2013年08月01日

水難幇助犬のファル

更新が滞ってしまいましたが、先週末の記録を残しておきます。
ちょっと遠出をしたので、ペニーはお留守番で出番がないのですが...

約一ヶ月前に見学させていただいたウォーターワーク(WW)、結局ファルもJWWAの講習を受けて来たんです。カミさんがハンドラで私は"付き添い"。

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初めてWWに臨むので、最初に陸上でハンドラと犬の(服従度などの)状態をチェックしていただきました。
ここで早くも問題が露見!
ウォーターダミーを使った持来、近くまで持って来たらポトンと落としてインストラクタの方に興味を移しちゃうファル... 確かに日常生活の中でもよくあるパターンなんですが、今回は"かーちゃんの手には渡さない"というのが徹底していましたもうやだ〜(悲しい顔)

GRTのダミーに関しては、私に受け取ってもらうというのを繰り返し練習したので、ほぼ大丈夫なのですが、他のモノは大抵こうなっちゃうことが多いんですよね... お恥ずかしい限りです。

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で、浜へ出ての講習が始まりました。

ウェットスーツはお揃いで新調しました。サポーター役だし暑がりな私はスプリング(半袖短パン)にしたのですが、この日はサウナスーツと化していました。# その割には痩せなかったケド...ふらふら
ちなみに、この時期の琵琶湖の練習はウェットスーツは不要だったそうなんですが... まぁ別の所で使う予定もありますしね。

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さて、水上でのダミーのレトリービング。この通りです...たらーっ(汗) 情けないなぁ。

生後数ヶ月というチビの頃にはボールなども手に渡していたと記憶しているのですが、若犬になってからは私たちの近くまで持ってきて落とす、あるいは取りに来てと誘うようになり、"渡せ"をちゃんと覚えないまま成犬になってしまったファル... 私たちの責任を痛感しました。

ロープを運ぶ練習では、気分によって銜えたり、イヤだと言い張ったり...
今回明確にわかったのは、ファルは私たちのコマンドに従う(私たちが喜ぶ)ことよりも、自分の好みで行動を選んでいるということでした。強制されるのを嫌がるようなそぶりも。
"ロボットのような犬は求めない"とカッコ付けたことを言って、基本的な"服従"をおろそかにしてきたツケですね...ふらふら

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泳ぐこと自体は好きなので、人間を引っ張るということは終始嫌がらずに(楽しそうに)やっていました。これは予想どおりです。

以前からカミさんと話していたのは、要救助者にロープを運んで行くことができても、きっと"ほら、オモチャを持ってきたよ。遊ぼう!"と見せびらかして渡さないんじゃないかということでした。
ある意味では当たっていたとも言えますが、こちらは予想外なパターンが見受けられました。意外にもロープのキャリング自体はできたのですが、要救助者の近くまで行ったらクルッと踵を返して陸へ戻ろうとしちゃうのですふらふら
溺れている人から見たら、"やった、犬が助けに来てくれたわーい(嬉しい顔)... えっ、ソコで帰っちゃうのぉ〜!がく〜(落胆した顔)"って感じで、ぬか喜びさせた分だけより精根尽き果てさせちゃうような行動です。

百聞は一見に如かず、その様子は後掲のビデオでご覧くださいね。

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"絶対無理だろう"と期待していなかったのに、予想外にも初めてのトライでそれなりにできたのはボートの牽引でした。
ひと月前の見学の時も含めて、成功した子が褒めてもらっているのを見ていたので、何をやれば良いか学習したんでしょうかね?

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ところが、ここでも詰めの甘さが露呈しました。
(ボート無しで)直接人間を曳く時も同じだったのですが、自分の足が付くところまで来たら、そこで引っ張るのを止めてロープを離しちゃうのです。ご一緒させていただいたバニラちゃんもオペラちゃんも、浜に上がってからも(褒めてもらうまで)引っ張り上げ続けるのに...もうやだ〜(悲しい顔)

更に言うと、ロープだけじゃなくレトリービングでも、足が付いたら自分で勝手に"終わり"だと決めちゃってるようです。# これは、ナットの"鵜飼い"で悪いクセが付いちゃったのかもしれませんねふらふら

結局は"お仕事"ということを教えられていない(人間が喜ぶことをしたいと感じるような褒め方ができてなかった)というでしょう。猛省。

バニラちゃんとオペラちゃんのパパさんが撮ってくださったビデオです。
みっともない"ロープ・キャリング"、それなりにできた"テーク・ア・ボート・イン・トゥー"と"スイム・ウィズ・ハンドラー"の三つの種目。

