2012年11月05日

色付く秋の夕方

昨夜からは少し暖かくなりましたが、先週は寒い日が続きました。5℃台まで冷え込む夜が多く、山は秋の装いが進んでいます。
去年に比べると少し紅葉が早いような気がしますね。

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我が家のメインガーデンもずいぶん色付きました。とは言っても、左側の鮮やかな赤のモミジや右上の黄色いユリノキはご近所さんのですけど。

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玄関側のヤマモミジが一番美しい状態を迎えました。

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今年の秋の嬉しい一枚。
4年前に二本植えたカキの片方(たしか渋柿の方)が初めて実を付けました!
たった5つだけど、100%自家製の干し柿が作れそうですわーい(嬉しい顔)

お天気の良かった土曜日、となり町に引っ越して来られた Mさんが遊びに来てくださいました。半年ほど前に初めて会った英ゴル軍団?の飼い主さん。
楽しい話に夢中になって、一頭だけ連れて来てくださったシエラちゃんの写真も撮らずじまい...ふらふら 今度会った時には忘れないように!

このところ朝の写真が多かったので、今回は土曜日の夕方の様子をば。

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お散歩に行く前に、少しダミーでモッテコイ。
この時は(たまたま)うまく真ん中を銜えて少し運んでくれたのですが、やっぱり途中で放り出してしまいましたふらふら
考えてみたらヒールもちゃんと教えてないので、ナットがGRTの競技会に参加できるのは、まだまだ先になりそうです。

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ファルコの方はというと、また端っこの方を銜えてるし、ちゃんと手に渡してくれないし... うーん、前途多難やなぁたらーっ(汗)

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で、お散歩に出発。
"お得コース"の山道も、黄色い葉が目立つようになっています。

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真ん中の池まで帰ってきました。
ちょっと曇ってきて、期待していた夕焼けは見られませんでした。残念。

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大きな池の前でのツーショット。

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集会所の"カフェ"(の自販機)で飲むものも、暖かいものに変わりました。
街灯がつく時間で色合いが悪いですが、とびっきりの笑顔のナットです。

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ファルは、ちょっとあどけない感じに写った一枚を選んでみました。
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2012年11月07日

こんな所で...!

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日曜日の朝の散歩は、家族みんなで山道へ。
ハイキングコースは、やっぱり光の降り注ぐ時が気持ちいいですね。

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ファルコにとっては、枝がそこらじゅうに落ちているのも嬉しいようです。

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小さな池と真ん中の池との間の小道。
泥濘対策で小石が敷いてあるので、ナットと池の回りを走る時にもここだけは歩かなきゃいけない場所です。

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大きな池の脇、通称"四角"でジェイミーちゃんと会えました。

ちょっと用事があったもので、春夏コンビを連れて午後から実家へ。

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ファルは母にボール遊びをせがむのですが、ナットは無関心。
少し前に飼い始めた(正確には預かり始めた)猫の臭いが気になるようで、庭中を嗅ぎ回る方が面白かったようです。その猫 イチノスケは隠れてしまっていたので、"ご対面"はできずじまいでした。

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刈り取りの終わった田んぼの広がる、私が子供の頃から変わらない田園風景の中に散歩に出ました。

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小さな川を渡って、向こう側の河川敷を帰り始めた時、対岸を黒い中型犬を連れた女性が来られるのが見えました。黒ラブかフラット。
トイ系以外の洋犬をあまり見かけない地域なので、珍しいなと目をやると、"ゴールデンとラブラドールですか?"と声をかけていただきました。"そうです"と答える私。

少し距離が縮まって、先方もラブラドールだとわかりました。川を挟んで(大声での)会話が始まります。
"どこから迎えられたワンちゃんですか?"との問いかけに "岡山県の方から"と答えると、ちょっと息を呑むような間合いの後で "やっぱり! うちの子もそうなんです"との返事。なんと同じ犬舎出身の子だったのです!!

