
ファルコんちの庭のサクラもほぼ満開になりました。
また一日遅れになっちゃいましたが、昨日(4/16日)午後の記録です。

この子はARKさんが東北の被災地で保護をした子の中の一頭、このページに載っている【ARK名:I'm OK】です。

こういう(被災地からどんどん動物達がやってくる)状況や、ファルコという誰とでも仲良くできそうな先住犬が居ることも加味して、特別に許可をいただけたのです。
里子を迎えるにあたって、私達夫婦としてはできるだけファルコの負担(ストレス)にならない犬しか選べないと考えていました。それと、バベシア症を媒介するマダニが多い地域なので(これは私達の手間の節約という勝手な理由ですが)、白っぽい色の子が望ましいとも。
もちろん ARKさんもこういう私達の希望を理解してくださっていました。
翌週末に家族全員でお見合いに伺って、ファルコと相性の良さそうな子を選ぶ予定もしていたのですが、ちょっとした事情で延びてしまいました。
そんな状況の中、先週11日にARKさんの新しいニュースが掲載されたのです。

ラブラドールにすっかりハマっている私としては、黄ラブの子のことが気になり始めてしまいました。ゴールデンもフレンドリーな子であれば相性は悪くないはずだし... とも。
実はそれまでは、なかなか飼い主さんが見つからなかった場合に情が移ってしまわないかとの不安もあり、里親募集中の子達も一般家庭に戻れる日を待っていることに変わりはないので、一時預かりは慣れたボランティアさん(がいらっしゃるなら)に任せた方が良いんじゃないかと考えていました。
が、今回の災害で保護された子達は、長い間放浪を強いられ、まだARKさんの生活にも慣れていないことを考えると、いずれ飼い主の元に帰る子であっても私達がきっちり愛情を注いでやる覚悟があれば、一時預かりという形の方が良いかもしれないとも思い始めたのです。

黄ラブの若いメスは本当にラブラドールらしい子で、人にも犬にも"遊んでぇ!"という感じ。自分からは全く同じような挙動をするくせに、勢い良く来られるとちょっと引いてしまうこともあるファルは、この子に対しても少し躊躇する素振りを見せました。
【I'm OK】の方はゴールデンっぽくむしろ私達夫婦の方に擦り寄るので、ファルコは適度な距離感を保てそうにも思えました。
悩んだ末にこの子を預からせていただくことにしたのです。
先ほど ARKさんのページをチェックしたところ、昨日以降に新たに12頭の犬がやって来たことと一緒に、件の黄ラブの飼い主さんが見つかったことが記載されていました!
本当に良かったねぇ!!

ARKさんで会った時はおとなしい子だなと思っていたのですが、結構ネコをかぶっている部分もあったようです。
家に着いたら超元気印! 飛び付くし、いろんなものを咬もうするし...
しつけをほとんどされてなかった可能性もありますが、数週間に渡って彷徨っている中でそんなことも忘れざるをえなかったのかもしれませんね。
でも、性格はとっても良い子です。
お散歩でもあまり引っ張らないし、会った人や犬に対してもフレンドリー。ファルのようにグイグイ寄っていって嫌がられることもありません。
きっと飼い主さんもこの子のことを探しておられることと思います。
一日も早く、本来の家族の元に帰ることができますように!

【I'm OK】には、ファルに解除のキューとして使ってきた"OK"が入っています。混乱させたくないのと呼びにくいとも感じたので、ウチの子でいる間の名前を付けたいと思ったわけです。
ちょっと暴れん坊な(パピーのまま大きくなった)感じもするのですが、ゴールデンらしい天真爛漫さから"自然児"のイメージが頭に浮かびました。
というわけで、ウチでの名前は"Nature Boy"をはしょって "Nat"、ナットと呼ぶことにさせていただきます。よろしくね、ナット!
奇しくも Nat King Coleが演じたことで Jazzのスタンダードになっている "Nature Boy"の歌詞を引用させていただきます。
Nature Boy (Eden Ahbez)
There was a boy
A very strange enchanted boy
They say he wandered very far, very far
Over land and sea
A little shy and sad of eye
But very wise was he
And then one day
A magic day he passed my way
And while we spoke of many things
Fools and kings
This he said to me
The greatest thing you'll ever learn
Is just to love and be loved in return
There was a boy
A very strange enchanted boy
They say he wandered very far, very far
Over land and sea
A little shy and sad of eye
But very wise was he
And then one day
A magic day he passed my way
And while we spoke of many things
Fools and kings
This he said to me
The greatest thing you'll ever learn
Is just to love and be loved in return

