2013年01月01日

新しい日の迎え方

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新しい年が始まりました。
ウチのテラスから眺めることができた初日の出です。

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まもなく太陽は雲の中に隠れてしまったので、新年最初の散歩はちょっと薄ら寒い感じになってしまったのが残念でした。
もっとも、ファルコは3人で山道に出かけられるだけで嬉しそうでしたが。

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ウチでも-3℃以下だったので、地面はガチガチに凍っているところも。

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これ、霜柱です。5cm以上に伸びているんですよ!
一昨日にたくさん雨が降った後に冷え込んだという条件が揃った結果です。

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"カフェ"まで帰ってきて、(自販機の)暖かい飲み物をいただいてほっと一息。
かーちゃんを見上げる、ちょっとかわいいファルの写真を選んでみました。

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お昼頃には私の実家に出かけました。
おせちでパンパンに膨れた腹ごなしを兼ねて、早い時間から散歩に。

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水溜りを見つけると、その中を通らないと気がすまない性格なもので、いつの間にかお腹や足は泥だらけ... 今年は川に入らなかったので良しとするか。

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元日と言っても、ファルコにとってはいつもと同じ"新しい一日"。
私たち人間は、特別な節目の日と感じるけれど、裏を返せば普段は漫然と暮らしているということなのかもしれませんね。

毎日を(元日のように)新鮮な気持ちで迎えられるようにしたいものです。
今年もよろしくね、ファル。
posted by Tosh at 23:59| Comment(0) | ワンズ日記

2013年01月04日

お正月の浜松-2013

元日には私の実家にお年賀に行ったのですが、2日からは一泊でカミさんの実家に出かけてきました。2年前と同じでファルコ連れです。

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昨日の朝は、恒例の中田島砂丘での散歩に行ってきました。
例年より気温が低かった上、遠州の乾っ風がビュービュー... 寒かったです。

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ファルコは終始テンションが高く、久しぶりの砂浜を駆け回っていました。
もちろん、落ちていた棒を投げてもらうのは何よりの楽しみ!

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派手にスライディングキャッチを決めてくれるのですが...

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口の中が砂だらけになるのは、さすがに気持ち悪いようですもうやだ〜(悲しい顔)

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それでも、何度も何度も同じことを繰り返していましたよわーい(嬉しい顔)

強い風で地面の近くは砂嵐のようだったりしたので、全身砂まみれ。
目やにをとってやろうとしたらジャリジャリした砂が涙で和えられたものだったりしましたがく〜(落胆した顔)。目は大丈夫だったかしら...

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モッテコイをしなくても、ご機嫌さんでアチコチ走っていたので、かなり楽しかったようです。

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(本来の意味での)フライング・ファルコ! # 顔が写ってなくて残念。

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今度は暖かい季節に来て、波と遊ぼうね!

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帰路に着く前に、引佐にある天小屋さんに立ち寄って、遅めの昼食を。
お店に着くと雪が舞っています。浜松(北区だけど...)で雪を見るなんて!

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このお店、テラス席ならワンコと一緒にお蕎麦などをいただくことができるのです。義妹夫婦から、遅い時間ならワンコが集まっているかもしれないと聞いていたのですが、(お正月時間の)閉店ギリギリだったので、さすがにウチだけでした。その代わり、スタッフの皆さんに可愛がってもらったファル。良かったねぇ〜手(チョキ)

# 上の写真で遠景が白いのは、一時激しく舞っていた雪なんですよ。


最後にオマケで遠州灘のビデオを置いておきます。
が、寒さと強風でカメラが安定していなくて...酔いそうな代物たらーっ(汗) それでも構わないという方だけご覧くださいね。


posted by Tosh at 19:49| Comment(2) | ワンズ日記

2013年01月06日

氷上ノリノリ娘

寒い日が続いています。時おり雲が湧いて雪が舞うことはあっても積雪は皆無で、良いお天気と言える年始休暇終盤でした。

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長いお休みの最終日。今朝は3人で"お得コース"へ。
何度も棒を投げてもらって、さんざん山道を駆け回ったファルコです。

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小さな池と真ん中の池の間に出てくると、浅くて凍りやすい小さい方だけじゃなく、真ん中の池も全面氷に覆われていました。

目を凝らすと、ちょうど反対側の水辺に人と犬が居るのが見えます。

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あんなところで遊んでいるのは"彼ら"に違いないだろうと急いで池を回ると、果たして、ジェイミーちゃんとお姉ちゃんでした。

岸が土の所は少し氷が薄いようですが、石と接している部分は結構な厚みがあります。もっとも、メタボな私が乗るとミシミシ音を立てたので、以前にやったみたいに氷上の人になるのは諦めましたケド...

