2010年12月05日

フェンスの隙間から

土曜日の朝5時過ぎ、ファルコがベッドから飛び起きて"ウォッ"と吠えながらテラスに出るガラス戸の方に走って行きました。いつもなら寝起きの悪い私なんですが、ただならぬ様子に一気に目が覚めて様子を見に行ってみると、庭の方をさかんに気にしています。
ファルを待たせてそっとテラスに出てみると、悪い予感が当たっていました。庭でガサガサ音がしていて、どうやらイノシシが入り込んでしまったようです。フラッシュライトを持ってきて庭を照らしてみると、黒い影が庭の角っこの方に向かってザザッと移動しました。木に隠れてきちんと全身を確認はできなかったのですが、どうやら若い個体だったようです。

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実は昨夜からお隣さんの庭(というか森)で、イノシシが(たぶん2頭)悪さをしているのに気付いていました。ウチの庭は一辺だけが2mほどの高さの擁壁で、残りはフェンスで囲んであります。が、擁壁の上に50cmくらいフェンスのない部分があり、そこを通ればお隣さんの庭から移動してくることができるので、前夜は気になりながら眠ったのでした。イノシシはしっかりそちらに逃げて行ったので、その隙間から侵入したのは間違いなさそうです。
まだ真っ暗な時間だったので、二度寝をして朝の散歩の前に庭をチェックしてみると... あんのじょう10箇所以上が掘り返されてました。
上の写真はその一つ、クロッカスの球根がしっかり食べられちゃってます。

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擁壁の上の斜面の庭は、こんな感じで(って判りにくい写真ですが)アチコチが穴ぼこに。少し前にイングリッシュブルーベルの球根を50球植えたのですが、おそらく1/4くらいは見事に嗅ぎ当てられてしまったようです。
めっちゃ悔しい!!

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いままでもアライグマにいろいろイタズラされたことはあったのですが、イノシシが入り込んだのは初めてのこと。近所の方の話では、一度来て味をしめると何度もやって来るとのことで、ちょっとブルーになっているところです。

上の写真は昨日撮った庭のようす。左手前に写っている一本のモミジを除いて、紅葉を楽しませてくれた落葉樹はほとんど葉を落としてしまいました。

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気を取り直してファルと散歩にでかけます。
日が昇ってからはポカポカとした陽気になり、金曜日の嵐のような風も収まって気持ちの良い散歩日和。

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今回のお散歩写真は、木の枝を銜えているファル特集です。

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最初はもっと長い棒だったのですが、何度も投げているとどんどん短くなっちゃいました。ちょっともの足りなさそう。

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森の中の道も、落葉樹が葉を落としたののでずいぶん明るくなりました。
(昨日も今日も)季節外れの黄砂のため、空が少し霞んでいたのは残念でしたが。

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散歩から帰ったらすぐにホームセンターでラティスでも調達してこようかと考えていたのですが、ご近所の方の話では、斜めの格子より縦横十字のメッシュの方がイノシシを防ぐらしいとのこと。ちょっとカッコ悪いのですが、とりあえず余っていたメッシュハンガーで応急処置をしてみました。

うちのフェンスは高さが90cmしかないのでイノシシが本気になれば飛び越えられるそうですし、擁壁も2mくらいなら簡単に駆け上るそうです。
なので、彼(ら)がウチの庭を気に入ってしまっていないことを切に願っているところです。ふらふら
posted by Tosh at 23:44| Comment(10) | 庭の様子

2010年12月15日

やられちゃったョ

ファルコ地方は月曜の夜から雨になりました。昨日(14日)の朝も、いつもカミさんがファルと散歩に出る時間は降っていたので、2回連続でお散歩はおあずけ。8時頃には止んだのでちょっとでも外に出してやろうかと玄関に出てみると...

