2010年01月21日

初めて会った"ピンク"

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トシエワールドさんに2度目の訪問をして、初めてファルコに会った日(2008/10/12)の写真です。 会う前からこの子を譲り受けることは決まっていたのですが、名前はまだ決まっていませんでした。青木さんところで"ピンク"と呼ばれていた生後2ヶ月弱のファルコです。 

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カミさんといろんな名前をあれやこれやと考え悩んでいたのですが、この写真のイメージからファルコと命名することに。
ファルコって何?って。The Never Ending Storyに出てくる Luck Dragonの名前です。映画の日本語字幕ではファルコンとなってましたが、英語では FALKOR なんですよ(ドイツ語の原作では FUCHUR ですが)。
この写真、左に傾けてみたら、映画のファルコンのイメージありません?
0810c.jpgほら わーい(嬉しい顔)

ついでに、トシエワールドさんのホームページで紹介されていた"ピンク"の写真も載っけておきましょう。
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posted by Tosh at 20:00| Comment(0) | ファルコの成長記録

家族になったファルコ

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ファルコが我が家にやってきたのは、ちょうど生後3ヶ月になろうとする 2008/11/13でした。10/12に会ってから、すぐにでも連れに行きたい気持ちで一杯だったのですが、11月上旬まで家を空ける予定が入っていたため、ブリーダーさんにちょっと長めに預かっていただいたのです。
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家に着いてすぐ、トイレもちゃんとシーツの上でやってくれ、これからの自分の部屋をチェックしています。

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やってきた次の日に、用意してあったボール遊びを始めてみました。転がしてやると、(自分も転がるように)飛び跳ねて喜びながら、なんとボールをくわえて私の所に運んでくるのです。
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で、手元でポトッと落として顔を見上げる。ビックリしました!きっと青木さんに "モッテコイ"を教えてもらってたんだろうと思っていたのですが、後日電話で問い合わせたところ、"いいえ"、"きっとファルコはそういう犬なんですよ"とのこと。トシエワールドのリトリーバー、恐るべし。

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11/15の体重は 9.9Kgで、まだ何とかダッコできる大きさでした。ちょっと眠そうな"ぼへ〜"とした眼をしていることが多く、カミさんは "ぼへぇ(戊平)"なんてあだ名で呼んでましたっけ。
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posted by Tosh at 21:00| Comment(0) | ファルコの成長記録

2010年01月22日

お散歩も始めた頃

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12/16に 3回目のワクチン接種を済ませて、ようやく自由に散歩ができるようになりました。
ファルコは基本的に慎重な性格で、最初は家の外をあまり歩きたがりませんでした。慣らすために10数キロになった仔を抱いて歩くのは大変でしたヨ。
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年の瀬にはお散歩大好きになっていたのですが、今度は別の大変さが...
家の中ではとってもおとなしいファルコなんですが、散歩で会う人と犬には遊んで欲しくてしょうがないのです。そんな様子を、"ジロのお母さん"がブログで紹介してくださっています。

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ファルコの体重は、2009年の2月頃までは毎週ちょうど1Kgくらいのペースで増えていきました。2008年末には 17キロ弱になり、顔がとんがってきています。
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年の瀬もギリギリに押し迫った頃、ファルを題材に年賀状を作ることにしました。何か面白い写真ができないかと、あれこれやっていた時の写真です。で、結局できあがった年賀状はコレ↓。
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posted by Tosh at 22:15| Comment(4) | ファルコの成長記録

犬は喜び庭駆け回り

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2009年1月下旬、ついにある程度の雪が積もってくれました。当然ファルは大喜び!
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雪に鼻先を突っ込んで、ペロペロ舐めて、... また走る。
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1年前は雪が多くて、何度も30cmくらいは積もったんですが、2008-09の冬はイマイチでした。

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家の中では、いろんな表情や変な格好をどんどん見せてくれるようになっていました。体重がちょうど20Kgになった頃です。
posted by Tosh at 23:40| Comment(0) | ファルコの成長記録