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なんてことをやっている私を横目に、ジェイミーちゃんがスタスタと氷の上を歩いて行きます。時々ツルツル滑りながらも、軽やかなステップで!

この子は大胆というか豪放というか、気後れすることなくエイヤッと行動するので、どこまで行ってしまうのか不安になります。

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お姉ちゃんが呼び戻すと、脚が滑るのも楽しむようなそぶりで帰ってくるのですが、ブイの上をひょいと軽業師のように越えたりして、ドッキリがく〜(落胆した顔)

ファルはと言うと、(少し段差のある)岸の石から氷上に乗り移った際に前脚がツルッと滑るのが気持ち悪かったようで、何度かトライしては地面に引き返してしまっていました。なので、今回は氷上犬にはならなかったんですよ。

この池は深いので、沖の方で氷を割って落ちてしまうとコトなので、陸上で遊ぶことにします。

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いつものボール取り競争。
そして、いつものようにフライングスタートしちゃうファルコふらふら
# ジェイミーちゃんも同じですけどねわーい(嬉しい顔)

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でも、ジェイミーちゃんは良い方の意味でもフライング・ドッグ。
スピードでもタフさでも、ファルが敵う相手ではないんです。

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ただ、イレギュラーバウンドをした時の"オコボレ"などでふらふら、うまくせしめることができる場合もありますけどね。

どっちが取っても、いつも一緒に嬉しそうに帰ってくる仲良しコンビです。

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で、これを延々と飽きることなく続ける(よう要求する)ワンズ。
ファルは山道でも結構走ってきたのに、別腹と言わんばかりでしたよ。

いくら気温が低くても、全力疾走を繰り返していたら喉は乾きますよね...

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というわけで、またしても"水癖の悪いヤツら"出現ですもうやだ〜(悲しい顔)

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かなり遊んで、そろそろ帰ろうとしたところ、"もう一回!"と再び氷上犬と化したノリノリ娘でしたふらふら


今回は主役がジェイミーちゃんだったので、一昨日(1/4)に撮ったファルコが目立ってる写真も一枚だけ。

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小雪が舞う中で、駆けっこを楽しんでいたファルとジェイミーちゃん。
四本とも脚が浮いていて顔も写っているフライング・ファルコの写真が偶然にも撮れました。

オートフォーカスの性能が悪くて、ジェイミーちゃんの通り過ぎた後に、たまたまちょうどファルが来たっていう"オコボレ"なんですけどね...もうやだ〜(悲しい顔)
それに、もうちょっと絞っておけば良い雰囲気だったのになぁ...たらーっ(汗)
posted by Tosh at 23:59| Comment(2) | ワンズ日記

2013年01月08日

白銀ならぬ黄金の山

記事の順番が前後してしまったのですが、1/5(土)に近くのお山を散歩してきたのを記録しておきます。

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お昼過ぎからファルコをお風呂に入れました。まだ完全には乾ききっていなかった15時過ぎに出発したので、(いつものハーネスじゃなく)カラーを着けて行ったのですが、ハイカーが全く居ないので、首回りも乾燥するようにと外してしまっています。

山道は氷や霜柱だらけ(上の写真で土が白くなっているのは霜柱です)。
体がなまっている私は、久しぶりの軽登山にゼエゼエ...もうやだ〜(悲しい顔) いかんなぁ!

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ピーク手前の、あまり人に知られていない見晴し台に到着。
少し霞んでいたので遠くの山は見えませんでしたが、近くの町や港はきれいに眺めることができました。気持ち良かったです。

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ピークを越えて、少し下ったところにある草原状の広場。
ちらほらと残ったススキの穂が夕陽を浴びて光っていました。

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このお正月休みの間、ファルナツ地方には一度も積雪がありませんでした。
去年も一昨年も、少ないながらも積もったものですけどねぇ...

