2015年02月03日

雪の舞い続けた週末

タイムリーさを欠くのですが、先の週末の記録です。
一月後半は暖かい(季節がわからなくなるような)日が多かったのですが、少し冬らしさが戻ってきました。タイトルのとおり、土曜日も日曜日も断続的ではありますが、ずっと雪が舞い続けていました。"降り続けてた"わけじゃないんですよ。あくまでも"舞う"程度。

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金曜の夜にチラつき始めた雪、土曜の朝になってもこの程度でした。

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それでも、久しぶりの雪だったのでワンズは喜んで駆け回ってましたね。今回はファルが逃げ役を買って出ていました。

お昼前には全て融けちゃうかというような量だったのですが、曇っていて時折雪が舞って補充されるのでなくなりはしないというパターン。どうせなら(一度くらいは)ドカッと積もって欲しいんですけどね...
埋もれるような"雪の殿堂"に行きたいとも思っているのですが、土曜日はファルの通院がお昼過ぎに予約されていたので、その後からじゃ着いた頃には冷え込む時間帯... 見送ることにしました。

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その代わり、こんなところに行ってきましたよ。
2回目のグラン・ドッグランドの犬かきの館

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今回は別のご家族とご一緒させていただくという形になりました。ゴールデン3頭連れだったので、合計5レト。

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別家族の犬と遊び合うのは見られませんでしたが、オモチャに関しては家族の垣根なし... ファルが銜えてるウァバはヨソんちのですふらふら

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ペニーも鶏型のオモチャが気に入ったようですもうやだ〜(悲しい顔)

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一つのオモチャをいろんな子が狙って泳ぎ集まるシーンはしょっちゅうでしたが、誰かが銜えたらそこで終わり。執着する子は一頭もいなかったです。あ、ペニーはファルのを追い剥ぎしてましたけど...たらーっ(汗)

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そうそう、今回はファルが一番好きなテニスボールを忘れたこともあって、飛び込みどころか、前回のようなずるずるっとした入水も含めて、ほとんど縁からは水に入らなかったファルです。
なんかプールサイドを嬉しそうに走り回っている時間が長く、ご一緒いただいたご家族から "ファル君は水が苦手なのですか?" と聞かれてしまう始末...もうやだ〜(悲しい顔)
ま、楽しんでいるならソレでも良いんだけどねぇ。


日曜日の朝は、前日よりほんの少しだけ雪の量が多かったですが、やっぱり積もったというより雪化粧という言葉が適切なレベルでした。昼からカミさんが仕事だったもので、私とワンズだけの遠征も考えたのですが、ちょっと別件で出かけたいところもあったので...

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ウチの近所の雪が少ない時の駆け込み寺のような、いつもの場所に。

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多いところでも 5cmも積もってないのですが、ペニーとだけ来た前回よりは良い状態でした。

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線対称?でシンクロしてたファルペン。# ペニーがボケ過ぎですケド。

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ファルの"ヨダレトマラネーゼ"の原因は、木の枝を咥えたり、何かの植物を齧ったりする際に口腔内を傷つけてるんじゃないかと睨んでるんですが、いざ楽しそうに遊んでいるのを見ると、いちいち宝物を取り上げる気にはなりませんでした。
幸いなことに今回はヨダレは出なかったです。ほっ。

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一番陽の当たるエリアもそれなりに雪に覆われていました。

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今回は"雪踏み"よりも"雪遊び"に近かったね!

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前回は 1日ドックの検診で来られなかったので、ファルのアップで締めくくっておきましょう。

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さて、別件で出かけたというのは、キャンピングカー屋さんでした。
3年あまり前からいずれ手に入れたいと思ってきたのですが、実はネットや雑誌で情報を漁るだけで、実際に話を聞くのは今回が初めてです。

で、私がキャンピングカーに求めるのは、主に次のようなものです。
1. 自らが被災した際に、犬と共に避難できること
2. 犬連れで旅行(競技会への遠征)時に、しばらく犬だけを車中に残すことや車中泊が安心してできること
3. 捜索救助犬育成活動の基地になりえること