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ダメダメな話ばかりだとかわいそうなので、気分転換にファルのファッションショーわーい(嬉しい顔)を少し。

あまり使うことはないのですが、2歳の誕生日プレゼントだったライフジャケットです。ファルには少し小さめなのと、(ハンドル部分がほつれてきたりと)ちょっと作りが雑なので、別のものを物色していました。

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今回試してみたのは MTIの "underDOG"。日本の代理店が取り扱いを止めた製品で在庫を探して買ったのですが、サイズ表記が間違っていたためにデカ過ぎましたもうやだ〜(悲しい顔)
お腹の方に浮力体が付いている(珍しい)タイプですが、本犬はちょっと違和感を感じるようです。水の抵抗も大きそうなので、泳ぐ用途には向かないかもしれませんね。

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(たしか)オペラちゃんの"K-9フロートコート"も試させていただきました。
Ruffwear好きの私としては一番気になっていたライフジャケットですが、3年前に検討した際には"着丈が長過ぎる"と諦めた記憶があります。
これも古い型(でファルには1サイズ小さいの)ですが、丈もちょうど良さそうだし、なによりもやはりキッチリした作り! 長過ぎると判断したのは勘違いだったのかなぁ?

ところで、上の写真はファルがカミさんを"止まり木"にしているところです。
私が水に入って練習した時もそうだったのですが、ちょっと自分が疲れてきたりすると、"溺者役"に抱きついてくるファル...たらーっ(汗)

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"ストレンジャー・レスキュー"の練習で、ゆのんさんにロープを(なんとか)持って行ったものの、"遊んで〜"って感じでまとわりついていましたふらふら
それじゃぁ、助かる人も溺れさせちゃって、水難幇助になっちゃうよ!もうやだ〜(悲しい顔)

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ダミーを銜えて泳ぐワンズを連発で。まずはファル。

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水の中では"カラ回り"感もあるオペラちゃん。
きっと陸の上ほど自由に駆け回れないのがもどかしいんでしょうねわーい(嬉しい顔)

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何をやっても安定感のあるバニラちゃん。
ダミーを銜える瞬間ですが、必要以上に姿勢を崩さないのは見事です。

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後のビデオにも写っていますが、笑わせてくれたオペラちゃんの"ボートに乗りたい"攻撃。以前、カヌーに乗る経験をしたのを覚えているそうな。

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パパさんが掛けてくれる水の塊に大はしゃぎの11歳。バニラちゃん。

毎度のことながらブレブレの見苦しい代物ですが、私が撮ったビデオも置いておきますね。
1カット目は先掲のものと同じシーンです。笑ってやってくださいたらーっ(汗)

ペニーの下手くそな泳ぎをちょっと彷彿させた(別の参加者に"溺れそう!"と心配をかけた)オペとんのバチャバチャわーい(嬉しい顔)と、危なげのないバニラ姐さんのボート牽引も収録してあります。
# 余談ですが、YouTubeで追加したBGMは"Love Like Water"という曲。残念ながら"Lab(s) Like Water"と歌ってるわけじゃありません。


そんなこんなでとても楽しい一日でした。
当初はGRTの方が中途半端な状態で別のことに手を付けることに危惧もあったのですが、GRTとも共通するファルの課題が浮き彫りになったことはきっと前進につながると思っています。

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今までで一番長いお留守番をさせてしまったペニー。
帰宅した時は、ちょっと狂ったように甘えてきました。車馴れを進めてどこへでも一緒に行けるようにしなきゃね!

今回は写真がなかったので、ウチにやってきた日(4/27)に撮ったものを載せておきますね。
3ヶ月が経った今週初めの体重は23.2Kg。ちょうど倍くらいになりました!
posted by Tosh at 22:25| Comment(4) | ワンズ日記

2013年08月03日

安静中のペニー

前回の記事がファルばっかりだったので、今回はペニーを中心に。
# とは言っても、楽しいだけの話題じゃないんですが...