こうなると川越しの会話はもどかしくて仕方ありません。200mほど先の橋まで駆けていくことにしました。

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ジャーン、お散歩中に初めて遭遇した同犬舎の子。デュラン君です!
兄弟や従兄弟の関係ではありませんでしたが、たしかに同系統のお顔。ファルコはやや線が細い感じがするわけですが、デュラン君の方はより英国ラブラドールらしいしっかりしたハンサムでした。

ファルの毛色を見て "もしや"と思われたそうで、やはり同じ犬舎の子と出会ったのは初めてとのこと。しばしラブラドール談義に花が咲きます。
性格(行動パターン)もかなり似ているようです。"この子が来てくれてから世界が変わりました"とおっしゃった言葉に、大きく頷く私でした。

今度はいつになるかわからないけど、また会える日を楽しみにしていますね。> デュラン君、お母さん
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2012年11月10日

安堵で美しい紅葉

ファルナツ地方、今年は紅葉の当たり年のようです。
この地に越して来てから6回目の秋ですが、ウチの庭だけでなく、ご近所さんの庭木も、山も、最も鮮やかな葉色を楽しませてくれています。

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昨日(11/9)、仕事をお休みにして、ナットを病院へ連れて行きました。
実は、今週は(というか特に昨夜は)いろいろと大変だったのです。

水曜日の夜、出張から帰宅した私はナットの異常に驚かされました。
喉のしこりの周りが(10数センチの径で)大きく腫れて垂れ下がっているような状態になっていたのです。本犬もあきらかに辛そうな様子。
カミさんの話では、その朝は少しテンションは低かったそうですが、普通に散歩に行けたし顕著な腫れはなかったはずとのこと。

その夜はほんの少し連れ出したものの、木曜日の朝以降は、室内で少し歩くだけでハァハァと音を立てて息をする状態。とても散歩に行ける状態ではありませんでした。ナット自身の表情も暗く、水を飲むのさえ大儀そう。
いつものがっつくような食べ方でこそありませんが、食欲はあって、何度かに分けて与えればちゃんと全量を食べてくれるのと、便の状態が良いのだけは救いでしたが。

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木曜は病院がお休みの日なので、電話で少しアドバイスをいただいて、金曜日が来るのを待ちます。
水曜日のような大きな変化(悪化)はなかったものの、より元気がなくなり、便も緩くなって、正直に告白すると気が気ではありませんでした。

そして、昨日。
まだ自力で車に飛び乗る体力があることにホッとしながら病院に。
前回(と前々回)の抗がん剤は期待する効果を発揮しなかったわけなので、新しいお薬に切り替えていただくことになって預けて帰りました。
迎えに行くまで時間はあったのですが、さすがに仕事に出かける気にはならず、庭でファルコと過ごしたのでした。(写真はその時のものです)

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夕方、ナットを連れて帰ると、今度はファルの様子が変です。お腹にガスが溜まっているような状態で、盛大な下痢... 加えて、嘔吐くそぶりまで。
まだ診療時間内だったので、(気になるもののナットは家に残して)かかりつけの獣医さんに急行。
レントゲンでも大きな異常は見つからず(深刻な原因ではなさそうで)、嘔吐止め、下痢止めの処置をしていただいて帰宅しました。

実はそれからが大変でした。
ナットは水を飲むたびに嘔吐(4回)、ファルは頻繁に下痢(合計5回)... タイミングが重なると悲惨な状態になってしまいます。

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二頭とも水も与えないことにして、完全絶食で過ごした夜が明けました。

ファルの下痢が今朝まで続いたのは懸念材料ですが、飲み薬で何とかなりそうな気配。元気はずっとありますので、一過性のものと思われます。

そして、ナットに大きな改善が!
浮腫むように大きく腫れていた喉が、一晩で以前の状態に近いところまで治まったのです(しこりはまだありますが)。
しぐさ、表情も良くなり、何よりも目に輝きが戻ってきました。
水曜の夜以降、オモチャの類い、ファルコとの遊びにも全く興味を示さなくなっていたのですが、久しぶりに紐付きボールを(ちょっとだけですが)振り回してくれた時には、思わず涙がこぼれそうになりました。

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午後、四日ぶりに家族全員で散歩に出かけます。
ご近所の見事なモミジを背景に記念撮影。

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ちょっとだけ山道(イノシシのトンネル)も通ったのですが、二頭とも嬉しそうに先を急ぎます。すっかり以前と同じ状態。

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ワンズの改善を祝うかのように、艶やかに色付いた池の脇のモミジ。
こんなシャキッとした凛々しいナットの表情も久しぶりです。

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帰り道、ピンク色の美しい紅葉を見つけました。
今日の記念に、ウチの庭にも植えようかなぁ。
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2012年11月13日

たった10時間で

週末、ナットはどんどん元気になりました。
各所のしこりも少し小さくなったように感じ、急に病状が進んだ先週の7日より前の(最近の普通の)状態よりも明らかにイキイキしてきました。

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<これは先月末に撮った写真。今回の写真はどれも少し前のものです>