2010年01月30日

生後半年のファルコ

ファルコの成長記録を続けましょう。

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2009年2月中旬、ちょうど生後半年になった頃の写真です。
実家の犬達は主に母が日常的な世話をしていたので、自分(と妻)だけで育て上げるというのは初めての経験です。不安もありましたし、ラブラドールを飼うのだから、やはりお利口になって欲しいという気持ちは最初から強く持っていましたね。
当初トシエワールドさんに預けて訓練していただくことを考えたのですが、隣町のトレーナーさんに相談にのっていただく中で、トレーニングが本当に必要なのは飼い主の側で、犬とのコミュニケーションをどうとるか人間が学ぶことが重要だとわかりました。できるだけ自分達でファルコとの付き合い方を見つけていくことを目指して、ファルがやってきた11月から二週間に一度のペースで基本的なしつけの仕方やトレーニングの方法を教えていただきました。
最初の数ヶ月、まさに乾いたスポンジが水を吸い込むように、ファルがいろんなことをすぐ覚えていくことに驚かされました。親バカもいいところですが、"この子は天才犬だ"と本気で思っていましたね。"1歳になる頃には余裕で GCTをパスしてるはず"と、今となっては噴飯物なことを夢想していたのです。

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しかし、家の中でトレーニングしている時には簡単なことが、散歩の途中だとあまりできない(特に他の人や犬が居たりすると全くダメな)ことに気付き、モチベータのトリーツをどう減らしていくかにも悩み出したのがこの頃です。これは、今の時点(2010年1月)でも解決できていませんふらふら
一方、半年を越えたので、それまでは近場だけだった散歩も遠出をするようになり、ファルコは散歩がどんどん好きになっていきました。当然、私達も嬉しそうにしているファルと歩くのはとっても愉しい。まだ教え方がヘタクソで、"とーちゃんが何を指示してるのかイマイチわからないよぉ"と困惑の顔を見せられると、"今はまだいろんな経験をさせて、人を好きになってもらうことに集中すべきかも?"と迷いも出てきたのです。
ずっと一緒に居られるのなら、純粋に遊ぶこととトレーニングの両方を同時に進めていけるのでしょうが、私達夫婦は共働きで、平日はファルとの時間が限られていることの問題点をあらためて痛感し始めました。

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散歩中にラブラドールを飼っている(飼ったことがある)方に会うと、十中八九 "今は大変でしょう"と同情?の声をかけていただきます。"壁に穴をあけた"とか、"高価なソファーをズタズタにした"とか、"椅子の足をかじって座椅子にしちゃった"とか... 私の方も "そうですねぇ"と曖昧な相づちは打っていました。
でも、実のところファルはその手のやんちゃを一切しません。留守番中にサークル内でトイレシーツを破くのはしょっちゅうでしたが、居室で自由にさせている際は、おもちゃとして与えたクッションやぬいぐるみを振り回して割けてくることがあるくらいで、靴も家具も、何の被害も受けたことがないのです。
ファルのお利口な"生まれ"に感謝すると同時に、"育ち"の方をイイカゲンにしてダメ犬にしてしまわないようにと心に誓うのでした。それと同時に、問題行動を起こしそうにないこの子となら、いろんなことをゆっくり学んでいけば良い、焦ることはないという思いも芽生え始めていたのです。

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6ヶ月半になった 2009/02/27、ファルは去勢手術を受けて"オカマちゃん"になりました。慣れないエリザベスカラーをあちこちにぶつけて歩くのが不憫で、写真を残しておくことなど気が回りませんでした。今となっては、一枚くらい撮っておけばよかったかなと、ちょっと残念にも思いますが...わーい(嬉しい顔)
posted by Tosh at 06:58| Comment(0) | ファルコの成長記録

めざせ☆アクセル!

クリッカーの使い方を教えていただき、ファルコとのコミュニケーションをとる強力なツールを得たと喜ぶ一方、それで何を伝えるべきなのかという疑問も湧いてきていました。
2009年2月末に去勢手術を受けて経過を見守っている時、トレーニング教室はしばらくお休みさせていただいて(家では当然続けるけれど)、平日は留守番をさせている限られた時間の中で、ファルとどんな暮らしをしたいのかを探そうと考えるようになりました。

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<2009年の春はファルの写真を全然撮ってなかったので、これは少し後(6月)のもの。イノシシが頻繁に出没するようになり、その臭いを嫌って? 特定の散歩コースを嫌がっているところです。>

さて、ファルとの付き合い方をあれこれ考えていた2009年の早春、たまたま見かけた動画に強い衝撃を受けました。コレ↓

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"なんじゃこりゃあ"と松田優作のようにつぶやきながら(古い!もうやだ〜(悲しい顔)) 何度も見返したのを覚えています。
"黒ラブBobbyはなんでこんなに楽しそうに踊っているんだ!?"

