2010年04月02日

サクラサク!

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麓の町では桜が満開になりつつあります。
若い頃は"桜の良さ"があまりわからなかったのですが、歳を重ねるとともに、寒い冬に耐えた後、一気に花を開かせる生命力、その美しさに毎年感動するようになりました。

さて、唐突なんですが、実はファルコは健康面での懸念を抱えていました。
3/7にファルコの左前肢の手首の内側の骨が、右に比べて明らかに出っ張ってることに気が付いたのです。痛がる様子もないし、気にしているようにも見えないので、以前に軽い骨折でもしてたのに気付いてやれなかかったんじゃないか?くらいに思って、かかりつけの病院に連れていったのは 3/9のことでした。
前腕骨二本のアンバランスな成長が原因かもしれないと説明くださり、レントゲンを撮っていただくと、骨は正常に発達していて、固くとんがっているところは軟組織だそうです。さらに、その下の骨の表面が少しだけ荒れたようにも見えるとのこと。
針生検をしてみましょうとおっしゃる先生の顔が曇っていて、念のために専門家にも診断を依頼したいと二回目の採取をされるに至っては、悪性腫瘍の可能性があるのだと気付かざるをえませんでした。
先生の検鏡診断では、慢性炎症による腫れと、何らかの腫瘍の両方の可能性があるということで、その筋の権威による診断結果は一週間後に出ると説明を受けて帰宅しました。
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実は私はかなり心配性なもので、ネットでいろいろ調べてみると...
獣医師が一番心配されたのは骨肉腫の可能性なのだとわかりました。そして、犬の骨肉腫の怖さもその時に初めて知ったのでした。
以前飼っていたフェレットの一頭が、若い時に悪性リンパ腫にかかり、あっという間に進行して助けられなかった経験があるので、まだ1歳半のファルが悪性腫瘍だったらと考えると気が気でなくなりました。
骨肉腫であることも想定するなら、専門家の診断を待たずに、予防的に抗ガン治療を始める方が良くないのだろうかとド素人なことを考え、実際に先生に電話をかけて困らせたりもしてしまったのです。
心の乱れを押さえ込むように、平静を装ってブログ等を続けてはいましたが...

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週があけ、専門家の先生の診断でも明確なことはわかりませんでした。ただ、しこりが大きくなっていないことや年齢等も併せて総合的に判断すると、慢性炎症性の腫れ、線維腫、線維肉腫の可能性が高く、骨肉腫や軟骨肉腫の可能性はむしろ低いだろうとのことでした。
まだ病変が進んでいないため、どれであるかを特定するための生検も腫瘍マーカも精度が期待できないし、切開するのは体への負担を考えると得策ではないだろうとのことで、(アカラスの治療中でもあるので非ステロイド系の)抗炎症薬を投与して様子をみることになりました。

一週間後、しこりは少し小さくなっていました。少し安堵しながらも、消炎薬の量を減らして、さらに一週間。
そして、昨日診てもらったところ、明らかに目立たなくなっているということで、(悪性)腫瘍の可能性はほぼ排除できると診断していただけたのです!
3週間ぶりに、ようやく人心地ついた瞬間でした。先生も(骨肉腫の悲惨さをよくご存知なだけに)、"ひょっとしたら私が一番ほっとしているかもしれません"と喜んでくださったのも嬉しかったなぁ。

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動物病院からの帰り道、桜並木がほぼ満開になっていました。
小雨が降っていたので艶やかさは半減していますが、桜が咲きほこることを、こんなに喜びと結びつけて感じられたことはありません。

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サクラサク!