長い時間、親切に相談に乗ってくださったのですが、1.や 3.のことを考えるとやっぱりキャブコンと呼ばれるタイプのものが必要になりそうですね。
使用イメージがだいぶ固まりつつあるのですが、カミさんが乗り気じゃないのが一番の障壁かも...あせあせ(飛び散る汗)

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2015年02月08日

カニと雪遊び

今夜からはこの冬一番の寒波がやってくるそうですが、あまり冬らしくない日が続いていたファルペン地方です。
まともな雪遊びはまだできてないので、この週末こそ"雪の殿堂"に出かけようと考えていたのですが、5日ほど前にあるアイディアが浮かびました。関西人にしかこの感覚はわからないとも聞きますが、冬の愉しみであるカニツアーと雪遊びを組み合わせられないかというもの。

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いろいろ調べたのですが、カニを食べられて犬と同室で泊まれる宿というのは、かなり少なそうです。越前海岸の方には地元で揚がったカニを食べさせるペット同伴宿も見つかりましたが、さすがに予算オーバー...もうやだ〜(悲しい顔)
で、見つけたのはココ。リゾートマンションの転用なので趣には欠けますが、犬連れ宿泊施設としてはかなりアタリだったと思います。某旅行サイトの"直前割"で予約できたので料金も安かったですし、輸入物の冷凍ガニとはいえ、結構美味しかったです!

ペット可の部屋は人気があるようで、土曜の予約はずっと埋まっている状態だったので、"カニ+雪遊び"の誘惑?に抗いきれずに、金曜日(2/6)に仕事を早めに切り上げて、車を飛ばしてやってきたのでした。

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翌朝、せっかく城崎に来たのだからと、カミさんには外湯を勧めて、私はワンズと少し散策を楽しみました。左奥に写っているのは足湯。
可能ならロープウェイに乗りたいと思ったのですが、レトリバークラスは無理とのことでした。残念。

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ちょっと寄り道をして、海を眺めながら車を走らせることに。山陰海岸ジオパークを楽しみながらの気ままなドライブです。

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浜を見つけてファルペンにも日本海を楽しませてやることに。

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衝撃的だった余部鉄橋の事故。もう30年近く前の出来事だったんですね...
2010年に新設されたモダンなコンクリート橋の隣には、部分的に鉄橋が保存されていました。

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で、やってきました。"雪の殿堂"。
縮小したらわかりにくい写真になってしまいましたが、雪爆弾を受け止める瞬間のファルです。

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ペニーも。# 自分向けじゃないとわかったファルの表情が変!

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積雪深は 100cm超え。
割に締まった雪で、メタボな私でも膝まで埋まることはありません。

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ワンズにとっても 30cmくらいまでの深さの軽い雪が楽しいとは思うのですが、体力増強にはこれくらいの負荷が良いかも。

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今回は、土曜日だったのとアチコチまわってから来る(時間が読めない)予定だったので、お友達を誘うこともなく、ウチの家族だけ。
広場で遊ぶだけじゃつまらなくなったカミさんは、私が車に戻っている間にトレッキングに出発していました。待ってくれぇ...あせあせ(飛び散る汗)

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失敗だったのはスノーシューを積んでくるのを忘れたこと。
スリムなカミさんやファルペンに比べて沈み込んでしまう私は汗だくになってしまいました。ふらふら

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やっぱり雪遊びはたくさんのお友達と来た方が楽しいよね。
また近いうちに誘い合って来ることにしよう!

あんまり良いカットはなかったんですが、ビデオも置いておきますね。
posted by Tosh at 23:59| Comment(0) | ワンズ日記

2015年02月12日

二歳の一匹

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月曜日(2/9)、ペニーは二歳になりました。Happy Birthday!るんるん
ファルが二歳になった時との対比で動画を撮ろうかとカメラを弄っていたら、待ちきれなくなったペニーがケーキに突進...たらーっ(汗) 計画失敗ですふらふら
# 実は、ファルとペニーは食べ方がまるで違うんです。ファルはドライフードでもポリポリと齧ったりするお上品さですが、ペニーの方はガッ、ガッ、ガッっと丸呑み... その違いはいずれまた記事にしましょう。

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さて、昨日(2/11)の記録です。# 全部 iPhoneの写真で見苦しいのですが...