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例年なら、雪を期待して登ってくるお山ですが、今回は笹やススキが黄金色に輝いているだけ。真冬の風景としてはちょっと淋しかったなぁ。

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ま、そのうち降ってくれると思うので、そしたら また来ようね。

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帰り道、登山道脇の薮で獣の足音がして色めき立つファルコ。
この子は制止が効くので助かりますね。ナットだったら間違いなく突進して行っちゃってたと思える状況でした。

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峠の小川でちょっと水に入って遊ぶのは"お約束"です。
posted by Tosh at 23:48| Comment(0) | ワンズ日記

2013年01月14日

待望の積雪だけど

ちょっと更新が滞っちゃっいましたね。その主な理由は、短めの散歩しか行かないことが多くて写真を撮ってなかったこと。

なぜ散歩が少なくなってたかというと、実はファルコがパッドを怪我してしまったからなんです。この記事で紹介したジェイミーちゃんとの激しい駆けっこか、氷を割って池をザバザバしていた時かどちらかなんですが、裏ではなく指先の方を縦にスパッと切っているので、氷の可能性が高そうですふらふら

本犬はずっと気にせずに歩く状態だったのですが、早く治って欲しいと考えて外であまり歩かさないようにしていました。
汚れ(感染症)を防ぐ方は、ブーツを履かせれば大丈夫かと思ったのですが、手持ちの2種類のドッグブーツのどちらも、(ナット用に買ったものは、ファルには少し大きかったりして)脱げてしまったり、嫌がって歩こうとしなかったりしたものですから...もうやだ〜(悲しい顔)

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ヴィオラママさんにも薦めていただいたラバーブーツを入手してからは、少し距離を歩かせることができるようになりました。肉球を一時的に護る用途には良い製品ですね。違和感を感じにくいようです。

上の写真は、昨日私の実家に遊びに行った時のもの。

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もう傷口はほとんど塞がっているのですが、念のために、お散歩は近所の鄙びたお宮さんへ行くに留めました。


で、今回の記事のメインは今朝の雪です!

昨夜から降り続いていた雨。朝には雪景色に変わっていることを期待して眠ったのですが、7時の時点ではまだ雨。気温は 2℃くらいありました。
しばらくすると雨音が小さくなって、テラスにはシャーベットが。ボタン雪が舞い始め、8時前にはしっかりした雪に変わりました。

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9時のウチの庭。ようやく雪が積もったと言える状態になりました。
非常に重たい雪なので、常緑樹は大きくしなって折れそうな感じです。

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雪質が良くないのは承知の上ですが、シーズン初の雪の感触を楽しみに、ファルコと庭に降りました。
が、下半分はシャーベット状なので、あのキュッキュッとした踏み心地は全くなくて(泥濘を歩いているような感じで)、なんか楽しくありません。

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初積雪にはハジケまくるのが常のファルも、今回は全くテンションが上がりません。降る雪も湿っていてベチョッと体にくっつくしねぇ...

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それでも、オモチャを持ってきて投げてくれとせがむので、ガレージ前の狭い範囲で少し遊びました。
下がコンクリートで水勾配が付けてあるので、ビチョビチョ感が少なくてチョットは雪らしい踏み心地。ここは楽しかったようですわーい(嬉しい顔)

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このオモチャは 3回に一度くらいはこんなふうに目隠しになります。それでもルンルン走る時は楽しい証拠。ノリが悪い時は銜え直していますから。

10時以降は降雪が弱まって、お昼過ぎには止んでしまいました。5cmあまり積もったのですが、夕方にはかなり融けてジュクジュクに。
これで明朝に冷え込むと、凍結がかなり怖い状態になるかもしれません。

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オマケ: 雨だろうが雪だろうが、毎朝チュクチュクと啼いて餌を要求する野鳥達。# 9割以上はヤマガラですけどね。
posted by Tosh at 21:51| Comment(2) | ワンズ日記

2013年01月19日

星の王子さま

昨年末、昔から持っているある本を急に読み返したくなりました。
学生時代から、狭い住処を圧迫しないためと、読書好きの母が愉しむかもしれないと、読み終わった小説等はほとんど実家に置くようにしてきました。なので、あの本を読み直したいと思っても、手許にないものがほとんど。すぐに取りに行けそうにない場合には新たに購入するということも時々あります。

が、たしか小学5年生のクリスマスにサンタさんからもらったその本だけは、今の家にも持ってきたはずと探してみると... やっぱりありました。

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サン=テグジュペリの"星の王子さま"。
# 全国学校図書館協議会選定の必読図書というシールが妙に懐かしいんですが、今でもこのシールを使っているのかなぁ...