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玄関脇の庭が広範囲に掘り返されちゃってます!!ふらふら
道路に面したこちら側はフェンスの外側に植栽エリアを少し設けてあるのですが、そこが狙われたわけです。日曜の夜に、監視カメラに写ったイノシシをカミさんが撃退したのがまさにこの辺りですから、犯人は同じ若いイノシシとみて間違いないでしょう。

ちょっと判りにくい写真ですが、写っている範囲だけで三カ所に30球くらいの球根を植えたばかりだったのが、一夜で壊滅してしまいました。もうやだ〜(悲しい顔)
少し前に植えた球根は、イングリッシュブルーベル 50球、トリテレイア 30球を中心に 130球くらいなのですが、ご近所の方にも楽しんでもらおうと、この玄関脇と擁壁の上にそのほとんどを植え付けてありました。前回、庭に侵入された際とあわせて、その大半がやられてしまったことになります!
イングリッシュブルーベルは流通量も少ないし販売時期も限られているので、今年になってようやく入手できたのになぁ...
いろんな宿根草も引っこ抜かれてますし、木の根もだいぶ傷つけられているようで、"もう、どないせぇっちゅうねん..."っていう感じで、怒りを通り越して呆然としてしまいました。

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上の写真以外にもアチコチに被害の爪痕が...
ブルーベルの球根は全部食べちゃっているようですが、なぜかチューリップは掘り返しただけとか少し齧った状態で放置されているもの(上の写真)が多かったです。お口に合わないとでも言うのでしょうか!ちっ(怒った顔)

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パンジーは引き抜いて花を(根も?)食べるようですが、似てるようにも思うジュリアンは無事だったりします。中途半端な好き嫌いがよけいムカつく!
# 上の写真は、転がっていた球根のカケラを穴に埋め戻してる途中です。

家を建てる際、私はできるだけフェンスは作りたくないと思っていたのですが、ご近所の方に"イノシシが来るから絶対に必要"と強くアドバイスされたことを思い出しました。その忠告を聞いていなかったら、メインガーデンも同じような状態になっていたかと思うとぞっとしますね。

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簡単に片付けをしていたので、結局ファルコは短い散歩にも行けずじまい。
暗い話だけで終わるのもイヤなので、日曜日の楽しかった散歩の写真を少し掲載しておきましょう。

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イノシシを含め自然が厳しい部分もたまに感じますが、実のところ山暮らしはほとんど楽しいことばかりです!
posted by Tosh at 10:19| Comment(14) | 庭の様子

2010年12月20日

さすがに凹んでます

また更新が一日遅れなんですが... 19日、日曜日の朝のお話です。

6時半過ぎに、ファルコが警戒の声を出して騒ぎ始めたので目が覚めました。前回と全く同じ雰囲気だったので、イノシシが入ってきたのに違いないと一緒にテラスに出てみると、前回侵入された辺りに向かって進む音に続いて、とりあえず設置してあるメッシュハンガーのガードをガチャガチャ言わせる音が聞こえました。数秒後、その擁壁の下の道路を駆けていく子イノシシの爪の音(チャッ、チャッ、チャッという独特の足音がするんです)。やはり小さめのイノシシがあの隙間を通ってやってきていたんだと想像できました。ただ、ガードを押し破ったのか、擁壁を飛び降りたのかはわかりませんでした。

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空が白みつつある時間だったので、明るくなるのを待つことにしました。
夜明けの空の色の移り変わりが好きなもので、こんな写真をのんびり撮ったりして...

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コーヒーを飲み、ストーブに薪を投入したりして、もう概要がわかる明るさかとテラスに出てみたら、何か異様な形のものが目に飛び込んできました。
一瞬、何がどうなっているのか頭が混乱しちゃったのですが、実はコレ、一週間前の記事で紹介したアルミ製のコンポストです。長さ90cm、幅が約20cmのアルミの壁板を16枚組み合わせて円筒形にしたものを固定ピンを地面に打ち込んで設置してあったのですが... 赤っぽいものが溢れているのは詰め込んであった落ち葉。
これが"コンポストだったもの"だと理解できた瞬間、血の気が引く感じがして、今回の被害はかなり大きそうだと悟らざるをえませんでした。