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一昨日(8/1)の朝、いつものようにファルとカミさんが池に着く頃を狙って、車でペニーと移動しました。
二人を追い越して駐車。合流して一緒に真ん中の池の周りを散歩し始めたのですが... ペニーの歩き方が少しおかしい。微妙にびっこを引いています。
どの脚が痛いのか明確じゃないのですが、たぶん左後脚をかばっているような感じがしました。

しばらく様子を見ていたのですが、本犬は歩きたそうにするし、それほど酷くはなさそうなので、みんなに付いていくことにしました。

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ファル、マーブルちゃんと並んで遊歩道を進んでいる間に、歩き方はそれほど気にならなくなりました。

ちなみに、ペニーが付けているのは、ナットと一緒に走りたいと購入したCaniX用のハーネス。# 実際には小さすぎたのでナットがこれを付けて散歩したことはありません。
そろそろ今のペニーは使えるかもと試してみたところ、少し長めですが調整可能範囲でした。まだグイグイ引っ張るペニーにはピッタリ。

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園地まで戻ってきたところで久しぶりのボーボー君と会いました。

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はっちゃけるペニーとボーボー君。
体の大きさがだいぶ近づいてきましたね。

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年齢が近い(ボーボー君は生後8ヶ月)こともあり、テンションが合う二人。
若いレト特有の"乱暴さ"も共通していますしね。

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ラブラドールっぽい"おバカ"な顔をした男の子二人も。

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ガク君にも会えて、お父さんに甘えられたペニーでした。

夕方に帰宅すると、ペニーはいつものように大熱狂。
脚を気にすることもなく、ファルに絡んで飛び跳ねるのを諌めながら散歩の準備。玄関前でひとしきり追いかけっこをしてから出かけたのですが...

微妙に(たぶん左後ろの)脚をかばっているなと感じながら数百メートル歩いた辺りで、急にびっこを引き始めました。どれかの脚を地面に着けないように曲げるという動きはしないのですが、今回は"もう歩きたくない"と座り込む始末。

普通の状態じゃないと感じたので、23Kgの子を抱えて(ファルはフリーにして)引き返します。下ろして様子をみていると、しばらくは歩くのですが、また動きたくないと伏せる。これの繰り返しでした。

家に帰ってしばらくすると、また(脚を気にすることなく)はしゃごうとするペニー。もちろん、安静を命じましたけどね。

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<今年は少し元気がないセイヨウニンジンボク。ウチの庭の夏の花>

昨日(8/2)の朝は散歩は止めて病院へ。
(運動をした後じゃないので)歩様に顕著な異常はなかったのですが、獣医師も左後肢をかばっているようにも見えると判断。触診では左前肢だけ少し痛みを感じてそうなこともわかりました。

レントゲンを撮っていただくと、左前肢の手首の上に骨折(ヒビ)のような影が写っていました。ただ、その部位自体を触っても反応を示さない(痛がらない)ので、骨折ではないかもしれないとのこと。
腫瘍を疑うべき様相ではないのですが、念のために(予約が取れた)来週に専門医に診ていただくことにしました。

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というわけで、おそらくは左前肢を骨折してしまった(ヒビが入った)ペニー。しばらくは安静です。
残念ながら、明日の川遊びはお留守番だねぇ...

いつ起こったことかはよくわかりません。なにせ元気一杯で走りたがる子なので、いつどこで捻挫くらいはしてもおかしくないのですが...
7/31の夜までは普通だったので、ひょっとしたら 8/1朝に車から自分で飛び降りた際に、変な前脚の着き方をしたのかもしれません(その時は歩き方から後脚を疑っていたのですが...)。

昨日はサークルの中で、"出て遊びたい!"とドタバタ大暴れもしていたペニーですが、今日は比較的落ち着いてじっとしていました。(痛みや違和感が増えたんじゃなく)安静の意味を理解してくれたことを期待したいのですが...

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ファルのアップも載せておくね。
posted by Tosh at 23:59| Comment(2) | ワンズ日記

2013年08月05日

散歩友達と川へ-2013

たまにはリアルタイムの日記も残しておかなきゃ!というわけで、夕べのうちに公開するつもりで記事を書いていたのですが...寝ちゃいましたふらふら

昨日、散歩友達と一緒に川遊びに行ってきたんですよ。
昨年は 10人と4頭のご近所さんで行ったのですが、二つ目のH峡はほとんど楽しめずじまいだったのでリベンジです。BBQ客で混み合うのを避けるため、午前中からの出撃でした。

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参加者は、13人と8ワンズにグレードアップ右斜め上
上の写真に写っているのは、左からファル、シエラちゃん、モモちゃん、ジェイミーちゃん(後ろ向きでゴメン)とゴン君です。

