月曜日(2/9)、ペニーは二歳になりました。Happy Birthday!
ファルが二歳になった時との対比で動画を撮ろうかとカメラを弄っていたら、待ちきれなくなったペニーがケーキに突進... 計画失敗です。
# 実は、ファルとペニーは食べ方がまるで違うんです。ファルはドライフードでもポリポリと齧ったりするお上品さですが、ペニーの方はガッ、ガッ、ガッっと丸呑み... その違いはいずれまた記事にしましょう。
# 実は、ファルとペニーは食べ方がまるで違うんです。ファルはドライフードでもポリポリと齧ったりするお上品さですが、ペニーの方はガッ、ガッ、ガッっと丸呑み... その違いはいずれまた記事にしましょう。
さて、昨日(2/11)の記録です。# 全部 iPhoneの写真で見苦しいのですが...
ペニーがこのハーネスを着けてるってことは、捜索救助犬トレーニングのモードだってこと。
実は祝日を利用して、(いろんな団体に所属する)救助犬育成仲間が集まって自主練習会が開かれたのです。
私とペニーは昨年末にセミナーを受けただけで、練習方法もほとんどわかっていない状態。この機会に皆さんの方法を学ばせていただこうと参加させていただいたのでした。
実は祝日を利用して、(いろんな団体に所属する)救助犬育成仲間が集まって自主練習会が開かれたのです。
私とペニーは昨年末にセミナーを受けただけで、練習方法もほとんどわかっていない状態。この機会に皆さんの方法を学ばせていただこうと参加させていただいたのでした。
場所は何度もお世話になっている日本レスキュー協会さん。
正面奥のガレキなどを借りて、各ハンドラが(お互いにヘルバー役などで助け合いながら)各々の課題を練習しようというわけです。
ガレキの隣には斜面に開いた穴があったり、高所馴致用?の足場なども。
一見ガレキの山に見える場所も、人が完全に隠れられる穴から姿を見せながら隠れるためのスペースまでいろんな形状が計算して配置されています。その向こう側に見えるコンクリートの塊は、いろんな所に隠れて、そこから出る匂いの流れもコントロールできるようです。
こういった訓練施設を自由に使わせていただけたわけですが、それに加えて完成したばかりの高機能アラートボックスまで!
隠れ役と扉の開閉役で二人のヘルパーが要るのですが、ウチのような初心者にはとてもありがたい仕掛けでした。カミさんが協力してくれたとしても、ここまで細かいコントロールをして成功体験を積み上げるのは難しいものねぇ。
先輩方がヘルパー(というか練習方法の教え役)を買って出てくださり、いろんな場所を使ってペニーもいろいろ練習をさせていただきました。
鉄筋が飛び出しているガレキも、ペニーは尻尾ブンブンで登っていきます。 "Speak"等の声符を使わないと自分からはあまりバークアラートしないのは残念でしたが、探索意欲や要救者に執着することも多少は覚えてくれたように思います。
ヘルパーさんとの練習中は iPhoneをノンビリ弄っているわけにもいかないので、ガレキを行き来するペニーの写真はありません。ちょっと残念。
その代わり、私と二人で高所に馴れさせている時などには写真を撮ってみました。
このドッグウォークは、適度に(フワンフワンと)揺れるように作ってあるようで、基本イケイケドンドンなペニーも少し嫌だったようです。
離れた所で待たせて一気に渡る練習をしようとしたのですが、私が 3mくらい離れたらガマンできずに付いて来てしまいました。
何度も繰り返していたら、あの揺れる所に行くのは嫌だなぁ...って感じで登るのには躊躇するようになったのですが、急なスロープ自体はそれほど苦にならないようです。
ガレキもドッグウォークも、全てが初めて挑戦するものばかりだったのですが、その多くを物怖じせずにクリアしていくペニー。で、私自身もビックリさせられたのはこのハシゴです。
1.2mくらいのコンクリートの箱に立てかけてある 8段の木のものなんですが、たぶんダメだろうなと思いながら試していたら、割合簡単に上り下りできるようになっちゃったのです。もっとも最初のうちは勢いで(一段ずつじゃなく)跳ぼうとして踏み外したり、怪我をしかねない危うさだったのですが...
これは 5枚目の写真などにも写っているコンクリートの箱の上。一辺に枕木の階段が設置されていて、別の辺にこのハシゴがかけてあって(犬も)登れるようになっているのです。
枕木の階段から上がらせることを想定して私が屋上?に飛び乗って身を隠したら、ペニーは最初(何もない壁に)ジャンプして(前脚だけ引っ掛けて)ボトッと落ちていました。横に階段があるのに静かになっちゃったぞ...と心配になった瞬間、別の辺に回り込んでハシゴを駆け上がってきたペニーに押し倒され、舐め回される私がいました。
# 階段の方がずっと楽なのに... おバカなんだか利口なんだか?
ドッグウォークやハシゴはおまけみたいな練習だったのですが、写真があったものでつい長々と説明しちゃいました。
実のところ(当然ですが)、"隠れんぼ"の方こそが有意義な練習でした。いろんな方が教えてくださる中で、やはりヘルパー(隠れ役)の重要性を再認識させられた面も大きかったです。# 恥ずかしながら昨秋の時点では、ある程度までは救助犬育成は独りでもできるのかなと思っていましたから...
それとアラートボックスを使った練習の際に明確になったのですが、ペニーはまだ"人の匂い"を取ることがわかっていませんでした。散歩の途中の山道で私が隠れた時には、クンクンと鼻を使っているように思えたこともあったのですが、まだ目視で探しているだけのようです。
こちらは単純に"隠れんぼ"不足なんでしょうね。
というわけで、たくさんの救助犬ハンドラさんの練習を拝見でき、そして多くの方からいろんなことを教えていただき、ようやく捜索救助犬の訓練らしきものをスタートできた私とペニーのペアです。
企画くださったAさんをはじめ参加者の方々、応援に駆けつけてくださった細野さん、日本レスキュー協会の皆さん、本当にありがとうございました!!
この写真は、日本レスキュー協会の入り口に貼ってあった写真の一部分です。イイ感じだったので何気なく撮ったものですが、ふと気付いて、この記事のタイトルにも引用?させていただいちゃいました。