ペニーがこのハーネスを着けてるってことは、捜索救助犬トレーニングのモードだってこと。
実は祝日を利用して、(いろんな団体に所属する)救助犬育成仲間が集まって自主練習会が開かれたのです。
私とペニーは昨年末にセミナーを受けただけで、練習方法もほとんどわかっていない状態。この機会に皆さんの方法を学ばせていただこうと参加させていただいたのでした。

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場所は何度もお世話になっている日本レスキュー協会さん。
正面奥のガレキなどを借りて、各ハンドラが(お互いにヘルバー役などで助け合いながら)各々の課題を練習しようというわけです。

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ガレキの隣には斜面に開いた穴があったり、高所馴致用?の足場なども。

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一見ガレキの山に見える場所も、人が完全に隠れられる穴から姿を見せながら隠れるためのスペースまでいろんな形状が計算して配置されています。その向こう側に見えるコンクリートの塊は、いろんな所に隠れて、そこから出る匂いの流れもコントロールできるようです。

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こういった訓練施設を自由に使わせていただけたわけですが、それに加えて完成したばかりの高機能アラートボックスまで!
隠れ役と扉の開閉役で二人のヘルパーが要るのですが、ウチのような初心者にはとてもありがたい仕掛けでした。カミさんが協力してくれたとしても、ここまで細かいコントロールをして成功体験を積み上げるのは難しいものねぇ。

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先輩方がヘルパー(というか練習方法の教え役)を買って出てくださり、いろんな場所を使ってペニーもいろいろ練習をさせていただきました。
鉄筋が飛び出しているガレキも、ペニーは尻尾ブンブンで登っていきます。 "Speak"等の声符を使わないと自分からはあまりバークアラートしないのは残念でしたが、探索意欲や要救者に執着することも多少は覚えてくれたように思います。

ヘルパーさんとの練習中は iPhoneをノンビリ弄っているわけにもいかないので、ガレキを行き来するペニーの写真はありません。ちょっと残念。
その代わり、私と二人で高所に馴れさせている時などには写真を撮ってみました。
このドッグウォークは、適度に(フワンフワンと)揺れるように作ってあるようで、基本イケイケドンドンなペニーも少し嫌だったようです。
離れた所で待たせて一気に渡る練習をしようとしたのですが、私が 3mくらい離れたらガマンできずに付いて来てしまいました。

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何度も繰り返していたら、あの揺れる所に行くのは嫌だなぁ...って感じで登るのには躊躇するようになったのですが、急なスロープ自体はそれほど苦にならないようです。

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ガレキもドッグウォークも、全てが初めて挑戦するものばかりだったのですが、その多くを物怖じせずにクリアしていくペニー。で、私自身もビックリさせられたのはこのハシゴです。
1.2mくらいのコンクリートの箱に立てかけてある 8段の木のものなんですが、たぶんダメだろうなと思いながら試していたら、割合簡単に上り下りできるようになっちゃったのです。もっとも最初のうちは勢いで(一段ずつじゃなく)跳ぼうとして踏み外したり、怪我をしかねない危うさだったのですが...

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これは 5枚目の写真などにも写っているコンクリートの箱の上。一辺に枕木の階段が設置されていて、別の辺にこのハシゴがかけてあって(犬も)登れるようになっているのです。

枕木の階段から上がらせることを想定して私が屋上?に飛び乗って身を隠したら、ペニーは最初(何もない壁に)ジャンプして(前脚だけ引っ掛けて)ボトッと落ちていました。横に階段があるのに静かになっちゃったぞ...と心配になった瞬間、別の辺に回り込んでハシゴを駆け上がってきたペニーに押し倒され、舐め回される私がいましたわーい(嬉しい顔)
# 階段の方がずっと楽なのに... おバカなんだか利口なんだか?