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加えて、手前で泳いでいるのがジンジャー君。

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いつも陽気な桜子ちゃんなのですが、今日は気乗りしないみたいでほとんど泳ぎませんでした。残念。

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もう一頭はマーブルちゃん。7レトに混ざった唯一の小型犬。
今回はある程度は深みを越えて行かなきゃなりません。それが嫌になっちゃったみたいでした。ヒドい所に連れて行ってゴメンね。

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泳がなかったと言えば、ゴン君も同じ。
前回と同様、みんなで水に誘うのですが、深みをずっと避けてましたね。
手前がジェイミーちゃんで、奥がゴン君です。

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ハイパーだと聞くものの、普段はお母さんが興奮させないようにコントロールしておられるので、その真価を見たことがなかったのがモモちゃん。

飛び込み(というか、高く跳んでお腹から落ちるの)が大好きな12歳...exclamation
何度も盛大な水しぶきを上げていました。# ファルも見習わなきゃわーい(嬉しい顔)

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フィールド系バリバリで、オモチャの回収もめっちゃ意欲的。
右側はシエラちゃんです。

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意欲的過ぎて、シエラちゃんからオモチャを横取りしちゃってますねたらーっ(汗)

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"水癖が悪い"コンビのジェイミーちゃん(とファル)、もちろん泳ぐ泳ぐ。
何気にジェイミーちゃんはウァバを二つ銜えてますねわーい(嬉しい顔)

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ファルのアップも一枚。

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ウチはカミさんも水没してましたわーい(嬉しい顔)
自分からはなかなか泳ごうとしないジンジャー君(奥)をサポートしてた時の一枚です。# 手前はかーちゃんッ子のファル。

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それより、淵ごとに全身浸かっていたジェイミーちゃんのお姉ちゃん...

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滝に打たれるまねをしてみたり、ワンズ以上に楽しんでいたようですわーい(嬉しい顔)

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結局、最初から最後まで泳ぎ続けていたのはこの4頭。
手前からシエラちゃん、ジェイミーちゃん、モモちゃんにファルです。

沢登りの先行者がいらっしゃったりしたので水は少し濁り気味でしたが、川沿いはずっと涼しくて、とても楽しいリバートレッキング&水泳大会を楽しめました手(チョキ)
ご一緒いただいた皆さん、ありがとうございました!


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ペニーが急に参加できなくなったのは残念でした。
前回来た時の写真を一枚載せておくから、拗ねないでね。> ペニー
posted by Tosh at 06:01| Comment(2) | ワンズ日記

2013年08月10日

生後6ヶ月の日に

昨日(9日)、ペニーは6ヶ月齢になりました。
仕事をお休みにしたので、お昼頃に室内で撮った写真を載せておきますね。
家に居たのは生後半年をお祝いするため... じゃなくって、夕方にペニーを整形外科の専門医(二次医療機関)に連れて行くためでした。

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散歩に行かない日が一週間になったペニー。一ヶ月前に比べると、ちょっと"落ち着き"の欠片も見せるようになった気はするのですが... ずっとサークルの中に居るとストレスも溜まるようです。
監視付きでしか室内にも出さないようにしているのですが、その度にハジけたくて仕方なさそうにしています。

ファルにオモチャを押し付けるようにして "兄ちゃん、遊ぼうよぉ!"わーい(嬉しい顔)

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ファルも少し相手をしてやるのですが、自分が銜えたらペニーは離してしまって"引っ張りっこ"にならないことが多いのが不満そう...
"この娘は何がしたいねん?"って感じでしょうかふらふら

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ペニーが、オモチャを振り回して、チラチラとファルの様子を窺って誘っても、気乗りしないとファルはその場を離れてしまうことも。

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構って欲しいペニーは、オモチャを置いて実力行使に出ます。正面に回り込んで顔を舐めにいったり、飛び付いたり。
が、これはファルが嫌いなパターン。大抵はガウられちゃうんですよねたらーっ(汗)


さて、二次医療機関での診断結果なのですが...かかりつけの獣医師が一番危惧されていたことが既に起きていたようです。

一週間前のレントゲン画像で骨折状に写っていた影がなんであるかは確定しなかったの(ヒビではなさそう)ですが、おそらくその箇所に関連する障害で、前腕骨二本の成長に差が生じていたのです。より具体的には、"影"が見られる尺骨の方の成長が遅れ、橈骨がアンバランスに肘関節を押し始めている状態。症名としては "肘関節アライメント異常"というそうです。
放置すると、肘関節の軟骨が致命的に損傷して生涯に渡って故障を抱えることになる、さらには腕が曲がってしまうそうです。グングンと成長している今だからこそ発症がわかったわけですが、できるだけ早く処置をしてやる必要があるとのことでした。

