2010年08月27日

川遊びの陥穽と反省

楽しかった日曜日の川遊び大会。
(少なくとも私は)満足して帰って来たのですが、数日経ってみると、とんでもない問題がそこら中で起きていることがわかりました。
お恥ずかしい話なんですが、同じような失敗(トラブル)が繰り返されないように、自戒の念を込めて記録しておきたいと思います。

私が最初に認識したトラブルはファルコに関するものでした。
火曜日の夜、出張先にカミさんが電話をしてきて、ファルの左耳の下の毛が抜けて、引っ掻いたためか化膿して血が滲んでいると報告してくれたのです。主治医の C動物病院は夜間でも相談に乗ってくださるので、症状等を伝えたところ急性湿疹の可能性が高いだろうとのこと。
水曜日の朝に診断をしていただいた結果はやはり急性湿疹(ホットスポット)でした。薬用シャンプーでの洗浄、抗炎症薬(+かゆみ止め)の内服と、抗生剤クリームの塗布で様子をみることになったそうです。

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元気さや食欲等にはあまり変化がなかったのと、夏にはよく見られる症例だとのことで様子を見ていたのですが、木曜朝の散歩の後に確認すると膿みが増えて、残っている毛にベトベト付いている状態に悪化していました。
週末に顛末をまとめて報告しようと思い、前回の記事ではあえて右側からの写真だけを使っていたのですが、左側から見ると上の写真のような状態でした。

100827b.jpg
二日続けて動物病院に行き、今度は少しでも治りが早くなるように剃毛。
ファルコは少し前にアカラスが出て、何ヶ月かかけて一応治癒しているのですが、皮膚のトラブル時には再発していないかの検査(皮膚を引っ掻いて検鏡)が必要で、さらにステロイド系抗生剤の使用を極力抑えるように腐心してくださっています。

いろいろネットで調べてみると、急性湿疹の原因としては、アレルギー体質も関係あるようですが、高温多湿による"蒸れ"が引き金になって細菌感染(常在菌の異常繁殖?)した可能性も高そうです。
うたちゃんが以前に川遊びの後で皮膚が化膿したと聞いていたので、ファルコにも同じような症状が出たということは、日曜日の水泳犬会が原因を作った可能性が極めて大きいと考えられました。

うた姉さんにそのことをメールでお伝えする中で、昨夜、驚愕の事実が判明したのです。
カノンちゃんも同じ時期に口の横が化膿して、ファルと同様の治療をしているとのこと。うたちゃんは今回は化膿は起きなかったものの、肉球にケガをして2日くらい痛そうだったとも。アンディ君は帰り際に少し足を引きずっていたので心配していたのですが、やはり肉球を痛めていて一日は歩けなかったそうなのです。

心配になって、今朝 QUILTCAFEさんに電話をしてみると、POOHちゃんは何ともなかったそうなんですが、あいちゃんはやはり皮膚に病状が現れているそうです。ただ、また聞きではありますが、急性湿疹ではなく、細菌性毛包炎(かアカラス?)のように思われます。高齢のゆうちゃんが無事だったらしいことだけは救いでした。

結局、参加した7頭のうち5頭が何らかのトラブルを抱え込むことになっていました。これほどの頻度で問題が起きてしまったということは、私の企画に問題があったと判断せざるをえません。
贖罪の意味も含めて私にできることは、事実を記録しておくことと、(素人判断には危険も伴いますが)何が問題だったのかを分析することだと考えて、急遽この記事をしたためることにした次第です。

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うたちゃんが以前に(同じ川?)で水遊び後に急性湿疹になった際には、獣医さんから"川遊びの後にシャンプーをしなかった(つまり清潔な状態を保てなかった?)ことが原因"だと指摘されたそうです。
それを聞いていましたし、よく遊びにいく T川上流や H峡に比べると水質が悪かったので、ファルコには帰宅してすぐに、シャンプーの二度洗い+薬用の保湿リンスも施してきちんと清潔にしたつもりでいたのです(今までの川遊びでは真水で洗い流すだけでした)。虫さされ等で引っ掻くことが急性湿疹の引き金になることもあるようですが、カノンちゃんも同じタイミングで(おそらく)同じ症状になったことを考えると、そういったマクロな外的刺激が主因ではない可能性が高そうです。