散歩中も先を急いで引っ張ることも多くなり、本来なら窘めるべきところなんですが、一週間前より元気になってくれたことが嬉しくて、好きなようにさせてしまう始末。

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この写真自体は今月初めのものですが、オモチャを振り回して踊るお得意の遊びも復活し、私との引っ張りっこを楽しみ、ファルコにバトルを仕掛けることも。昨夜などは、あまりに元気一杯なので、風邪気味の私では目が行き届かないだろうと、サークルで寝かせるくらいでした。

今朝、(私はちゃんと起きられなかったので行きそびれてしまったのですが)散歩で犬友達の皆さんに元気になったことを喜んでいただいたそうです。
帰ってきてからも、ソファーで横になっている私の顔を舐めて(元気づけて?)くれたりするので、先週金曜日の治療の効果を本当にありがたく思いながら仕事に出かけました。

ところが...
帰宅してみると、ナットの様子がおかしい。
大儀そうに立ち上がり、顔を上げずに目だけで私を弱々しく見つめます。
小さくなっていた喉のしこりの周りがまた大きく腫れていました。前肢に力が入らないようで、少しびっこをひくような歩き方。たった10時間足らず留守にしている間に、ナットはまるで老犬のように変わってしまいました。

自力でトイレには行けるし(血便や軟便ではありませんが、あまり消化されずにフードがそのまま出ているような状態)、食欲だけはあるのですが、昨夜の元気が嘘のように、ドッグベッドで荒い呼吸をしながらじっとしています。

先週水曜日の夜よりも急に悪化した状態に思えますが、幸いなことに、明日は休診日ではありません。
きっとまた元気にしていただけるはず。

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実は今日は、ファルコがウチに来てちょうど4年になった日です。
このところ、あんたにあまり構ってやれなくてごめんね。> ファル
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2012年11月17日

GRT仲間が増えそう

一つ前の記事で、火曜日にナットの状態が急に悪化したことに触れました。
水曜日に診断いただいたところ、ぐったりとし、足も弱ったようにふらつく直接の原因は高熱が出ているためだろうとのことでした。
たしかに、解熱剤を処方いただくと、それが効いている間は少し表情も戻ります。が、半日もしない間にまた熱が(40℃以上に)上がることの繰り返し。喉の腫瘍が増大しているように思え、早く次の薬に期待を寄せたいところですが、高熱が続いている状態では抗がん剤治療は難しいとのこと。(休診日も含めて)毎日診ていただいているのですが、今日の時点ではまだ積極的な治療ができていません。

昨夕、右後肢が少し腫れていると気付いたのですが、みるみる浮腫んで数時間で左足に比べて3倍くらいの太さにまで腫れてしまいました。胸のリンパ節にも浮腫が目立ってきて... その変化の早さには言葉をなくしてしまいます。
その一方で、昨夜からは少しずつ高熱は落ち着きつつあります。今朝はまだ 39℃以上の熱があったのですが、水曜日以降で初めて自力で車に飛び乗ってくれた時には、"きっとまた元気になってくれるはず!"と自然に思うことができました。
毎晩、時間を決めて体温を測り、解熱剤の座薬を入れてやっていたのですが、今夜は 38℃余りしかなかったので、投薬を止めています。明朝も高熱が出ていないようなら、ようやく抗がん剤治療を受けられるかもしれません。


さ〜て、楽しい話題も書いておかなくっちゃ!

今日は久しぶりにファルコを連れて QUILT CAFEさんに出かけました。
半月前に遊びに来てくださったMさんが GRTに興味がお有りとのことで、ゆのんさんとハナ母さんにお引き合わせしようというのが主旨。

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今回連れて来てくださったゴールデンはマルス君。まだ一歳のお子ちゃまで元気一杯!
あいにくの雨だったもので、初めて訪れた時以来、泥んこになって店内を汚しまくる常習犯のファルをお庭で自由に遊ばせるのは気が引けました。そうすると、遊びたい気持ちが昂ってマルス君以上にテンションが高かった(より正直に書けば、落ち着きのなかった)ファルコですふらふら

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Mさんちからはもう一頭、黒ラブの桜子ちゃんが来ていたのですが... なんと写真を撮り損ねてしまいました。
ほんの少しでも写っていたのは、かろうじて背中と尻尾の一部が見えるこの一枚だけもうやだ〜(悲しい顔)。ごめんね、桜子ちゃん。

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騒がしいファルコと対照的に、今回も一番落ち着いていたのは歳下のPOOHちゃんでした。あくびの変顔で失礼!