熱烈なファンというわけでもありませんし、めったに読み返すことなどないのですが、なぜかこの本一冊だけは、40数年の時を経てもいつでも手の届く所に置いておきたいと感じてきたのです。

もともと記憶力には自信の無い私、最初に読んだ時のことはあまり覚えていません。なんとなく、ウワバミやバオバブ、そして"一ばん上できの"王子さまの挿絵が印象に残っていた記憶がかすかにある程度です。

この本を"再発見"したのは高校生になってから。デートで観に行ったミュージカル仕立ての映画"星の王子さま"。本のイメージとずいぶん違っていたこともあって、本棚から引っ張り出して読み直してみました。

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当初、私が惹かれたのは、王子さまが星に残してきたバラとの関係。

「だから、ぼくは、どんなことになっても、花から逃げたりしちゃいけなかったんだ。ずるそうなふるまいはしているけど、根は、やさしいんだということをくみとらなきゃいけなかったんだ。花のすることったら、ほんとにとんちんかんなんだから。だけど、ぼくは、あんまり小さかったから、あの花を愛するってことがわからなかったんだ」
(岩波書店版 内藤濯訳「星の王子さま」 p.42-43より引用)

「人間っていうものは、このたいせつなことを忘れてるんだよ。だけど、あんたは、このことを忘れちゃいけない。めんどうみたあいてには、いつまでも責任があるんだ。まもらなきゃいけないんだよ、バラの花との約束をね……」と、キツネがいいました。
(岩波書店版 内藤濯訳「星の王子さま」 p.99より引用)

でも、その時には、この本の大事な部分を心の底から感じ取れていなかったのかもしれません。なにせ、私はまだ大きな別れを知らない頃でしたから。

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本当にこの本が好きになったのは、失恋や親しい人の死を経験してからのような気がします。

「だけど、あんたのその金色の髪は美しいなあ。あんたがおれと仲よくしてくれたら、おれにゃ、そいつが、すばらしいものに見えるだろう。金色の麦をみると、あんたを思い出すだろうな。それに、麦を吹く風の音も、おれにゃうれしいだろうな……」
(岩波書店版 内藤濯訳「星の王子さま」 p.92-94より引用)

「でも、きみは、泣いちゃうんだろ!」と、王子さまがいいました。
「そりゃ、そうだ」と、キツネがいいました。
「じゃ、なんにもいいことはないじゃないか」
「いや、ある。麦ばたけの色が、あるからね」

(岩波書店版 内藤濯訳「星の王子さま」 p.97より引用)

星を眺めるのが好きになった私が、一番お気に入りになったのはキツネと心を通い合わせる箇所。

その一方で、"飼いならす"というのは"仲よくなる"という部分は、原文ではどうなっているんだろうという疑問も感じ始めました。読み込むほどに、ところどころにしっくりこない日本語も見受けられたからです。


読み返すたびに、それまでは見落としていた(流し読みしてしまっていた)大切なことに新たに気付かせてくれるこの本。今回は、最後の方に出てくる井戸の水の部分に心惹かれました。

「ぼく、その水がほしいな。のましてくれない?……」
ぼくは、王子さまがなにをさがしていたのか、わかりました。

(岩波書店版 内藤濯訳「星の王子さま」 p.109より引用)

「ね、とてもいいことなんだよ。ぼくも星をながめるんだ。星がみんな、井戸になって、さびついた車がついているんだ。そして、ぼくにいくらでも、水をのましてくれるんだ」
(岩波書店版 内藤濯訳「星の王子さま」 p.124より引用)

王子さまが探していたものが何だったのかについて、私もようやく気が付くことができたように思います。

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今月になって、"星の王子さま"について記事を書こうかと思い始めてから、ちょっと検索をしてみて驚きました。2005年に独占的な翻訳権が切れたことにより、多くの出版社から新訳が出されていたのですね。
# ついでに書いちゃうと、ちょうど先月にNHKの"100分 de 名著"という番組で取り上げられていたことも知りませんでした。こちらはすぐにNHKネットクラブの再放送ウォッチ!に登録しました。

とりあえず一冊、新訳本も読んでみようと手に入れたのは新潮文庫のもの(右)。こなれた日本語になっていて好感が持てました。
気になっていたキツネとの"飼いならす"部分の会話はこんな感じ。

「『なつく』って、どういうこと?」
「ずいぶん忘れられてしまってることだ」キツネは言った。「それはね。『絆を結ぶ』ということだよ……」

(新潮文庫版 河野万里子訳「星の王子さま」 p.99より引用)

"仲よくなる"よりも"絆を結ぶ"という方が、文脈的にしっくりきます。
そして、"バラとの約束"ってなんだったっけ?と疑問に感じていた部分には、"約束"の文字はありませんでした。