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慌ててもしかたがないので、朝のお散歩の準備を整えてから検分のために庭に降りました。玄関脇からメインガーデンに向かう途中で早くも絶句。

わかりにくい写真ですが、緑色の糸みたいに見えているのはムスカリの葉です。踏み倒されただけであって欲しいと願いながら触ってみたのですが、全て地上部がバラバラになって積もっているだけでした。たぶん全滅です。
手前ではチューリップの球根がやられてますし、近くに植えてあったゲラニウムやスノーフレークもダメかと思います。

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ともかくそこら中が掘り返されて惨状を示しているのですが、何よりもショックだったのがここです。
細長く耕されているエリアは、今年春に作ったボーダー花壇そのまんまの形。実はファルコんちは粘土質の地面が多いので、この広さを20cmの深さまで掘って新しい土を加えて柔らかい土の花壇にするだけで相当な時間がかかったものです。
そこに植えていたのは、数種類のゲラニウムを中心に、イギリスから宿根草/多年草の種を買ってきて、ポット苗を作り、植木鉢に移して育てたもの。その中でも、一年後に順調に大きくなっていたものをここに定植したのでした。
二年越しで思い入れのある苗が多かったので、他の場所は草ボウボウになっていても、この花壇だけは時々草取りをして大事にしていたのです。エキノプスなどの苗も加えて、いろんな植物がだいぶ大株になって、来年こそは本格的に花を楽しませてもらうつもりだったのに... それに、いわゆる球根は一つも植え込んでなかったのに... 茫然自失、本当にクラクラしてしまいました。

他にも被害はたくさんあり、くやしいので"続き"にその写真を一部置いておきますが、そんなのばかりが表に並ぶのも嫌なので、ざっとチェックを終えた後で散歩に出た際の楽しそうな写真も掲載しておきましょう。

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庭では落ち込んでる人間二人の様子に、少し"どうしたの?"と戸惑った態度だったファルも、お散歩になると話は別。いつもどうりにルンルンです。

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投げた木の枝を一所懸命マークしているように見えるのですが、落下地点の正確な位置は把握できてないことも多いようです。うろうろ探しまわったあげく別の棒を銜えてきちゃうことも。ふらふら 来シーズンに向けて GRTの練習もしなきゃなぁ...

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家の近所まで帰ってきたらガウディ君に会いました。やっぱり、チビの頃から遊んでもらってる子にはメッチャ甘えまくり。ガウディ君の方も、ほとんどの他の犬には吠えたりするそうですが、ファルに対しては軽やかなステップで誘いに乗ってくれるんですよ。

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散歩の後でカミさんが、もしかしたらと監視カメラの記録をチェックし始めました。と、"あっ、イノシシが写ってる!"の声。
メインガーデンの方のピロティーのカメラ写っていたのがコレ。最初に成獣(体重は40-50Kgくらい?)が横切り、その後を追うように小さな姿。なんと親子の二頭連れだったようです。

私が足音を聞いたのは明らかに子供なので、用心深い母親の方は、先にどこかに(たぶん下の道路か隣の庭に)逃走してしまっていたようです。あの徹底的な掘り返し方やコンポストの破壊は母親の仕業だったのでしょう。
この映像を見て私達夫婦はさらに凹んでしまいました。メッシュハンガーのガードは変形していなかったので、少なくとも親イノシシは別ルートで(フェンスを飛び越えるか擁壁を駆け上って)出入りしていると推測できるからです。庭全体を囲う2メートル近いフェンスは作りたくないし、だいたい先立つものだって無いし...ふらふら

今回は球根のみならず、宿根草/多年草まで被害にあってしまったので、正直どうしたらいいか途方に暮れてしまっています。
とりあえず"続き"に被害の証拠写真(の一部)を並べておきますね。
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posted by Tosh at 21:56| Comment(8) | 庭の様子