ドッグウォークやハシゴはおまけみたいな練習だったのですが、写真があったものでつい長々と説明しちゃいました。ふらふら

実のところ(当然ですが)、"隠れんぼ"の方こそが有意義な練習でした。いろんな方が教えてくださる中で、やはりヘルパー(隠れ役)の重要性を再認識させられた面も大きかったです。# 恥ずかしながら昨秋の時点では、ある程度までは救助犬育成は独りでもできるのかなと思っていましたから...もうやだ〜(悲しい顔)

それとアラートボックスを使った練習の際に明確になったのですが、ペニーはまだ"人の匂い"を取ることがわかっていませんでした。散歩の途中の山道で私が隠れた時には、クンクンと鼻を使っているように思えたこともあったのですが、まだ目視で探しているだけのようです。
こちらは単純に"隠れんぼ"不足なんでしょうね。

というわけで、たくさんの救助犬ハンドラさんの練習を拝見でき、そして多くの方からいろんなことを教えていただき、ようやく捜索救助犬の訓練らしきものをスタートできた私とペニーのペアです。
企画くださったAさんをはじめ参加者の方々、応援に駆けつけてくださった細野さん、日本レスキュー協会の皆さん、本当にありがとうございました!!

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この写真は、日本レスキュー協会の入り口に貼ってあった写真の一部分です。イイ感じだったので何気なく撮ったものですが、ふと気付いて、この記事のタイトルにも引用?させていただいちゃいました。

posted by Tosh at 18:21| Comment(0) | ワンズ日記

2015年02月17日

2月も雪無しの日々

ファルペン地方では暖冬が続いています。
12月からお正月にかけては寒い日も多かったし、例年より雪もよく降ったように思うのですが、それ以降はあまり冬らしくありません。今年になってからは池の氷も部分的にしか張らないので間違いなく平均気温が高いのでしょう。
暖冬で雪が無いと残念がっていても、バレンタインの頃にドカッと湿った雪が積もるなんてことも何度か経験しているのですが、今年はそれさえありませんでした。

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先の週末は特にワンズとのお出かけもなかったので、こんなものを作ったりしていました。
って、この写真で何かわかる人はいませんよね...

プラダン(プラスチックの段ボール)とかプラベニ(同様にベニヤ板)と呼ばれる軽い板 5枚をガムテープでくっつけてあるものなんですが、

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展開するとこんな風に底のない箱になります。

救助犬のトレーニングで使うアラートボックス(中に隠れている人の匂いを探させる道具)の簡易版のつもり。実は昨年末にグレーのを試作していたので、今回作った黄色と黒色のは Ver.2なんですけどね。


自主練習会で、ペニーが鼻を使ってないことが判明したので、家の中の隠れんぼでも目視できない練習に移行すべきかと思ったわけです。

1個が 2.1Kgと軽すぎるので、(屋外で使うには)風に弱いのと、ペニーが体当たりすると変形して中が見えちゃうのが難ですが、匂いで探す意識付けには役立つはずだと期待しているのですが... どうなりますやら。


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ついでに、救助犬関連の写真をもう一枚。
2/11のガレキでのトレーニングに合わせてゴーグルを調達したので、以前からツリークライミング用に持っていたPETZLのヘルメットが急にサマになりました。NEXTORCHのヘッドランプはあまりマッチしてない気もしますけどね...

グローブは定番のTONBOREXで安いものを素材を変えていろいろと試しています。ケブラーの防寒用のだけはゴワゴワし過ぎて(いつまでも馴染まなくて)、私的にはパスしたい材質かなぁ。

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日曜日(2/15)の朝の散歩時の写真もを少しだけ載せておきましょう。
"お得コース"の山道も、雪はところどころに痕跡があるだけです。

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前回記事では出番がなかったので、ファルの目立っている写真も。

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そうそう、ちょっと心配になっていることがあります。
毎年見事な花を見せてくれるこのシダレザクラ。根元の広い範囲をイノシシに掘り起こされているのです。
ウチの庭で、一本のソメイヨシノの株元にシバを張ったら、その樹だけ一輪も花を付けなかったことがあるので...