「人間たちは、こういう真理を忘れてしまった」キツネは言った。「でも、きみは忘れちゃいけない。きみは、なつかせたもの、絆を結んだものには、永遠に責任を持つんだ。きみは、きみのバラに、責任がある……」
(新潮文庫版 河野万里子訳「星の王子さま」 p.109より引用)


調子に乗って、"Le Petit Prince"の日本語版の誤訳についてまとめた"憂い顔の『星の王子さま』"(左)も読んでみました。
かなり攻撃的(挑戦的)な書籍ですが、著者 加藤晴久氏のフランス語と"Le Petit Prince"に対する深い愛情が感じられるとともに、"星の王子さま"の原文のイメージを理解するにはとても役に立つ本だと思います。

加藤氏の見解によると、河野万里子氏の訳は、内藤濯氏のものよりも原文にかなり正確なようです。# "飼いならす"に関しては、"なつく"よりもニュアンスが伝わっているそうですが。
が、共に重要なシーンで誤訳をしてしまっている箇所もあるようです。

僕は水を飲んだ。ようやく息がらくになった。夜明けを迎えると、砂は蜜の色に染まる。その色もまた、僕を満ちたりた気持ちにしてくれた。どうしてあんなにあれこれ苦労する必要があっただろう……
(新潮文庫版 河野万里子訳「星の王子さま」 p.122より引用)

上の引用部の最後の文は、本来は "なのにどうして、悲しみもまた感じたのだろう……"というような訳であるべきだそうです。10数冊の新訳本の中でも、この部分を正しく伝えているものは少ないようですね。
その後の展開を考えると、ダイナミックな転換点を示すキーセンテンスだったのに、それが間違っているというのはとても残念なことです。

もっとも、(誤訳や不適切な訳が多い)岩波書店版であっても、読み手は全体を通して"星の王子さま"の主要なメッセージを受け取ることができると思います。# 不必要な疑問に悩まされる部分も否めませんけどね。

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「たいせつなことは、目では見えない……」
「そうだね……」
「花のことに似てるな。どこかの星に咲いてる一輪の花を愛していたら、夜空を見あげるのは、心のなごむことだよ。星という星ぜんぶに、花が咲いてるように見える」
「そうだね……」
「水のこととも似てる。きみがぼくに飲ませてくれた水は、音楽みたいだった。滑車が歌って、綱がきしんで……ほら、思い出すでしょ……心にもおいしい水だった」

(新潮文庫版 河野万里子訳「星の王子さま」 p.131より引用)

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そして、王子さまは地球に姿を見せたのと同じこの場所で消えた。

今では少し、悲しみはやわらいだ。つまり……消えたわけではないということだ。でも僕は、王子さまが自分の星に帰っていったことを、ちゃんと知っている。あのあくる朝、夜が明けてみると、王子さまのからだはどこにもなかったのだから。あまり重いからだではなかったし……そうして僕は、夜、星々の笑い声に耳をすますのが、好きになった。ほんとうに、五億もの鈴が、鳴り響いているようだ……
(新潮文庫版 河野万里子訳「星の王子さま」 p.141より引用)

ここがその場所だとわかるようにと、二度も描かれた上の絵には私たちへの強いメッセージを感じます。アフリカの砂漠と書かれてはいますが、これで特定できる場所なんてあるでしょうか?
いや、"心で見れば"、きっと見つかるはずなのです。
テグジュペリは、どんな場所であっても、"ここがそうだ"と思えるように、こんな普遍的な情景を描いたに違いありません。

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そう、こんな場所であっても良いはずだと思うわけです。

そして、私は夜空を見上げて、星が、私の王子さまが、鈴のように笑っていると感じることができるのです。

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posted by Tosh at 23:59| Comment(2) | 雑記帳

2013年01月22日

森の中にも雪は無し

昨夜はよく降りましたね... 雨が。もうやだ〜(悲しい顔)
帰宅時の気温が 3℃くらいだったので、もうちょっと下がってくれたら雪になるかも?と期待したのですが、温度はどんどん高くなって...
一週間前に積もった雪も、ウチの庭からはすっかり消えてしまったはず。

またちょっとタイミングを外しちゃった感じなのですが、土曜日の夕方に撮った写真があるので備忘録代わりに。

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先週の後半はそこそこ寒い日があって、連日雪は舞ったんです。でも降水量が少ないので、地面でどんどん乾いていきました。
14日の雪、玄関側にはかろうじて残っていたのですが、ほんの形だけ。
ファルコもなんかつまらなそうです。

