GWが始まるというのに、昨夜から風邪がぶり返してちょっと凹んでます。
で、一週間遅れで先週末に撮った写真と、どーでも良いような話を少し。
土曜日の朝、久しぶりにうららちゃんと一緒になりました。
午前中は良いお天気だったので、集会所で育ててくださっている春の花達をバックに記念撮影も。
ウチに帰ってきたところでも一枚。
さて、あまり楽しくない話題なので、庭の花を挿絵にしておきましょう。
私がほぼ毎晩、二頭引きで散歩に出られるようになって約一ヶ月。
今月の始め頃に、げんなりすることが続きました。夜の散歩から帰ってくるとペニーにダニが付いている日が連続したのです。カミさんが発見した噛み付いた直後の(吸血は始まってなかった)一匹を含めると、一週間に4回!

もちろん夜の散歩で山道を行くことはありません。少しでも土の上を歩かせたいと思っているので、いつもの池の端の園地を通るくらいなのですが...
ファルには一度も付いていなかったので、若いペニーの方が酪酸をたくさん分泌するのかとも思ったくらいですが、おそらくはペニーの方が、草や街路樹に鼻先を突っ込む時間が長いことに起因しているのだと思います。
ウチはちょうど一年くらい前(ペニーがやってきた頃)に、マダニ対策をフロントライン・プラスからコンフォティスに切り替えました。比較的新しい駆除剤なので、どの程度の信頼性があるかはマージンを見ておく必要があると感じています。
以前、フロントラインを付けて3週間のナットに
吸血中のダニが付いていたこともあるので、何を使っていても安心はできないわけですが。
マダニが毎晩のように付いた週は、二晩(で三回)イノシシと遭遇しました。
そのウチの一回は、マーブルちゃん、ジェイミーちゃんの家の前を歩いていた時でした。住宅街の(幅5mくらいの)道路に面した空き地の2mと離れてない所で親子連れが土を掘り返しています。フラッシュライトのストロボ発光に子供の方は反応してチョット逃げる素振りも見せたのですが、親の方は(こちらを一瞥しただけで)全く動じずに餌探しを止めません。人家のない池の周りなら奇声も上げて追い払うところですが、なにせジェイミーちゃんちの目の前だったもので、それも憚られました

。
子イノシシとは言ってもそれなりに成長しており、親が子供を守るために攻撃する可能性は低いと思われるのでそれほど焦りはしませんでしたが、色めき立つファルペンをなだめながら、できるだけ遠巻きに通り過ぎるのは神経を使いました。
以前から、ダニの発見頻度は、イノシシの出没と関係が深いと思っています。
イノシシがそこら中を掘り返している山道ではダニを連れ帰ることが多かったですし、何度も庭の中にまで
侵入された2010年の年の瀬には、庭でファルにダニが付くこともありました。
実は、この冬は(特にこの2ヶ月くらいは)イノシシがファルペン地方の住宅街の中を我が物顔で歩きまわっているようなのです。ウチの庭の中に侵入して荒らされた形跡は今のところないのですが、玄関側のフェンスの道路側は何度か掘り返されています。そして、道路のいたるところにイノシシのものだと思われるウンチが落ちているのです。
夜の散歩をずっとサポっていたこともあって目撃数はそれほど多くないのですが、たいていはジェイミーちゃんちの前で見かけたのと同じ親子連れのようにも思えるので、人を怖れない数頭がそこら中を闊歩しているだけかもしれないのですが...
好んで山の中に住んでいるわけなので、野生動物ともうまく折り合いを付けなきゃいけないのは覚悟の上ですが、ウンチにせよ、ダニにせよ、迷惑なものを落として歩くのは止めて欲しいものです。
さて、日曜に撮った写真も少しだけ。
ポン太君のお母さんと出会って、登山口の小川まで行くことにしました。
途中、道ばたの(少し草が生えている)土の上でファルがウンチをしたのですが... その直後にカミさんがダニを発見。慌ててチェックしてみると、ペニーの頭にも一匹。更にファルには脚などに3匹!

あっという間に合計 5匹のダニがファルペンに取り付いたようです。当然、ルートは途中で切り上げて舗装路を行くことにしました。
ウチの擁壁の下まで帰ってきたところです。
カミさんがせっせと草取りをしてくれているのでかなりマシになりましたが、まだまだ雑草に覆われちゃっています。二カ所のピンクはシバザクラですが、その間にちょっと赤い点が見えるのは、草に半分埋もれたクサボケなんですよね

。
一時はイノシシに壊滅させられた擁壁上のムスカリですが、カミさんが少しずつ球根を植え直して増やしてくれました。
さて、実は日曜日は、これで終わりじゃありませんでした。
夜の散歩に出たところ、また住宅街の中でイノシシと遭遇したのです。
ファルペンが興奮していたので、近くに居るらしいことはわかっていたのですが、低い擁壁の上で段差があったためか二頭ともあらぬ方向に注意を向けていました。最初に姿を認めたのは私で、2mと離れてない真横でガサッと動く影に背筋が凍る思いで
跳び退るのが精一杯でした。街灯に照らされた姿は、何度も見かけている子連れの成獣より一回り大きくて(横から見た体の面積はファルの3倍くらいで)、おそらく体重は50kgはあると思われます。コイツもこちらのことを全く歯牙にも掛けない態度でした。ペニーが吠えても、そしてストロボ発光を浴びせても、ちょっと睨み返すだけ。
今までの経験では、近くで遭遇したイノシシはフーッというような威嚇の声(息)を出すことが多かったのですが、それさえもしない態度に、小馬鹿にされたような気がしました。腹が立ったのですが、こちらは二頭引きで身動きが取れないので、それ以上刺激しないように立ち去るほかありませんでした。
更に後日談がもう一つ。
今朝、庭で遊ばせていたペニーの脚にダニが一匹くっ付いていました。
ウチの庭の中へのイノシシの侵入はなさそうですが、隣家の森?には時々やってきている気配があるので、そこから移動して入り込んじゃったのかもしれません。
イイカゲンにして欲しいものです

。