2010年02月23日

迷子になったなら

「ファルは迷子になったらちゃんとウチに帰ってくるかなぁ?」昨日の散歩の途中、カミさんが切り出しました。意図を汲んだ私はこう答えます。「たぶん途中で誰かに愛想を振りまいて、連れて行ってもらいそう。無理かも。」
こんな会話が出てきた背景はこれ↓。
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金曜の深夜に観たディズニーの"ボルト"。あえて端折って言ってしまえば、飼い主の元へ帰ろうとする"普通の犬"BOLTを主人公にしたロードムービーです。いかにも John Lasseter - PIXARな作品なんですが、今回もとても素敵な、そして完成度の高い映画に仕上がっていました。
私的には、この一年に(DVDで)観た"犬映画"の中ではイチオシです!
(マーリー、フルーク、HACHIもそれぞれ良かったですけどね。)

HACHIといい、BOLTといい、飼い主を思う犬の一途な気持ちがテーマあるいはモチーフになっているわけですが、この手の作品を鑑賞した後に、ふと一抹の心の乱れを感じるのは、ファルコの "誰にでも甘えられる素質" のせいなんですよね。

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<庭に出たカミさんのことをずっと目で追っているファルコです>

この週末は、お客さんにやんちゃな甘え方をして困ったわけですが、その前に迎えた二回の友人達に対しては、呆れるほど上手に甘えていました。
うちの一人などは、(夏に)ファルに会うまでは犬が恐くて、とても一緒の部屋に居るなんて想像もできなかったという女性なんですが、その人の膝に頭をあずけて寄り添ってみたり、ずっと付いて回ったあげくゲストルームの前でずっと待ってたりするもので、すっかりファルコ好きになってしまったようです。
この 人たらし犬!わーい(嬉しい顔)

過去に実家で飼っていた犬達は、特定の人間を"主人"として特別扱いし、家族以外に対しては一定の距離を置いていたものですが、ファルコにはそういう部分が希薄(というかほとんど無いんじゃないかと疑いたくなるくらい)なのです。
飼い主としては、そのフレンドリーさを誇らしく思う一方、恋人が他の男に親しく接するのを見て嫉妬しているような、ちょっとみっともない複雑な気持ちにさせられてしまいます。ふらふら
単にリーダーシップが不足しているのかもしれませんが...

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たとえ他の人にも同じ表情を見せたとしても、私はこの笑顔が見れたらそれで幸せなんですけどね。(ちょっと やせ我慢モードふらふら)
posted by Tosh at 01:36| Comment(0) | ワンズ日記
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