2011年04月27日

さよなら、松の木

ファルコんちは私達が購入する少し前まで住宅街の中に残された荒れた森でした。後でご近所の方に聞いたのですが、イノシシの巣があったそうな。

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土地を購入した2006年の写真です。元はいろんな樹が生い茂っていたようですが、入手した時には既に不動産業者が敷地の中央辺りの落葉樹をほとんど伐採してしまった後でした。
周辺部にはコナラやリョウブといった木々も少し残っていたのですが、10mを越える樹木のほとんどはアカマツ。しかも10数本のうちで松枯れ病にやられていないのは2本だけでした。片方はリビングの目の前を塞ぐので伐ることにしたので、結局ウチの庭で生き残ったマツは一本だけ。車の後方で右に傾いて生えているのがそうです。

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元から生えていた山の木をできるだけ残したいと考えていたのですが、立派なコナラを含めて雑木類が多かった南側の斜面は、法面を30度以内に削らなくてはいけなかったため、全て伐り倒すことになってしまいました。
結局、5mを越える大きな樹で残すことができたのは 8本だけ。その中でも一番存在感があったのが件のアカマツだったのです。

自然な雰囲気の庭にしたいと考えていたので、いろいろ調べた結果、F2スタジオさんに庭の骨格となる部分を造っていただきました。その際、ガーデナーの方も東隣のお宅のものとペアになったマツを活かしたデザインを考えてくださったのです。
ところが残念なことに、庭と家ができて入居した半年後には松枯れ病に冒されてしまいます。樹木医さんに来ていただいたものの助けられず、赤茶けた枝葉を落としていただき幹だけの姿になってしまったのが、ちょうど 3年ほど前でした。この辺りのことは"キツツキの好きな松"でも触れましたね。

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先週末の日曜日(24日)、ついに幹の部分も伐っていただくことになりました。
枝葉を落とす時にはツリークライミングの技術で登って、人力で枝を降ろしていただいたのですが、幹が傷んでいるので安全確保のためと、作業効率や他の庭木を痛めないために今回はクレーン車が来てくれました。

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木の強度を確認する意味もあってでしょうか、最初に10mくらいの高さにある枝をチェーンソーで伐ってくださっているところ。クレーンがこの位置までしか届かなかったために、切り離した枝が人間に当たらないように計算された吊り下げ位置と伐り方をされています。

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次は真ん中辺りを伐っておられます。作業されている場所の上側の幹/枝の長さは 7mくらいでしょうか。

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複雑な形だったのに、吊り下げ箇所がきれいに重心の真上で、クレーン担当の方も絶妙な操縦をされていたので、分離された時には全く振れることもなくユラリと持ち上げられて運ばれて行きます。息の合った素晴らしい技術に感動しました!

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長い幹を伐り、最後に根元の部分を分離された直後です。後で測ってみたら、根元の直径は60cmありました。手前のは最初に切り落とされた枝です。

高さ15mほどもあるマツを伐採していただくわけなので、実は何本かの庭木はダメになるかもしれないと覚悟をしていました。が、実に見事に処理されて、平地部分が狭い庭にもかかわらず他の木へのダメージは全くありません。
ありがとうございました!

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時系列を遡って、作業が始まった時の斜面の庭です。右上に見えているマツはもうありません。
枝葉の付いていない幹だけだったのですが、無くなってみるといかに存在感があったのか思い知らされました。家の方から眺めると、その辺りにポッカリと違和感のある空間ができていて寂しく思う毎日です。

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春夏コンビもテラスから伐採の様子を見学させてもらいました。
"エラい音を立てて、なんかやってはりまっせぇ!"と言いたげなファルコ。
ナットの方も、サークルの中に居る時に大きな木が空中を運ばれているのに一度吠えたくらいで、特に興奮することもなく見守っていました。
あ、ちなみに(前の記事のコメントにも書いたのですが)、この写真の時もサンダーシャツの装着位置が変です。本当はもっと前の方に着せるべきでした。

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ついでにもう一枚、昨夜の写真を載っけておきましょう。
ナットが来た当初はしなかったのですが、最近はよくプロレスごっこをするお二人さん。たいていはファルがちょっかいを出して始まるんですよ。
でも、室内で(特にソファーの上で)暴れるのは禁止だよ!!
posted by Tosh at 23:23| Comment(0) | 庭の様子
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