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本当に良かったねぇ! ファル。
posted by Tosh at 08:50| Comment(8) | ワンズ日記
この記事へのコメント
 本当に良かったですね。ひそかに心配していましたが、ほっとしました。ファルコくん、また遊ぼうね。
Posted by ジロハナかーちゃん at 2010年04月02日 19:26
本当に、ほっとされたでしょう・・・
色々経験して
私も、ちょっとした事でドキドキ、になってます
今は獣医学もかなり進んで、
その分、心配の種も多くなりましたね

可愛いファルコ君、また、元気に!一緒に遊んでね!byPOOH
Posted by キルトカフェ at 2010年04月02日 22:08
ジロハナかーちゃんさん、
心配をしてくださり、本当にありがとうございました。
前回お会いした時は、落ち着いて対処するしかないと少し気持ちが切り替えられた後だったのですが、最初の二三日は情緒不安定になっていました。
転移を防いで生き延びてくれるなら、一日も早く断脚に踏み切った方が良いんじゃないか?とか、悪い方に悪い方に考えてしまって...
そうならなくて心底からほっとしているところです。

これからもジロ君、花ちゃんとずっと仲良く遊んでいられますように!
Posted by ファルコのとーちゃん at 2010年04月02日 23:38
キルトカフェさん、
ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。
でも、何人かの方に自分の不安を打ち明けることで、私自身は少しずつ平静を取り戻すことができたと思っています。ありがとうございました。

ウチは人間の子育てをしたことがないのですが、皆さんもちょっとしたことで一喜一憂されたり、心配になってドキドキされて歩んで来られたのでしょうね。私自身も両親にそういう思いをかけて育ててもらったのだと改めて気付き、いろんな方に感謝をしたい気持ちになっております。

POOHちゃんに、これからもヨロシクとお伝えください!
Posted by ファルコのとーちゃん at 2010年04月02日 23:47
昨日の夜中に南の海からもどってきて5日ぶりにいつものようにファルコの部屋をみてびっくり!
元気印だと思っていたファルくんと熱愛とーちゃんにそんな心配事があったなんてみじんも知りませんでした。
でも、本当によかったですね。
ラブはいろんな病気になりやすいと獣医さんから聞いています。
動物や障害をもっている人は、うまく自分のことが伝えられないからこちらが敏感に様子の変化や気持ちをわかってあげないといけないですね。よかった、よかった。
ファル君、またリリィとあそぼうね! 
      
Posted by リリィのかーちゃん at 2010年04月03日 18:08
リリィのかーちゃんさん、
西表は楽しかったですか?また話を聞かせてくださいね。

今回の手首のシコリについては、実のところあまり心配せずに診てもらったんです。それがこんな大事に発展して、うろたえてしまいました。
少し前にえずきがちだったこともあって、胸やお腹のレントゲンを撮ってもらう方がメインのつもりで病院に行ったんですよ。ついでに(成犬になってからの)股関節も撮ってもらったんですが、それらは全て問題無しだったんですけどね...

もの言えぬ動物の病気は、いかに人間が早く気付いてやるかが重要だと思ってます。ずっと元気でいて欲しいですもの。

また一緒に遊んでやってくださいね!
Posted by ファルコのとーちゃん at 2010年04月03日 18:30
ファルコ君、本当に良かったです。

この子達がずっと笑顔で、健康でいてくれることが何よりの幸せですもんね。

以前、エリントンが嘔吐したときも、お恥ずかしいですが、この子を抱きかかえて泣いていたこともあります・・・。
結局は、何事もなかったのですが・・・。

そのときは、逆にエリントンが私を心配して、髪の毛が濡れるまで、ずっと舐め続けてくれました。

もう、かけがえのない存在ですもんね。

本当に良かったです!!
Posted by エリントン at 2010年04月04日 19:02
エリントンさん、
あたたかいコメント、ありがとうございます。
私は、ファルコがちょっと軟便っぽいとか、少し右後肢を引きずって歩いているような気がするとか、ちょっとしたことを気にして、一喜一憂しちゃうところがあるんですよ。
でも、今回は"一憂"なんてものじゃなかったですケドね。
ずっと元気でいて欲しいものですね!
Posted by ファルコのとーちゃん at 2010年04月04日 21:43
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