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夕方の散歩はハイキングコースに向かいました。
主要道路の脇には、局所的に良い雪が5cmほど積もったままになっていました。踏むとサクサク(凍ったザクザクじゃなく)。
除雪車が吹き飛ばした雪が厚く溜まっていたものかもしれませんね。

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"お得コース"に入るとこの通り。落ち葉が空気の層を作って地面が冷えないんでしょう。ところどころに雪の痕跡みたいなのがあるだけでした。

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立ち枯れた松の木。陽の当たらない側にだけ、けっこうな高さまで雪がへばり付いていたのでパシャリ。

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"迷いの森"に進んでも、(ここは落ち葉が多いので)積雪のなごりさえ見当たりませんでした。

池の端の園地は風が吹き抜けるので(地面が冷えて)少し雪があったのですが、凍ってザクザクしたもの。無いよりはマシという程度です。

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ファルコの後ろのお山は少し白かったのですが、日曜日は野暮用があって行けずじまいでした。昨夜からの雨で、ここもダメになっちゃったでしょうね。

ちょっと遠出してでも雪遊びに行きたいねぇ、ファル。

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オマケ1: ヤマガラに比べるとちょっとシャイなシジュウカラ。
なので、室内からの撮影です。

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オマケ2: こちらは更に人の気配を嫌うスズメです。# 真ん中のは飾り物。
カラ類はヒマワリの種を好むのですが、スズメやアオジは粟のような小さな餌しか食べてくれません。
posted by Tosh at 22:51| Comment(0) | ワンズ日記

2013年01月27日

スノーパラダイス

今週末は雪遊びに遠出することを一週間前から決めていました。土曜日には新雪が降りそうなので、決行日は今日の日曜に確定。
で、そろそろ出かける準備をし始めた時に、ベルークママさんからメールが入っていることに気付きました。雪遊びにご一緒しませんかとのお誘い!
行かれる場所をチェックしてみると、私が向かおうと思っていたポイントのすぐ近所。そりゃぁ合流しない手はないでしょ!わーい(嬉しい顔)

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かなり遅れて到着すると、早速ベル君とルーク君が出迎えてくれました。

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雪が無い時は芝生の広場なんだそうですが、かなりの広さで木立もあって良い感じです。
雪は少しだけ重めでしたが、積雪量は50cmくらい?。ワンズがラッセルして走るにはちょうど楽しい量でした。

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2家族以外には誰もいらっしゃらないので、新雪の中を走り放題!

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(サラサラだと雪玉ができにくくて楽しめない)雪爆弾も片手で作れます。

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飾り毛にできる雪玉を気にする繊細な一面も見せてくれたベル君ですが、基本的にはハイテンション。パパさんを押し倒すは...

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ファルコに襲いかかる?は。
まだ先週に続いて二回目だそうですが、雪遊びは大好きみたいですね!

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ルーク君もご機嫌さんでした。
みんなが走り回って圧雪ができてからは、お父さんとダンスを踊る?シーンも(動画に納めてあります)。ダミーにも興味を持ったみたいですね。

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オモチャを投げてもらって取りに行く(けど、ちゃんと持って来ないもうやだ〜(悲しい顔))のが命のファルと、それを追いかけるのが楽しくて仕方ないらしいベル君。

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見ている私たちも顔がほころびっぱなしでしたわーい(嬉しい顔)

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みんなで揃って見上げているのは、オヤツ。レト達ですからねぇ...

やっぱり雪遊びも、複数のワンズが居ると楽しさが何倍にもなりますね。
おまけに、とっても素晴らしい場所を教えていただき、本当にありがとうございました! > ベルークさんちの皆さん。


撤収した後、ウチは当初の候補地も偵察に行ってみました。

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ここも広くて誰も居らっしゃいません。
圧雪車が固めた道もあるので、気楽に雪の木立の中も散策できました。
雪が多過ぎる時には、こちらの方が遊びやすいかもしれませんね。

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広場に小さな"かまくら"が作ってありました。

最初のポイントだけでも十分楽し過ぎるくらいだったのですが、こっちでもハイテンションで、ずっと遊んでいたいと主張するファル。
帰宅してからはバタンQなんですよわーい(嬉しい顔)

とっても充実した雪遊びの一日でした。
お気に入りの場所になったので、きっと何度か通うことになりそうです!

例によって、ブレブレで見苦しいのですが、動画も置いておきますね。

posted by Tosh at 23:59| Comment(2) | ワンズ日記