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ゆのんさんはバニラちゃん(中)を連れて来られました。
ちょっとだけだけど、一緒に庭を走ってもらえて良かったね!ファル。

で、Mさんも GRTを始められることになりそう?です。
タイトルには"GRT仲間"なんて書いちゃったけど、一昨年にちょっとやっただけで全く遠ざかっちゃってるから、そろそろ練習を再開しないと私とファルコは"仲間"に入れてもらえないかもしれませんね...ふらふら


ナットの写真が全くないのも寂しいので、ちょうど一週間前のものを少し。

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久しぶりにジロ君、花ちゃんに会ったのに、"人担当"のナットは我関せず...もうやだ〜(悲しい顔)

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ファルもあまり愛想良くなかったので、ジロ君に申し訳なかった日でした。

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もう一枚、"風の谷"での一シーン。
かーちゃんが(トリーツの入った)ポケットに手を入れると、その一点を凝視するファルコに、期待で思わず舌なめずりしちゃうナット...ふらふら
いじきたないのは二人ともですが、どちらかというとファルの方が食い意地が張ってて、みっともなく感じることが多いよねわーい(嬉しい顔)
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2012年11月21日

乗り切ってくれたね

ナットの病気のことを少し書き留めておきます。

11/9に使っていただいた抗がん剤はうまく効果を発揮したかに思えたのですが、13日に急変したことは記事にしました。本来なら16日にはまた別のお薬を試していただくべき状況ですが、(主に高熱のために)体調が整うのを待たざるをえなくなりました。
その間に各所のリンパ節の周りに浮腫が出るとともにしこり自体もどんどん増大していきます。もっとも顕著だったのは右後肢で、腿から指先までぱんぱんに浮腫んでしまいました。

次の抗がん剤治療を受けることができたのは一昨日(19日)。
夕方に連れ帰った時に、右後肢のリンパ節の辺りが濡れているのに気付きました。大きく腫れている部位を舐めたのが原因なのか、皮膚に穴が開いてリンパ液が漏れ出していたのです。その結果、グローブのように腫れていた足は普通の状態に近いところまで戻っていました。
昨日の朝も、時おりポタポタと滴る状態で、リンパ節のしこりが小さくならない限り体液の漏出も止まらないかもしれないと聞き、今回の薬が効いてくれるのをより一層強く祈らざるをえませんでした。

そして、今日。
薬の効果が現れてきました。問題の膝窩リンパ節はかなり小さくなり、鼠蹊部など下半身を中心に各所のしこりが縮小してくれたのです。今夜の時点では、リンパ液の滲み出しも止まったように見えます。

先週の水曜日(14日)から8日連続での通院。点滴やステロイドと抗生剤の注射を続けていただいた甲斐あって、ようやく経口薬で様子を見られる状態にまで改善してくれました。
ありがとうございました。> 先生方
そして、がんばってくれて本当にありがとう。> ナット

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ひさしぶりに撮ったナットの写真。右後肢を少し引きずるようにしていますが、きっと近いうちに散歩にも行けると思います。

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感染症を起こすわけにはいかないので、右脚を舐めないようにカラーを着けられてしょげてるナットです。もうちょっとの辛抱だからね。

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ナットにかかりっきりで、私自身はファルとの散歩も夜に数回行っただけ。
連休はお出かけしようね。
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2012年11月24日

みんなに愛されて

連休初日の昨日(23日)、家族全員で京都に出かけてきました。
少し前までナットの状態が酷かったのに(というか まだ本調子ではないのに)遠出をさせたのは、ひとえに私のわがままです。
一昨日の夜まで、私も正直言うと迷っていましたし、カミさんは反対していました。当然のことだと思います。が、昨朝は本当にナットの調子が良さそうだったので、彼女も私の無理を聞いてくれたという状況でした。

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実は昨秋ファルコとお邪魔したCAMP-WANの調査の予定があったのです。
秋口に協力依頼を受けたものの、ちょうどナットの腫瘍が再び目立ち始めた時期だったもので延ばし延ばしになっていました。少し安定したと考えて(具合がばたばたと悪くなる前の)10月末に予約を入れさせていただいていたのが昨日でした。

一週間前の時点では、ファルコも含めてキャンセルさせていただくのが正しい(迷惑をかけない)とわかっていました。が、断りの連絡をすることは、ナットの回復を諦めることのような気がして、書きかけたメールを出せずじまい。そうこうする間に、予想していた以上に抗がん剤が効いてくれたわけです。
直前になってからですが、ナットの容態が悪いようならファルコだけを連れて行く旨を連絡したところ、前回もお世話になった高岡さんから"無理をしないで"との言葉もいただいていました。

が、あまり問題がなさそうなら、私は多少のリスクは覚悟の上で、ナットを連れて行きたかったのです。
ナットは落ち着きがない(興奮しやすい)ので、調査にならず研究で使えるデータが取れないかもしれないことは事前にご理解いただいていました。それでも、ナットという犬の行動を、研究者の方に見てもらっておきたかった。どこかで、犬と人を繋ぐ研究に寄与してくれるかもしれないという希望を持っていたかった...