歩き方(歩様)がおかしいという点については、緊急性はなさそうなので様子を見守る形ですが、主治医の触診で唯一故障が疑われた左前肢の肘とレントゲンの"影"が結びついた恰好です。
ちなみに、前腕骨のアンバランスな成長については、ファルも疑われたことがありました。

というわけで、ペニーは来週に手術を受けることになってしまいました。尺骨を切断して(橈骨に追い付くように)自由に成長させる"骨切り術"。
手術自体は難しいものではないそうですし、腕の良い獣医師だとも聞いていますので、施術についての不安はあまり感じていません。

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"暴れたガール"のペニーが、安静を続けられるかどうかは心配だけどね...たらーっ(汗)

うまくいけば、フルギャロップでちゃんと走れるようになる可能性もあると言ってくださってるので、安静にすべき時はちゃんとガマンして、体重管理も含めて頑張らなきゃね! > ペニー

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オマケ: 玄関脇のソヨゴにいたクマゼミ。胴の部分の金色の産毛が美しい!
今年も厳しい夏になりました。
posted by Tosh at 23:59| Comment(0) | ワンズ日記

2013年08月11日

安静中のとーちゃん

えーと、チョットお断りをば...
今朝、私が不注意で右手首にケガをしちゃいました。なので、更新がしばらく途絶えるかもしれません。コメントやメールをいただいても、お返事が大幅に遅れるかもしれないことを前もってお伝えしておこうと思いまして...

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今日は午前中からファルのWWの自主練に出かける予定をしていました。
ボート牽引の練習のために、代用品のフローターをガレージのロフトから下ろそうとしていた時のこと。ハシゴの1.5mくらいの高さからバランスを崩して落ちてしまったのです。
右手首に体重の多くがかかってしまったようで、立ち上がって見てみると、グネッと変な角度に曲がっていますがく〜(落胆した顔)。ヤッチャッタ!たらーっ(汗)
(RADIO FLYERとか)いろんなもの上に落ちたのに、外傷はほとんどないし、頭を打たなかったのは不幸中の幸いでした。っていうか、そのぶん手首で吸収しちゃったわけですが...

とりあえずウォーターワークの練習は中止にして、カミさんが調べてくれた救急病院に連れて行ってくれました。
もちろん痛みはあるし、どんどん腫れ上がってはくるのですが、以前にバイクで転けて骨折した時のように、脂汗が出るほどの苦痛はありません。ひょっとしたら脱臼で済んでるかもと、密かに期待したのですが...
レントゲンを診た医師が "結構派手に折れているので CTを撮りましょう" という声を聞いて観念するしかありませんでしたもうやだ〜(悲しい顔)

CT画像を見ると、橈骨の手首に近い所に横線が入って、おそらく5mm以上はズレて(横滑りして)いるのが一目瞭然。橈骨遠位端骨折っていうのかな?
診てくださったのは整形外科の医師ではなかったので、詳しいことは明日再診を受けなきゃわかりませんが、CT画像では骨片が散らばっているようには見えませんでした。関節内に骨折が及んでいる場合などは、明日手術をおこなうことになるかもしれないとも言われてしまいました。

結局今日は添え木をしていただいたくらいで帰ってきたのです。
痛み止めも貰ったので、私は水に入れないけど、ファルの水泳練習に行こうと提案したところ、カミさんに猛烈に叱られてしまいましたふらふら
しばらくはアレコレ世話にならざるをえないので、とりあえずは安静にすることを受け入れて、こうやって左手だけでポチポチとお知らせを書いている次第です。

ペニーは14日に左腕の尺骨を切るわけですが、その前に私が右腕の橈骨で手術を受けるかもしれないなんて... まったくトンデモナイ父娘ですねたらーっ(汗)
ごめんなさい。> カミさん
posted by Tosh at 13:40| Comment(7) | ワンズ日記

2013年08月19日

とんだ誕生日と週末

8月14日はファルの誕生日。5歳になりました!