いろいろ考えた結果、人間の昼食時に大きな問題があったのではないかというのが私の現時点での推測です。午前中の水遊びを終えて、犬達はビショビショ〜生乾きの状態で1時間半ほど放置される格好になっていたわけですが、折からの高い気温と相まって、アンダーコートが密なラブラドールの皮膚は相当な高温多湿にさらされていたと考えられます。その時間帯に細菌が急速に増殖してしまったのではないかと想像しているわけです。
お昼に集合して、ご飯をいただいてから川に入っていたら、皮膚に問題が出ることはなかったかもしれません。

加えて、最初に遊び始めた場所は、鯉の養魚池からの水が川に流れ込んでいる場所より下流だったのです。それに気付いたこともあって上流に移動したのですが、栄養分を含んだ水が雑菌を育てた可能性も高そうです。移動後の場所にはタープを設営できなかったので、あまり日陰がなくて高温にさらされ続けたのも問題だったと思います。
さらに、河原には金属製のゴミなども少し落ちている場所だったので、パッドの傷ついた子達はそれを踏んでしまったのかもしれないのです。

このように考えてみると、場所の選定(とロケハン)が不適切だったこと、スケジュールの立て方に配慮が足りなかったと言わざるをえないですね。
その場がいかに楽しくとも、後でこんなに代償を払わされる結果になってしまったのは私の配慮不足だと痛感しています。せっかく集まってくださった皆さん、本当に申し訳ありませんでした。

次の機会をいただけるようなら、今度はもっと気を配った企画にすることをお約束しますので、今回の不手際に懲りずに、今後も一緒に遊んでやってください。どうぞよろしくお願いいたします。
そして、トラブルを抱えてしまった子達が、一日も早く回復することを祈っております。

−−−
暗い話になってしまったので、口直し?に楽しそうな写真を一枚追加させていただきます。ラフ父さんのコメントに出てきた"赤い子"とファル。

FalkorOn100-1005a.jpg
5月の富士山麓での一コマなんですが、知人のカメラマンJ氏が撮ってくださったもの。ファルコは初めて変なクルマに乗せられて、あまり楽しそうではなかったのですが... 私はとっても嬉しかったんですよ!
posted by Tosh at 23:51| Comment(5) | ワンズ日記
この記事へのコメント
ファルコとーちゃんさん & 当日ご参加された皆様

部外者がしゃしゃり出てコメントしますこと、ご容赦ください。(ご気分を害されましたらごめんなさいです。)
                    

診断(虫刺されや接触性皮膚炎でなく、ただの急性湿疹)が正しかったとすると、川遊び半日だけでここまでの症状が出る訳ではなさそうな感想を 僕は持っています。

ベースに体力の低下(免疫低下、アレルギー惹起状態、修復力の低下etc.) and / or 小さな傷etc.皮膚の構造にダメージがあったことが予想されます。

余談ですが、かゆみが出て来ると scratch することでイッキに症状が増悪します。(掻くな!と言っても聞きませんしね。)

連日の猛暑でワンコたちのコンディションもあまり良くなかったからかもしれませんね。。。(犬って、遊ぶ時は たとえ体調悪くとも全力!ですもんね。^^)
                       


こういった症状に対する治療はほとんどが ”対処療法” であることが多いです。もちろん、悠長に構えていられない急性期の症状には速やかに消退してもらうのが良いですが、犬の身体の本来持つ機能(免疫力、自己修復能力etc.)を至適レベルまで引き上げること(少々時間はかかりますが)が最大の予防であり、治療の手段であると僕は思っています。