タイトル部分に表示される"K9 Freestylers"や "dog dance"をキーワードに検索しまくってみると、"Heelwork to Music"〜"Musical Freestyle"という全く知らなかった世界があることがわかりました。日本でもそういった競技or楽しみ方をしておられる方がそれなりに居られること、比較的ご近所のトレーナーさんがレッスンをされていることも知りました。

"いつか、コレに挑戦してみたい!"
それまで、私は犬に芸(Trick)を教えることに懐疑的でしたし、Obedience競技等にも興味を持てないでいました。今は決してそうではないとわかっているつもりですが、それらをやっても犬は楽しくなく、人間の自己満足に過ぎないように感じていたのです。ところが、 K9 Freestyleでは Massy君と Bobbyのように両者共に楽しんでいるようにしか見えない。
こんな風にファルコと一緒に楽しめたらなぁ...

更に検索を続け、一つのブログに出会いました。"めざせ☆Super Dog!"
ちょっと濃い顔だけど私好みのハンサムで表情豊かな黄ラブAXEL君と、いろんな挑戦をして一緒に楽しもうとされている みかちゅーさん。すぐに両者のファンになりました。# ファルがハンサムなイギリス系ラブなら、アクセルはハンサムなイタリア系ラブ!?だと思いますよ わーい(嬉しい顔)
もやもやとしていたファルとの暮らしの方向性が急にはっきりと見通せた気がしました。その頃から私のキャッチフレーズは(今はブログのタイトルを Axelicious - two souls in one -に変更されましたが)、"めざせ☆アクセル!"になったのです。
posted by Tosh at 19:22| Comment(2) | ファルコの成長記録

2010年02月01日

Turn around... ♪

Canine Freestyleに興味を持った私は、Mary Rayさんの本をポチッとし、Attila SzkukalekさんのDVDをイギリスから取り寄せました。
# モノから入るタイプなもので...ふらふら
しかし、何度見てもアティラさんの Chaplinは楽しいですねぇ。↓

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まだファルコは基本的なしつけもできていない状態でしたから、すぐにいろんなムーブを教えようなどいう無謀なことは考えません(正確には、したくてもできませんふらふら)でした。"なるほど〜"と眺めて楽しんでいただけ。そして、実際に生で見てみたいと強く思うようになるのに時間はかかりませんでした。

フリースタイルのオープンクラスが開かれているのは知っていたのですが、見学に伺うのにも気がかりな問題があります。2009年春頃のファルは外に連れ出すと好奇心のかたまり。どんな人であろうと"遊んでよ!"と寄っていきたがるのはもちろん、キャンキャンと吠えている犬だろうが、毛を逆立てて"フゥー"と威嚇している猫だろうが、シッポをブンブン振りながらリードを引っ張っていたのです。
お世話になっていたトレーナーさんでは個人レッスンが多かったので、一度にたくさんの犬達に会ったことはありません。が、そういうシチュエーションに置かれたらファルがどんなに興奮するかは容易に想像ができました。

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我慢しているうちに、花の美しい6月になりました。少し落ち着きの出てきた(と希望的観測を持っていた)月齢10ヶ月になるファルコを連れて、オープンクラスの見学に出かけていったのは 6/21のことです。

家の中でのヒールは大丈夫かな?(散歩中はまだまだだけど...)というようなレベルでしたから、レッスンを受けようという気持ちはありませんでした。
そんな状態にもかかわらず、ファルと踊れるようになった暁にはこの曲を使おうというのは決まっていたのです。FALKORの名前をいただいた The Never Ending Storyのテーマ。恥を承知で更にいうと、ルーチンの最初は、歌詞に合わせて"振り返って、お互いに見つめ合う"にしようとも計画していたのです。
"妄想オヤジここに極まれり"って感じですよね。ふらふら

