ファルは体の重いガイド系ラブなので、(ディスクはもちろん)アジリティのようなハードなスポーツはさせられません。が、水泳なら関節等にも負担にならず体力増強に有効なハズ。
2009年の春、ファルの体がある程度でき上がり、暖かくなるのを楽しみに待っていました。散歩の途中、浅い小川にザブザブ入ってバシャバシャ水飛沫を上げて走るのは大好き。なので、水深のあるところに連れて行けば、すぐに泳ぐものと信じていたのです。
妹のところのリリィはパピーの頃に氷の張っている池に飛び込んだそうですし、某トレーナーさんちのGちゃんは月齢4ヶ月の時に池に突撃してそのまま潜水泳法を披露したと聞いていましたしね。
梅雨も明けたかという6月後半、家から歩いて10分くらいの所にある小さな淵に連れて行きました。自分からは飛び込んでいかないので、木の枝を投げて深みに誘ってみると... 足が着かなくなったとたんに大パニック!

バッチャバチャ手足を暴れさせて何とか岸の岩にしがみつきましたが、見ている私も溺れるんじゃないかと思わず焦ってしまった瞬間でした。
その後は、どう誘っても用心して深みには近づこうとはしませんでした。


水かきを持つウォータードッグの系統なのに泳げないとはなんたること!?
調べてみたら、リトリーバー種であってもスグに泳げる子ばかりじゃないとわかったのですが、期待が大きかっただけにちょっとショックでした。
カミさんに呆れられながらも、水泳犬養成計画を発動します。
水に浮くタイプのオモチャやダミーを買い込み、天気が良い週末の散歩には必ず川をコースに入れたのでした。

なんとか自分から喜んで泳いでくれるようになったのは、上の写真のN川上流(狭い橋を通っていく所で〜す)。7月の中旬になっていました。



めでたし、メデタシ。

# 季節外れの話題ですみません。でも、まだ続いたりします。