ちょっと遠出をしたので、ペニーはお留守番で出番がないのですが...
約一ヶ月前に見学させていただいたウォーターワーク(WW)、結局ファルもJWWAの講習を受けて来たんです。カミさんがハンドラで私は"付き添い"。

ここで早くも問題が露見!
ウォーターダミーを使った持来、近くまで持って来たらポトンと落としてインストラクタの方に興味を移しちゃうファル... 確かに日常生活の中でもよくあるパターンなんですが、今回は"かーちゃんの手には渡さない"というのが徹底していました

GRTのダミーに関しては、私に受け取ってもらうというのを繰り返し練習したので、ほぼ大丈夫なのですが、他のモノは大抵こうなっちゃうことが多いんですよね... お恥ずかしい限りです。

ウェットスーツはお揃いで新調しました。サポーター役だし暑がりな私はスプリング(半袖短パン)にしたのですが、この日はサウナスーツと化していました。# その割には痩せなかったケド...

ちなみに、この時期の琵琶湖の練習はウェットスーツは不要だったそうなんですが... まぁ別の所で使う予定もありますしね。


生後数ヶ月というチビの頃にはボールなども手に渡していたと記憶しているのですが、若犬になってからは私たちの近くまで持ってきて落とす、あるいは取りに来てと誘うようになり、"渡せ"をちゃんと覚えないまま成犬になってしまったファル... 私たちの責任を痛感しました。
ロープを運ぶ練習では、気分によって銜えたり、イヤだと言い張ったり...
今回明確にわかったのは、ファルは私たちのコマンドに従う(私たちが喜ぶ)ことよりも、自分の好みで行動を選んでいるということでした。強制されるのを嫌がるようなそぶりも。
"ロボットのような犬は求めない"とカッコ付けたことを言って、基本的な"服従"をおろそかにしてきたツケですね...


以前からカミさんと話していたのは、要救助者にロープを運んで行くことができても、きっと"ほら、オモチャを持ってきたよ。遊ぼう!"と見せびらかして渡さないんじゃないかということでした。
ある意味では当たっていたとも言えますが、こちらは予想外なパターンが見受けられました。意外にもロープのキャリング自体はできたのですが、要救助者の近くまで行ったらクルッと踵を返して陸へ戻ろうとしちゃうのです

溺れている人から見たら、"やった、犬が助けに来てくれた


百聞は一見に如かず、その様子は後掲のビデオでご覧くださいね。

ひと月前の見学の時も含めて、成功した子が褒めてもらっているのを見ていたので、何をやれば良いか学習したんでしょうかね?

(ボート無しで)直接人間を曳く時も同じだったのですが、自分の足が付くところまで来たら、そこで引っ張るのを止めてロープを離しちゃうのです。ご一緒させていただいたバニラちゃんもオペラちゃんも、浜に上がってからも(褒めてもらうまで)引っ張り上げ続けるのに...

更に言うと、ロープだけじゃなくレトリービングでも、足が付いたら自分で勝手に"終わり"だと決めちゃってるようです。# これは、ナットの"鵜飼い"で悪いクセが付いちゃったのかもしれませんね

結局は"お仕事"ということを教えられていない(人間が喜ぶことをしたいと感じるような褒め方ができてなかった)というでしょう。猛省。
バニラちゃんとオペラちゃんのパパさんが撮ってくださったビデオです。
みっともない"ロープ・キャリング"、それなりにできた"テーク・ア・ボート・イン・トゥー"と"スイム・ウィズ・ハンドラー"の三つの種目。


あまり使うことはないのですが、2歳の誕生日プレゼントだったライフジャケットです。ファルには少し小さめなのと、(ハンドル部分がほつれてきたりと)ちょっと作りが雑なので、別のものを物色していました。


お腹の方に浮力体が付いている(珍しい)タイプですが、本犬はちょっと違和感を感じるようです。水の抵抗も大きそうなので、泳ぐ用途には向かないかもしれませんね。

Ruffwear好きの私としては一番気になっていたライフジャケットですが、3年前に検討した際には"着丈が長過ぎる"と諦めた記憶があります。
これも古い型(でファルには1サイズ小さいの)ですが、丈もちょうど良さそうだし、なによりもやはりキッチリした作り! 長過ぎると判断したのは勘違いだったのかなぁ?
ところで、上の写真はファルがカミさんを"止まり木"にしているところです。
私が水に入って練習した時もそうだったのですが、ちょっと自分が疲れてきたりすると、"溺者役"に抱きついてくるファル...



それじゃぁ、助かる人も溺れさせちゃって、水難幇助になっちゃうよ!



きっと陸の上ほど自由に駆け回れないのがもどかしいんでしょうね


ダミーを銜える瞬間ですが、必要以上に姿勢を崩さないのは見事です。


毎度のことながらブレブレの見苦しい代物ですが、私が撮ったビデオも置いておきますね。
1カット目は先掲のものと同じシーンです。笑ってやってください

ペニーの下手くそな泳ぎをちょっと彷彿させた(別の参加者に"溺れそう!"と心配をかけた)オペとんのバチャバチャ

# 余談ですが、YouTubeで追加したBGMは"Love Like Water"という曲。残念ながら"Lab(s) Like Water"と歌ってるわけじゃありません。
そんなこんなでとても楽しい一日でした。
当初はGRTの方が中途半端な状態で別のことに手を付けることに危惧もあったのですが、GRTとも共通するファルの課題が浮き彫りになったことはきっと前進につながると思っています。

帰宅した時は、ちょっと狂ったように甘えてきました。車馴れを進めてどこへでも一緒に行けるようにしなきゃね!
今回は写真がなかったので、ウチにやってきた日(4/27)に撮ったものを載せておきますね。
3ヶ月が経った今週初めの体重は23.2Kg。ちょうど倍くらいになりました!