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この日は夫婦揃って仕事をお休みにしたのですが、どこか楽しい所に遊びに連れて行ってもらえるわけでもなく、所在無さげなファル。
左手片手でぎこちなくコンデジを構える私を訝しんでいるような表情です。

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日中から家に居たのは、ペニーの手術/入院のためでした。

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安静を言い渡されていたわけですが、初めての試練の場に出かける前に少しは気晴らしもさせてやらなくっちゃ。

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ファルがちょっと相手をしてくれると、スグに図に乗るペニーふらふら

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ガウられて、少し距離を置いたのも束の間。またすぐにオモチャを持ってファルに迫っていたお転婆娘ですたらーっ(汗)


夕方に二次医療機関に到着。"骨切り術"が終わるのを待たせていただくことになりました。一時間半ほどで主治医が出てきてくださり、手術が無事終わったことを告げられます。左前肢の尺骨を1cm切り取ったのと、離れた骨がグラグラすることによる痛みを軽減するために肘の方からピンを入れてあるレントゲン写真も見せていただきました。

後は、期待どおりに橈骨とバランスをとった形で尺骨が形成されると良いのですが、癒合が早過ぎると再手術が必要になることもあるそうです。それは回避してやりたいなぁ…
麻酔から醒めてモソモソしているペニーを(興奮させないように)遠くから眺めさせていただいてから、医療機関を後にしました。


15日は午前中から私の入院手続き。ペニーの退院がお昼過ぎに早まったので、カミさんは私を神戸の病院に運んでくれた後、大阪の二次医療機関に向かいます。

最初に診ていただいた病院から紹介された整形外科で評判が高いらしい中核病院。右手首の橈骨遠位端骨折なわけですが、関節内の複雑骨折だったもので有無を言わさず手術が必要だとのことです。すぐにでも手術をと言われたのですが、ペニーの方を優先したいとお願いして(なので主治医はペニーのことを"お犬さま"と呼んでおられますふらふら)16日の手術になったのでした。

手術自体は局所麻酔でも可能なものなのですが、過去に歯医者さんや胃カメラ撮影の度に、麻酔が効きにくいと言われ、毎回増し打ちをしてもらいながら辛い思いもしてきたので、(醜態を晒したくないので)今回は全身麻酔をお願いしたのです。そのために前日からの入院になってしまっただけなので、午後は特に検査等があるわけでもありません。病室に案内された後すぐに外出許可を取って、私も一旦自宅に帰ることにしました。

汗だくで帰宅した数分後、ペニーを乗せたカミさんの車が到着。車酔いと手術後の痛みでヨレヨレになったペニーを出迎えてやることは叶いました。
さすがに疲れているようで、サークルでじっとして眠り始めたのを確かめてから、私は自分の病院にとんぼ返り。

ファルにしてみれば、"あ、とーちゃんが帰ってきた。今日は遊んでくれるかな?"... "かーちゃんとペニーも帰ってきた。なんか様子が変!"... "えっ、とーちゃんまた出かけちゃうの?"っていう感じだったはず... ごめんねもうやだ〜(悲しい顔)

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16日のお昼前、既に点滴のチューブを繋がれた私が、手術室に呼ばれるのを待っている間に(IPカメラで)確認したペニーの姿です。
とーちゃんも同じようなことをやって貰ってくるからね...たらーっ(汗)

で、私の手術も無事に終わり、昨日(18日)のお昼頃に退院してきました手(チョキ)
救急病院の医師からは、場合によっては創外固定になるかもと脅かされていたのですが、蓋を開けてみると、外部に装具は全くなし(手の甲側から見たらただ腫れているだけ)の状態で戻ってきています。主治医も当初は簡単な装具を用意する予定とおっしゃっていたのですが、骨がしっかりしていたので、内部のプレートだけで良いだろうとのことでした。

できるだけ手も指も動かして、(強い力がかからない範囲で)日常生活を送るように言われたのですが、現時点でも親指と人差し指には痺れが残っているし、手首がほとんど回せないので、まだかなり不自由感はあります。
それでもこの記事は一応両手を使ってキーボードを叩いてるんですよ。

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というわけで、リハビリの一環として? 久しぶりにデジイチを持った昨日。もっとも右手は"中指で"シャッターを押しただけですけどね。
週末だというのに川へも行けず... ブーたれてるファルの図です。