春の訪れとナットとの出会いに感謝!
ひとんち(他人宅)ですがファルコファミリーにようこそ!
よく来たね!おばちゃんも大歓迎しますヨ!
元気そうでなによりです。
ファル君もお友達が来てくれてよかったね~。
ナットくん、お家にもどれるまで安心して楽しく過ごしてください。
又会えるのを楽しみにしていますね。
ナット、ホントに元気ですよぉ! とは言っても、ファルコより一回り体高や体長は大きいのですが、お腹の部分等がかなり痩せていて体重は今日の時点で29Kgです。たぶん35Kgくらいはあるべき体格なので、フードを少し大目にやっています。
また記事にするつもりですが、一日あまりでだいぶ落ち着いてきたように思います。たぶん彼にとっては体のケアより心のケアが必要なんじゃないかなぁ...
早く本来の家族の元へ帰してやりたいけど、まだ居る間に会える機会があれば、ぜひかわいがってやってくださいね!
ちゃーんとファルコ家は前進していますね。
確固たる意志を持った行動に尊敬!です。
ナット君と遊んでみたい.....。^^
ナットちゃんを迎えられたファルコ父ちゃんさんに敬服いたします。
うちは金銭的な応援しかできませんが、できるだけ協力していきたいと思っています。
また散歩のときにナットちゃんと会うのが楽しみです。
ゴールデンの男の子を迎えられたのですね!
ますます親近感が(笑)
車を追ってきたなんて、生きるために頑張ったんだね・・・
ベルに重ねてしまい涙が出てしまいます。
いざという時にわが子と離れ離れにならないよう、
我が家でも色々調べて避難準備を進めています。
ファル君とナット君が遊んでいる写真、2人共すごく良い表情!
穏やかでお互いを気にかけつつの素敵なショットです。
1日でもだいぶ落ち着いてきたのなら、
きっと今は環境が何度も激変した事からの興奮状態なのかもしれませんね。
ルークが正にそうでした。
優しい目をしたナット君に会えるのを楽しみにしています〜(^o^)
一人っ子で寂しい思いをさせているファルに対して、いずれ良い影響を及ぼしてくれるかなというスケベ根性も有っての話ですから、褒められたことじゃないかもしれませんよぉ。
もちろん、自分が楽しんでいることがひょっとしたら誰かの役に立てるかもしれないなら、こんな幸せなことはありませんよね。
うちは貧乏なものでたいした寄付もできないために、自分たちの喜びにもなって、しかも安上がりな選択をしただけなんです。Xp
私達も、ジロ君、花ちゃんと遊べるのをとっても楽しみにしています!
そうなんですよね。ARKさんの記事で"車を追って来ました"という文を読んだとき、"もしかしたら家族かも?"との期待で駆ける姿が目に浮かんでしまいました。
もしもの避難準備、ウチはまだほとんどできてません。ファルにはマイクロチップが入っていることを言い訳に、タグ付きのカラーを常時着用といったこともしていませんし... (ナットは預かっている子なので、ARKさんの指示もあって家の中でもタグを外しませんけど)
フード一週間分というのも常に新鮮なものを用意するのは結構な手間ですよね。どうするべきか思案中なんです。
ファルとナットはプロレスごっこをするわけではありませんが、とても仲良く(適度な距離も保ちながら)やってくれています。ありがたいことです。
ベルークと一緒にナットも川遊びができると楽しいでしょうね!