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久しぶりの庭木の写真も。
今年はロウバイもちょっと変です。ごく少数花開いたものもあるのですが、多くは蕾のまま。で、写真のようにその状態のまま枝から落ちてしまうものがちらほらと...
12月が異様に寒かった2年前の冬には、蕾のままで全部落ちてしまったので、今年も同じように植物を戸惑わせる冬なんでしょうね。

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同様のイマイチなパターンは侘助でも... 年末はちゃんとした花が咲いていたのですが、今は本当に小さいのが縮こまっている状態です。

あまりパッとしない話題になっちゃいましたが、実は、もう一つ週末のネタで楽しかったものがあります。それについては記事を改めますね。

posted by Tosh at 23:59| Comment(0) | ワンズ日記

2015年02月19日

英国の犬に思い馳せ

週末の楽しかった話題というのは、イギリスの生の情報に触れる機会があったということでした。2/15(日)に、まいてぃさんが "ガンドッグを学ぶ" というセミナーを関西でも開催してくださり、カミさんと連れ立ってそれに参加してきたのです。

彼女は 10代から渡英を繰り返して、日本でも名の通ったフィリッパ女史に師事してドッグトレーナー(とガンドッグハンドラ)の修行をしておられる方。昨年は本場のフィールドトライアル(ノービス)で優勝されたそうですよ!

Philippa Williams氏は、20年に渡って Cruftsでガンドッグのデモンストレーションをやっておられるそうです。私が観に行った時もそのデモは楽しませていただきました。この記事の7枚目の写真で左に写っている長身の女性が Philippa女史です。
5年ほど前からは Gundog Dayのメインリングでのデモも。2012年の公式のこのビデオ(やダイジェストのこれ)には、まいてぃさんもチラチラ写っておられますね。

言わば、英国のガンドッグトレーニングの顔というような師匠なわけで、その下で実猟もフィールドトライアルも経験してこられている まいてぃさんの話が面白くないはずはありません。
10時半から(昼休みを挟んで)16時半まで、あっという間の刺激に満ちた素敵なセミナーでした!手(チョキ)

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まいてぃさんは来年には本格的に帰国?される予定だそうですので、貴重な英国ガンドッグ情報をガンガン発信してくださるのを今から楽しみにしているんですよ!

セミナーの中身に触れるのはあまり紳士的ではないかと思いますが、ほんのちょっとだけ、考えさせられたことを書き留めておきたいと思います。

英国のガンドッグ(リトリーバー)ファンシャーの志向というのは、実猟でPickersと呼ばれる犬種の作出された目的である回収作業をおこなわせることと、Field Trialや Working Testといった競技会に出ることに分かれるそうです。
で、競技志向の方は Pickersの仕事は避けようという傾向があるとか。その理由は実猟では犬が自発的に回収作業することが求められるために服従性が崩れるということなんだそうです。

私がファルと GRTを始めようとした時にも、ある方から同じような話を聞かされました。競技成績を重視するならあまり犬に自由を与えない方が良いという(善意の)アドバイス。そういえば、この記事の最後で紹介した書籍中のマールは極力自由を与えられた犬で、回収作業をおこなう能力はあるものの、それを命じられることを拒むといったエピソードも出てきますね...

私とファルのペアは全く成績を残せませんでしたが、犬が自立的に判断して行動できることと、ハンドラの指示に従って結果を出して"ドヤ顔"を見せてくれることの両立に悩んでいた面があったのも確かです。
ペニーと挑戦し始めた捜索救助犬の活動に関しても同様の不安は感じています。捜索活動中の犬に対しては事細かなコマンドは出さずに自主性に任す方が良いといったことが言われる一方で、救助活動が協同作業になるとことを考慮して(認定試験等においては特に)高い服従性も求められるというジレンマ...
ファルとのGRTでは成績はどうでも良いと思っている面もあったのですが、ペニーとの活動はあくまでも実働して結果を出したいと考えているものですから。

が、フィリッパ女史は、同じ犬を実猟にも競技会にも出して、高いレベルの成績を残しておられるようです。もちろん、犬の素質やハンドラの腕に依存する部分は大きいでしょうが、両立することは不可能ではないということなんでしょうね。

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<単なる挿絵。昨夕、明石海峡大橋に沈みかかる陽が美しかったもので...>