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退院後一日は"しおらしく"していたそうですが、根は"飛び跳ねたガール"のペニー... 10〜15分くらいの散歩はさせて足を付かせた方が良いと獣医師から言われているのですが、サークルから出すと一気にダッシュしようとするし、誰か友達に会ったりすると飛び付こうとして、スグに足が痛くなってしまいます。なので、散歩は数十mしかできない状態...もうやだ〜(悲しい顔)
抜糸が済むまでは基本は安静なんだから、もうちょっと自制しようね!
# って、無茶するとーちゃんに言われても説得力は無いか...ふらふら

posted by Tosh at 19:28| Comment(12) | ワンズ日記

2013年08月25日

指を擦りながら

先週の途中から、ペニーが足をかなり痛がるようになりました。
手術後から週の初めにかけては、徐々に腫れもひいて改善しているように感じたのですが、火曜日からちょっとした動きをした際にヒンヒンと小鳥のような声を上げるようになり、水曜日の夜にはその頻度が増えたのです。

木曜日の朝に主治医に連絡したところ、しっかり運動制限をして様子を見るよう指示を受けました。夜には"暴れたガール"のペニーが自分からはほとんど動きたがらなくなっていて、痛みが酷くなっていると判断せざるをえませんでした。また、(大きく腫れている)肘を後脚で掻く動作が多くなっているのも気になります。

金曜日の朝、今一度患部をチェックしてみると、切った骨がぐらつくのを抑制するために埋め込まれたピンが、肘の方に出てきているようです。運動によって一ヶ月くらいでピンが抜けてくる(それが進むと皮膚を破ってしまう)ことがあるとは聞いていました。が、こんなに早くそうなるとは思っていなかったので、むしろピンが折れたり曲がったりということを疑っていたのですが...

主治医に連絡を取ると、肘を掻こうとするのも抜けてきているのが原因と考えられるし、酷い痛みを感じていてもおかしくない。そうであれば、ピンを抜き去ってしまいましょうとのこと。幸運なことに午前中はオペの予定もないとのことで、すぐに連れて来なさいと言っていただけました。

診療機関でレントゲンを撮っていただくと、16-7cmのピンが 5cm近くも肘の方に移動してしまっていたことが判明。局所麻酔で最小限の切開をして抜いてくださいました。
そのレントゲン写真では、一週間前に骨を切り取られた1cmの空間にうっすらと白い影が島状に写っていました。既に化骨と呼べる組織が育ち始めているとのこと。ものすごい再生能力ですね!
ただ、あまり早く骨が繋がってしまうと、肘関節のアライメントがまた狂ってしまう(再手術の)可能性があるので、そのタイミングが問題だそうです。犬種、成長のステージ等を考慮して、腕の伸張が止まる頃にちょうど尺骨もしっかり癒合するように、切断の幅を決めてくださったそうなので、うまくタイミングが合うことを祈るばかりです。

ピンを抜いても、既にある程度の組織ができているので、手術直後のようにグラグラすることはないそうですが、しばらくの間(数日間)は最大限に安静にするよう指導されて帰ってきました。

帰宅したペニーは朝とは別犬のように元気を取り戻していました。正確には元へ戻ったわけですが、目に力が戻り、隙あらば飛び付いて甘えようとする始末。嬉しいやら、心配やら...
ともかく6ヶ月の仔犬がヒンヒンと痛がっているのを見守るしかないという辛さからは私たちも解放されました。
その後も、ビッコは引いて痛々しいけれど元気なペニーでいてくれるので、暴れさせないよう注意しながら養生させているところです。

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早く良くなって、また川へ行こう!> ペニー

ペニーの予期せぬトラブルが、何とか速やかにクリアできたのとは対照的に、私の方は親指と人差し指の腫れが改善しません。手首など他の部位の痛みは(変な動かし方をしないかぎり)ほとんどなくなっているのですが...
なにせ能天気な性格なもので、直接損傷したわけではない指は、すぐに元に戻るのかと思っていました。恥ずかしい話ながら、長期間(ギブス等で固定して)動かしていない(筋力が落ちている)というわけではないので、いわゆるリハビリが必要になるという意識は持っていなかったのです。

動きにくい親指と人差し指も強制的に動かしていると、すぐに血行も良くなって腫れも引くのかと思っていたのですが、動かしてしばらくするとパンパンに腫れて熱を持って傷みます。そうなると動かすのも億劫になってしまって...

冷やすこと、できるだけ手首を高く上げることとともに、左手で指先から手首に向かって少しずつ押してやると、少し不快感が和らぎます。ほぼ無意識にこのマッサージをしていたのですが、ふと思い出すことがありました。
ナットの右後肢に大きなリンパ浮腫ができた際に、獣医師に教えていただいてリンパ液を体幹側に戻すマッサージを何度も何度も繰り返したこと。
あれはもう 9ヶ月も前のことなんですね...


