ネットで"ボルト"の評判を調べてみたら、意外な感想が多いことにびっくりしました。それは、ラスト部分が物足りなかった、盛り上がりに欠けたといったもの。BOLTがもっとカッコ良く活躍すれば良かったということなんでしょうかね?
そんな展開になっていたら、あの作品は狭義の"子供向け"二流映画になっちゃってたように思います。あの "普通の犬"としての行動をさせたことに私は心を動かされたんだけどなぁ...
Walt Disneyは、映画を "the child in all of us, whether we be six or sixty" のために作るんだと言ったそうです。たしかに、"ボルト"は狭義には"大人向け"の作品なのかもしれませんね。
さて、一般には犬映画と分類されることはないのでしょうが、私にとってはとても重要な意味を持った大好きな映画があります。"キッド"。2000年公開のこれまたディズニー作品。

子供のRUSTYが「40歳で、結婚もせず、パイロットでもなく、犬も飼ってない。僕はダメな奴になっちゃうんだ」と嘆くシーンが出てきます。彼は、大人になったら "世界一の犬" CHESTERを飼っているはずだと思っていたのです。
実際に観たのは数年後だったのですが、この映画の公開された年に私は 40歳になっていました。かろうじて結婚はしていましたが、なりたかった職業には就けなかったし(宇宙飛行士にもなりたかったけど NASDAの試験には受からなかったし)、なにより一緒に暮らす犬はいませんでした。
"キッド"では、経済的には成功者である大人のRUSSを loser と断じています。私は経済的にも満たされていませんでしたし、日々の生活に行き詰まりを感じている頃だったので、よりいっそう"負け犬"感を味わった訳です。
"I did it!"と言えるようになるには、本当の幸せを手に入れるには、どうしたら良いんだろう?この映画は私にずっとそのことを問いかけ続けています。
"Where's Chester?" RUSTYのように、私は自分の犬を探し続け、そしてファルコを迎えることになりました。
こういった思い入れがあるもので、犬が主人公の他のいろんな映画以上に、"キッド"は私にとって大切な"犬映画"なんです。


「キッド」いいですよね。
実は前妻と離婚して子どもと別れた時に見た映画です。涙が出ました。
ちょうど犬を飼おうと思っていたときで、埼玉の犬舎からラブラドールの雄を譲っていただきました。名前は当然「チェスター」。この8月で8歳になります。
実は一昨年に茨城の犬舎にお願いして交配させていただきました。その男の子の名前は「ラスティ」。まさにキッドです。
ラスティも今は1歳2ヶ月。遊び盛りでぴょんぴょん跳ねながら走っています。
あの映画を見て、同じような思いだった方がいらっしゃって、ついコメントを書いてしまいました。失礼いたしました。
はじめまして!
"キッド"にそんなに影響された方、初めてですよぉ。
ディズニー映画ってことで結構サラッと流されることが多い作品かと思うんですが、"子供心"をテーマにした(狭義の)大人向けのファンタジーですよね。
でも、ごろんたさんも私もゴールデンじゃなくラブってところまで一緒なのは奇遇ですねぇ。
チェスターちゃん、ラスティ君の母子、見てみたいなぁ!
チェスター君の性別を勘違いしちゃってました。ごめんなさい。
なので最後の文は下記に訂正させてください。
「チェスター君、ラスティ君の父子、見てみたいなぁ!」
これに懲りず、これからもヨロシク!