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まるで奇跡のように、一昨夜には平常を取り戻したナット。
もちろん負担になることはわかっていましたが、迷いを吹っ切って連れて行く覚悟を決めるのをナットが後押ししてくれたようにも思えました。

上の二枚は、調査室に出向く前にトイレ休憩(と時間調整)のために立ち寄った宝ケ池公園でのもの。秋の京都の渋滞でギリギリになっていたもので、散歩が全くできなかったのは残念でした。

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調査の方はというと... ナットは予想どおりの落ち着きの無さもうやだ〜(悲しい顔)。まともなデータにはならなかったような気がします。
CAMP-WANのブログでは "おふたりとも落ち着いていて"なんて書いてくださっていますが、さすがにソレはリップサービスが過ぎるでしょう!ふらふら

でも、ファルコとともに皆さんに可愛がっていただけたナット。きっと良い思い出にしてくれたと思います。


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昨日は終始ごきげんさんで興奮状態が長く、さすがに少し疲れたさせてしまったようで、今朝のナットはちょっとテンション低め。
が、軽いお散歩には問題がなさそうです。本当に久しぶりに、家族揃ってのお散歩に出発しました。

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誰にも会えないのを残念に思いながらも、池をぐるっと回るのは止めて、早くも紅葉の終わりかけた園地の辺りで引き返すことにしました。

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と、"三角"まで戻ってきたところで、ずっとナットのことを心配してくださっているポンタ君のお母さんとお父さんがやって来られました。

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今度はジェイミーちゃんと柴三郎君達。
まずは、柴君のお母さんに回復を喜んでもらったナット。

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次はジェイミーのお母さんに撫でてもらってうっとり。

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大好きな柴三郎君とも挨拶をできて良かったね!

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ゴン君ちも来られて、お母さんに甘えるナットと、レトらしい挨拶に興じるジェイミーちゃん、ゴン君とファルコ。

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ガク君のお父さんもずっと気にかけてくださっています。

夕方の散歩はショートコースでしたが、エルビン君とお母さんに会えてお祝いの言葉をいただきました。

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もちろん今日散歩で会えた皆さんだけじゃなく、多くの方々がナットのことを気にかけて心配してくださっています。本当にありがたいことです。

皆さんの愛情を受けとめて、もっと良くならなくっちゃね、ナット!!
posted by Tosh at 23:59| Comment(0) | ワンズ日記

2012年11月26日

秋の夕陽とお月様

ナットはずいぶん良くなりました。まだ右後肢の(リンパ液漏出の)傷口が完治はしていないのと便が緩いことを除けば、ごく普通の状態に戻っています。
半月前に比べると(喉などの)腫瘍は大きくなってはいるのですが、一週間前からすると各部位ともに何分の一かに縮小してくれました。

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あまり激しく絡みはしませんが、ファルコの挑発に乗って少し引っ張りっこもするようになりました手(チョキ)
# 今までも、ステロイド剤投与時はあまりテンションが上がらないのです。

昨日(25日)の夕方の散歩時の写真を少し載せておきますね。

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モミジは散ってしまったものも多く、今はナラ類の黄〜茶色が目立ちます。
今年は春も短かったですが、秋も駆け足で過ぎ去りそうで、ちょっと寂しいですねぇ。

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ディーン君とポチ君(ナットの尻尾で隠されちゃってますふらふら)を見つけて駆け寄る春夏コンビ。と言っても、近くまで行くとナットは素っ気ないんですが。

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ハナちゃんとお母さんとも久しぶりに会えました。
# 相変わらず、オヤツをもらえる時だけはお行儀の良いウチの子達...わーい(嬉しい顔)

ハナちゃんは重病から復活したんだから、ナットも見習わなきゃね!

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ちょうど山の端に陽が落ちる時間帯。東の空にはお月様が昇ってきていました。

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吐く息が白くなり始めた山の夕暮れです。
posted by Tosh at 23:33| Comment(7) | ワンズ日記