終わった後で、セミナー内容には直接関係はない質問を まいてぃさんにぶつけさせていただいちゃいました。
"ガンドッグだけじゃなく、イギリスの犬と人の文化に興味を持っていて Cruftsにも行ったんだけど、CLA Game Fairにも惹かれている。行く価値はあるだろうか?" と。
まいてぃさんの答えは即座に帰ってきました。"ぜひ観に行くべきだ" と。彼女自身もクラフツ展以上に CLAのことが好きで、今年も行くはずとのことでした。

で、ちょっと迷ったのですが、カミさんには留守番をしてもらって、単身で行ってくることにしちゃいました!
三日間の開催期間のうち、土曜から二日間は会場を観て回るつもりです。とは言っても英国のカントリーサイドの遊び方全般を扱う大規模なお祭りイベントのようですし、英語力に難のある私がどれだけのことを吸収して来られるかは未知数ですけどね...ふらふら

CLA Game Fairのことをご存知ない方のために、少しビデオを紹介しておきましょう。どんなイベントなのかをよく表していそうなのはこちら。そして一番見たいと思っている England, Wales, Scotland, Ireland対抗の Working Test競技会はこちらが参考になると思います。オマケで、犬の目線で会場の様子を紹介しているビデオも。
今年はどのくらいかわかりませんが、動画中で会場の広さを 500エーカーとかって言ってますね。クラフツ展も広いと感じたけど、その20倍以上の面積(東京ドーム 40数個分!)... 迷子か 行き倒れになりそうですねたらーっ(汗)

"私も行くよ"という方がいらっしゃったら、ぜひご連絡くださいね!

というわけで、既に心はイギリスの涼しい夏に飛んじゃってて、仕事の合間に(というかサボって)エアチケットやホテルを予約している今日この頃ですわーい(嬉しい顔)

posted by Tosh at 23:59| Comment(4) | ワンズ日記

2015年02月22日

我が家のラブリー

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今日は朝から 2月とは思えない暖かい雨...

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この週末もワンズ孝行はできずで、つまらなそうなファルペンです。

ふと思いついて、小ネタで軽〜い記事を書いちゃうことにします。
ウチにあるラブリーな(男性はあまり使わない表現か...たらーっ(汗))モノ達の紹介。

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一つ前の記事がガンドッグ絡みだったので、トップバッターはこれ。
Cruftsの会場で見つけた Robert Harropの Doggie Peopleシリーズの一つです。いろんな犬種のフィギュアが次々に発売(&廃盤に)されるので、eBayなどで "Harrop 犬種名"で探してみると楽しいですよ。
ラブラドールは種類が豊富な方で、今もロビン・フッドなど何種類かがメーカーで販売中ですが、ゴールデンはキャプテン・クックの一種類だけ。そう言えば、某犬種はロビンの甥っ子という微妙なキャラだけですね。

英国製の犬種ごとのフィギュアというと John Beswickが有名ですが、自分がコレクター体質なのをわかっているので(その昔、チョコエッグをコンプリートしたり...ふらふら)、手を出さないようにブレーキをかけています。
# 去年のクリスマスの記事に載せた Snowmanは Beswickですけどね。

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ガンズ(英国では銃を持って歩く狩猟者をハンターと呼ばないbyまいてぃさん)つながりで、手作りカードを一枚。
"甥っ子"の犬が描かれているようですね。

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たしか Etsyで見つけて、この2種類のセットを購入したように思うのですが、作者とかの情報はなくしちゃいました...たらーっ(汗)

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鳥つながりで... Ingo Maurerの Lucellino Wall。
自分でクローゼットに穴を開けたりスイッチを見繕ったりして、ベッドサイドの灯りにしたものです。

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逸れちゃったので、(パッケージが)ラブリーな犬関連に戻しましょう。
最寄りのスーパーにはこの2種類しか置いてない Fentimansのドリンク。
米国系では Root Beerが大好きな私ですが、英国系というとやっぱりコレになるかな。# 超下戸なのでエールとか言えないのが辛い...もうやだ〜(悲しい顔)

と、まぁ内輪ネタなモノをあれこれ並べちゃったのですが...

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最後はやっぱりベタなオチで... ラブリーなウチの家族です!わーい(嬉しい顔)

posted by Tosh at 21:53| Comment(2) | ワンズ日記