と、なると
最も重要なのは、毎日 ”食べて” いるモノです。
「We are What We Eat. 」ですね。(人間も同じです)
手間や試行錯誤といった苦労はつきものですが、今回の日記を拝見して、やっぱり「生きた」食餌に目を向けて行く事も一つの解決策ではないかと 改めて感じた次第です。(すでに実践されておられる方がいらっしゃったら、失礼いたしました。)

なんだか、とりとめもなく長文失礼いたしました。
違った視点から、何かご参考になればと思いコメさせていただきました。 m(_*_)m
Posted by ラフ父 at 2010年08月28日 12:37
ファルコのとーちゃんさん、今回は私とのやりとりで摂津峡まで来ていただき楽しい企画を考えてもらえた事を本当に感謝しています。
私も下見に行ったのに細かいところまで気がつかずファルコのとーちゃんさんに任せっぱなしになってしまい申し訳ありませんでした。みんなが完治してまた楽しく遊びたいです。
これからもよろしくお願いします!

ラフ父さん、初めまして!
ファルコ君の同胎犬うたの家族のうた姉です。
いつもブログ楽しく拝見させていただいております。
ラフ父さんのコメント、すごく勉強になりました。犬に対しての詳しい知識があまりなく間違った事もたくさんしてしまっていると思います。
確かに食べているものは人間も犬もとても重要だと思います。もっと飼い主として勉強していかないといけないですね。
これからもよろしくお願い致します。
Posted by うた姉 at 2010年08月28日 13:45
うた姉様

はじめまして!
こちらこそ、先代犬を若くして亡くして(突然死)しまいましたので、”犬との生活” キャリアはまだまだ若僧です。エラそうな事を言えるほどの経験値もありません。

でも、”犬にとって” 最高の飼い主像は?と自問自答しますと、愛情を持って接する事は当然として、「ライフスタイルを犬基準に合わせようと努力し続けてくれる人間」さらには「犬という動物についてより深く知る努力を続けられる人間」という条件も必要なのではないか?と感じた次第です。

最初っから犬にとって完璧な同居人はいないと思いますから、”keep on” してくことが大切ですよね。僕も皆さんから色んな事を教えて頂きたいと思っています。今後とも宜しくお願い致します!

>ファルコとーちゃんさん
コメント欄を伝言掲示板みたいに使っちゃってスミマセン。
Posted by ラフ父 at 2010年08月28日 14:44
ラフ父さん、
プロの視点からの詳しいコメント、ありがとうございます。
ひょっとしたら、あの日に虫さされとか小さな傷ができていたということがあって、そこを掻いたことで化膿が始まったのかもしれませんね。もちろん、何らかの基礎疾患や体力低下等によって免疫力が低下している状態下で皮膚に対する悪いコンディションを作ってしまった可能性も高いでしょうし。

いずれにせよ、今回はトラブルの頻度が高過ぎたことは肝に銘じるべきだと考えています。直接の原因(トリガー)が何であったか解明はできないので、疑わしそうなポイントを今後は回避する努力をするしかないのでしょうね。

自己治癒能力を高めるためにも食餌に気を配るべきということ、その通りだと思っています。ただ、ラフ父さんちのように生食メインにというのは、今のウチの状況だと持続できる自信がないので...
それでも、少しでも良いものを与えたいとは考えていますので、実は、約半月前から信頼できそうな国産のフード(ドライですが)に切り替えを始めたところなんですよ。
Posted by ファルコのとーちゃん at 2010年08月29日 00:09
うた姉さん、
任せっぱなしなんてことはなかったですよぉ。
私が全く気が回ってなかった冷たい飲み物をクーラーにたくさん詰め込んで持ってきてくださったり、いろいろ気を遣ってくださっていたこと、本当に感謝しています!
また皆さんと集まれることを心から楽しみにしていますね。よろしく!
Posted by ファルコのとーちゃん at 2010年08月29日 00:29
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