少し前に過去の記事を読んでいて、ちょっと誤解を与えかねないなと気になったものがありました。ペニーを迎えた経緯を書いた Episode IV

"野良犬トビーの愛すべき転生"のことも引き合いに出しちゃっているので、ナットの"生まれ変わり"を強く期待して、"ナットが旅立ってから生まれた子を迎えたい"と思っていたように感じさせる文章だったように思いますが、実はちょっとニュアンスが異なります。
ナットが逝く前から生きている子だと"浮気"をすることになるという後ろめたさの方が強かったのです。もちろん、ナットともっと一緒に生きたかったという想いは今も強くありますから、転生したナットと暮らせたら素敵だろうという淡い希望があったのも事実なのですが...

もちろんペニーはナットとは違う犬です。ナットの代わりだと思ったことはありません。
が、ペニーは、ナットの分まで思いっきり走らせてやりたい、ナットには教えてやる時間がなかった水泳を存分に楽しませてやりたいと切に願っているのは確かです。

ナットに奇跡がおこらなかったように、ペニーの肘が100%問題がなくなることはないかもしれないと覚悟はしています。が、可能な限り良い状態になるようにできるだけのことはしてやりたいと思っています。

僕は神様でないから 奇跡を創ることは出来ない
けれどあなたを想う奇跡なら 神様に負けない

(さだまさし 「奇跡 〜大きな愛のように〜」より引用)
posted by Tosh at 17:50| Comment(0) | ワンズ日記

2013年08月29日

ファルと赤トンボ

カミさんからダメ出しをくらいました。
最近の拙ブログの記事は、ケガやら手術やらの話題ばっかりで楽しくない。それに、お利口にしてるファルのことはほとんど載ってないし。だいたいあなたの術後の経過を聞きたい人なんていないわよ!って...ふらふら ごもっともデス。
あの調子が続けば、"犬"ならぬ"骨ブログ"になっちゃいますものねあせあせ(飛び散る汗)

というわけで、今回はファルの写真を中心に。

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先週末、カミさんの友人が遊びに来てくれていました。彼女にも手伝ってもらって、ファルのバースデーケーキが完成。10日遅れだったねぇ...たらーっ(汗)

あらためて、ウチの子になってくれてありがとう! > ファル

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今度の週末にはファルのお出かけが予定されているのですが、雨で流れちゃうかもしれないなぁと気が付いて、久しぶりに庭で写真を撮ることに。
# 今日はペニーを二次診療機関に連れて行く日だったので、私は仕事をお休みにしていたのです。

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最近は私は、夜に短めの散歩に連れ出すくらいでほとんど遊んでやっていなかったので、ファルは大喜びでした。

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アオバナフジバカマが目立つ季節になってきましたね。
# それ以上に"雑草"が存在感を増してますケド...もうやだ〜(悲しい顔)

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玄関脇のガマズミの実がオレンジ色に色付き始めています。

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少し前まで斜面の庭にたくさん咲いていたシンテッポウユリ。この一週間くらいでずいぶん散ってしまいました。夏も終わりに近づいたようですね。

お盆の頃から、ツクツクホウシの声が目立ち出し、赤トンボが群れをなして飛んでいるのをよく見かけるようになりました。夜には虫の音も。
ここ一週間くらいはすっかり涼しくなって(今日の最低気温は20℃、最高気温が25.5℃)、ずいぶん過ごしやすくなったファルペン地方です。

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玄関の電動ゲートのアンテナを気に入ったトンボが一匹。
カメラを近づいても、向きを変えるくらいでなかなか離れようとしません。

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飛び立ってもスグに戻って来るので、お腹の方からも一枚。

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あ、ゴメン。"犬ブログ"に戻すと言ったくせについ...たらーっ(汗)
風を通すために玄関の扉を開け放ってあったので、赤トンボを写している間、ずっと見守っていてくれたファルでした。

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ペニーの写真も一枚だけ。
ピンを抜いてもらったとたん"飛び跳ねたガール"に戻っているので、ズレたりしてないかと心配だったたのですが、骨の具合はすこぶる順調だそうです。
ただ、肘に水が溜まるようになってしまったので、消炎剤で腫れを押さえ込むことになりました。もうしばらくは安静だよ! > ペニー
posted by Tosh at 22:10| Comment(8) | ワンズ日記