... 長くなりそうなので、その顛末は次回に。

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その時期のファルコです。体重は31Kgを越えました。
posted by Tosh at 01:08| Comment(0) | ファルコの成長記録

2010年02月02日

妄想とーちゃんの挫折

(前回からの続き) 頭の中で "ネバ エンディン ストォリ〜"をリフレインさせながらオープンクラスの会場に向かいました。# アホですね。

到着してみると、想像してたよりもずっと広い会場にたくさんのワンズとその飼い主の皆さん。たしか20頭以上いたと思います。ファルコはそれまで、数頭の犬、数人の人間としか一度に会ったことがなかったので、ハァハァ言いっぱなしの大コーフン状態。ふらふら

ソフトクレートに押し込んで見学させていただいてたんですが、"せっかくだから、やってみましょうよ!"とインストラクタの方に誘われてしまいました。ハンドラは皆さん女性だったため私がビビって逃げてしまったので、カミさんが生徒になったのですが...
悲惨でした。ファルは目の前を他の犬が通るたびに"遊ぼ!"。右へ左へキョロキョロ、ウロチョロ。超挙動不審犬と化してレッスンどころじゃありません。撃沈。もうやだ〜(悲しい顔)
後でトレーナーさんが、ラブの"お子ちゃま"はこれで当たり前ですよ と慰めてくださったのですが、ホント恥ずかしかったです。

でも、フリースタイルが基本の積み重ねであることがよくわかりました。また、みかちゅーさんを始め、いろんな方とお話をさせていただけたこと、そして、皆さんが優しく接してくださったのは嬉しかったなぁ!

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<その頃(2009/06)の"落ち着いている時"のふらふら ファルコです>

まだ基本のハンドリングが全然できていないことを思い知らされましたので、ダンスのことは当分の間考えないことにしました。# ようやく身の程を知ったわけです、ハイ。

二ヶ月後、一歳になったファルはまたちょっと落ち着いてきたようにも思えました。今度は私自身がレッスンを受ける目的でオープンクラスにまた参加させていただきました。"親ばか"の私でもフリースタイルは無茶だとわかっているので、ビギナー向けハンドリングのクラス。2009/08/30のことです。

結果は... またもや、というか前回以上に打ちのめされてしまいました。
6月はたくさんの犬がいる環境が初めてだったので、それに慣れていないのが一番の原因かと思っていたところがあったのです。つまりファルコの問題だと。
ところが、今回一番気になったのは、ファルが私のコマンドをまともに聞こうとしないことでした。アテンションが途切れるというようなレベルじゃなく、ハナっから私の方を気にしていない節がある。
他の犬達がじっとハンドラを見上げて、次のコマンドを出してもらうのを楽しそうに待っているのに対し、ファルはトリーツに惹かれて仕方なく動いているだけ(いや、動きさえしなかったことが多かったのですがもうやだ〜(悲しい顔))。"大好きなとーちゃんがいうことなら、ボクは喜んでするよ" といった信頼関係が希薄なことに気付いて愕然となってしまいました。

その日のファルの様子を端的に紹介してくださってるのがコチラ


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<その頃(2009/08)の UnRetriever犬 ファルコです>


"一緒にダンスをできる"という妄想のもとに、妙に背伸びをして、コマンドの教え方等ばかりを気にしていた私にこそ問題があったと、ようやく気付くことができたのが、この日の最大の収穫でした。基本的なハンドリング以前に、ファルコから信頼/尊敬されることが大事なんだと再認識したのです。

まだ遊びたい盛りのファルに、へたくそなやり方で指示を押し付け続けると、本来私が願っていた "この子と楽しく暮らしたい" ということまでダメになってしまうんじゃないかと心配にもなり始めました。

正しい選択だったかどうかは判らないのですが、留守がちで一緒にいる時間が短いのだから、とりあえずファルコが1歳半になるまでの間は、新しいコマンドを教えることを止め、一緒に楽しむこと(結果的に信頼関係を強くすること)だけを考えようと決めました。
放っておいても問題犬にはなりそうにない"ファルの気性の良さ"に甘えた考えなのかもしれませんが...

posted by Tosh at 23:49| Comment(2) | ファルコの成長記録