2012年01月26日

Racing in the Rain

昨夜、23-24日に降った雪があちこちに残る東京から戻ってくると、家の周りにもほとんど雪がありません。日陰になる部分に少しだけ。
ところが、痛いくらいの寒さ! 夜の散歩に出かける時の気温が -7℃でした。結局、最低気温は -8℃で、この冬一番の冷え込みです。
今夜は昨夜のような風がなかったのでだいぶマシですが、散歩から帰ってきた時点で -5℃でした。明日の朝も寒そうです。

今週の様子を少し記録しておきますね。

23日の夜、ファルナツ地方も雨が雪に変わっていました。
宵のうちは気温が高かった(0℃弱)のでボタン雪。散歩から帰ってくると、ナットの飾り毛(四肢、胸、尻尾)全部に氷の粒がたくさん付いていました。ファルコは積雪の中で遊んでもそんなことになったことがないので、長毛種の子独特の現象で初体験です。

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先週末が異様に暖かかったせいで地温が高かったのでしょう、24日朝の積雪量も 3cm止まりでした。それでも今シーズンでは一番積もったことになります。ちょっと寂しいですねぇ。

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いつもだったら、庭に出るやいなや追いかけっこ等でしばらく駆け回る春夏コンビなのですが、この日はナットにその気がなさそうです。
何をやっているかというと、なんと凍った土の欠片(雪がまぶされたの)を食べるのに夢中なのですがく〜(落胆した顔)。最初は雪を舐めているんだと思っていたのですが、サクサクと変な音を立てるので気が付きました。
ファルコは肩すかしを食らった格好です。

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道路が凍っていて散歩に出るのは諦めたので、庭で走り回らせたいと思ってオモチャで気を惹いてみるのですが、ナットは雪と土の塊にご執心ふらふら
ファルが走り回っているのに、それにも釣られないなんて...

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そのうち飽きると思っていたのですが、かなり長い間、手頃な大きさの土をアチコチ探し歩いていたナットでした。
オヤツで気を逸らそうとしてもほとんど効果がないくらい、口の中で細かく砕ける食感が好きなようです。今までも園芸用の人工の石やら炭やらに夢中になったことがあり、普通は取り上げるのですが、庭の土を全部撤去するわけにもいかず... 早々に家の中に入れることも考えたのですが、土を食べても病気になることはなかろうと諦めてしまいました。

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せっかく雪が積もったというのに、ナットが被写体になってくれないので、ファルのをもう一枚。

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昨年にずいぶん大きく成長したロウバイがたくさん花を付けています。


TheArtOfRacingInTheRain.jpg
"エンゾ −レーサーになりたかった犬とある家族の物語"を読みました。
とっても素敵な内容です!

エンゾという犬が、自身とその家族の歴史を語るという目新しい?手法をとっているのですが、メインテーマ自体は犬そのものではないのかもしれません("マーリー"も同じようなタイプの犬本でしたね)。ですが、著者のガース・スタイン氏がかなりの愛犬家であるのは間違いなさそうで、犬好きの方には堪えられない作品の一つかと思います。

原題は "The Art of Racing in the Rain"。直訳すれば "雨の中でのレース術"ですが、この"雨"こそが重要な意味を持っているので、日本語タイトルはちょっといただけない気もします。スタイン氏はクルマ好きでレースもやっておられるようなので、同じ趣味を持つ方にとってはより楽しめるお話になっています。犬好きでクルマ好きの方、読んで損はないと思いますよ!

この本を手に入れた経緯などを少し書き記しておきます。

先週、amazon.comを彷徨っている際に、ある書籍がリコメンドされました。
"A Dog's Purpose"という小説。その評価が非常に高かった(700人のレビューがあって平均スコアが 4.76!)ので、読めるかどうかわからないのに注文しちゃいました。が、これはまだ届いていません。

その本のレビューをチラチラとチェックしている時に、こっちの方が良かったという意見が複数見受けられたのが "The Art of Racing in the Rain"でした。で、検索してみると... レビュー数が 1700人以上で平均スコアがやはり 4.5を越えています。
なんかスゴそうだということで調べてみると日本語訳が出ていたのです(そういえば、書店でみかけた覚えもありました)。で、即購入したわけです。

ストーリー(テーマ)はいかにもアメリカ人が好みそうなもの(偏見?)なので、彼の国で大ベストセラーになったことは頷けるのですが、日本でももう少し話題になっても良いんじゃないかと思います。Universal Picturesが映画化(を準備)しているとのことなので、公開されればブレークしそうな気もしますね。

アメリカ人のこの本に対する高評価(思い入れ)を端的に表しているのかもしれないことがあります。それは、YouTube上にアップロードされた、読者が勝手に作ったと思われる Book Trailerの多さ。題名とTrailer で検索してみると、いろんな方が(おそらくご自身の愛犬を登場させて)小説のイメージを映像化されているのが見つかるはずです。
もっとも、これはスタイン氏がご自身のサイト(のこのページ)で、愛犬のCometを Enzo役にした Trailerを公開しておられることに刺激されているのでしょうね。

小説なので、無粋に中身に触れるのは避けますが、繰り返し出てくる含蓄のある表現を少しだけ引用させてもらっちゃいます。

車は目の向くほうへ進む。 (The car goes where the eyes go.)
# これは言い換えると次の表現になるそうです。
証明するものは目のまえにある。 (That which we manifest is before us.)

私がこの本を読み終えたのは、出張から帰ってくる飛行機の中でした。
窓際の席で隣の方が眠っておられたので恥ずかしい思いこそしませんでしたが、不覚にも涙がこぼれてしまいました。読まれる方はご注意を。

読了後の私の心を埋めていたのは、"一刻も早く帰宅して、ファルコとナットを抱きしめたい!"という想いでした。
posted by Tosh at 23:59| Comment(0) | ワンズ日記
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