミーちゃん(左)が泳いで取ってきたウォーターダミーを、ゴン君(中)が奪いに来たところ。不参加のナットの代わりに"鵜飼いのゴンちゃん"出現ですわーい(嬉しい顔)

そうそう、ジェイミーちゃんはこの急深の淵を全く気にすることなくダイブしていましたから、ファルコより水に見境がないのかもしれません。
おまけに、垂直に近い壁をジャンプしてよじ上った時にはみんなビックリしちゃいました。日頃お姉ちゃん(人間です:左端)とボール遊びで鍛えているだけありますね!

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M川を後にして H峡にハシゴすることにしました。
良いお天気に恵まれてもいたので、人が多いことは覚悟していたのですが... 今まででダントツに混み合っていましたがく〜(落胆した顔)

川を遡上するのは諦め、空いている場所を探してハイキング道を少し散歩。
ジェイミーちゃん、帽子を冠って"ノリノリ娘"から"お嬢様"に変身ですわーい(嬉しい顔)

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BBQ客の途絶えた上流の浅瀬で一遊び。# 手前がゴン君です。
ワンズ以上に水に浸かっていたジェイミーのお姉ちゃんでしたわーい(嬉しい顔)

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この辺りからゴン君はちょっと疲れ気味になってきたのですが、ファルコとジェイミーちゃんの"水癖の悪い"コンビはまだまだ絶好調。
ボールやダミーを放ってもらっては、派手な水しぶきを上げていましたよ。

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川面に踏み出すべきか逡巡しているマーブルちゃん。
# "あの子達、何がそんなに面白いの?"と思っていたかもしれませんね。

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ボールを銜えて "いたずらっ子"の目をしているファル。
こんな表情をする時は、やる気満々なんですよねわーい(嬉しい顔)

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恒例?のカワウソ犬、今回は二頭です。むろん、ジェイミーちゃんとファル。
H峡に来たのにほとんど泳げなかったのが未練で、後片付けを始められたグループの脇を通らせていただいて "プール"の一つにも立ち寄ったのです。

更に上流で遊んでいる人がいたので、水はすこし濁り気味で残念ふらふら
ゴン君も泳がそうとボールで誘うのですが... "今日のところは陸番"といった感じで釣られてはくれませんでした。次回はぜひ!

やっぱり川遊びはたくさんで行くと楽しさが増しますね手(チョキ)
ぜひ、またご一緒くださいね! > 参加くださった皆さん。


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帰宅してすぐにナットを迎えに。
血液検査も問題なしで、今週も抗がん剤治療をしていただけたそうです。

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今回の水遊びはナットを置いてきぼりにしちゃったけど、とーちゃんと二人、水入らずで夕方の散歩に行ったので カンベンしてね。> ナット
posted by Tosh at 18:33| Comment(4) | ワンズ日記