2011年02月04日

キツツキの好きな松

今朝、カミさんがファルコと散歩に出かけている時、庭の方からコツコツという音が聞こえてきました。キツツキです。
先日の散歩でコゲラの中途半端な写真しか撮れなかったので、再挑戦と思ってカメラを手にテラスに出ました。

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来ていた二羽のうち、片方がリョウブの枝に移ったのでシャッターを押してみました。ちょっと前ピンでしたね。残念。もうやだ〜(悲しい顔)

うちの近所でコゲラやアオゲラが好んで突ついているのは松のようです。それも、枯れている木が多いように思えるので、松枯れ病の原因である線虫を媒介するマツノマダラカミキリの幼虫や蛹を狙っているのかもしれませんね。

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家を建てた時には元気だった樹齢約100年の松があるのですが、引っ越しをしてきた年の秋に、急に葉が焼けて枯れてしまいました。その松にコゲラがよく来るのですが、その幹は今やご覧のとおり。
結構大きな穴が開けられているので、アオゲラが穿ったものかもしれません。

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3年前に枯れてしまった松がまだ伐採されずに残っている理由はコレ↑。

松をなんとか生き延びさせて欲しいと来ていただいた樹木医の方が、私が以前から興味を持っていたツリークライミングをなさっている方でした。
松は助けられないとわかったのですが、伐るのは何時でもできるので、しばらく木登りを楽しませてもらったらどうかという話になったのです。
# 枯れてしまった木が松枯れを蔓延させる訳ではないそうです。

上の写真は、その(診断の)時に樹木医の方が好意でレクチャーをしてくださり、カミさんが初めてロープ一本で松に登っているところです。
ハーネスやロープなどのギアを買い揃え、私自身は一時期ツリークライミングに凝っていた?のですが、そう言えばファルが来てからは一度も登っていませんね。ハーネスはカミさん用のも購入したのに、彼女はあれ以来一度も使ってないし...もうやだ〜(悲しい顔)

本格的に木が痛んできたのか、急にキツツキの穴が目立つようになったので、そろそろ伐り倒さなきゃいけない時期が近づいているようです。
ちょっと寂しいなぁ...

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全くファルの出番がない話題でしたね。
写真も無しはかわいそうなので、今夜久しぶりに撮ったストーブ犬をば。
posted by Tosh at 23:57| Comment(2) | 庭の様子

2011年04月11日

猪に荒らされても

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前回の記事で紹介したような立派なものではありませんが、ウチの庭にもコブシの仲間は咲いています。右上の淡いピンクの花、ヒメコブシです。

実は左上の方にはピンクユキヤナギも写っているんですよ。
というわけで、花の季節の到来。久しぶりに庭の様子をご紹介しますね。

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サクラはまだまだなんですが、似た感じのアーモンドの花は満開です。

昨年の12月以降、何度もイノシシに侵入され、球根類はもちろん宿根草まで大きなダメージを受けたのですが、幸いなことに樹木はほとんど被害に遭いませんでした。

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ヒュウガミズキも満開です。
春の早い時期の花色としては、淡いピンクはほっとさせてくれ、黄色はなんとなく元気付けてくれるように感じます。

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イノシシの攻撃を全く受けなかった草花もたくさんあります。
クリスマスローズもその一つ。だいぶ大株になってきたので、そろそろ株分けをしてやらなきゃいけませんね。

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シバザクラも無事だったようです。まだ白色のものは咲いていませんが、少しずつ広がって斜面の庭を明るくしてくれています。

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ファルコの足下にある紫色のは野生のスミレ。

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この辺りは徹底的に荒らされた場所の一つですが、今年はたくさんのスミレが咲いて、他の花の不在を埋め合わせてくれました。

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どこからかやってきて、寂しくなりそうだった庭を助けてくれているのはタンポポも同じです。ありがたいものですね。


12月の襲撃ではチューリップの球根は掘り起こしても食べずに転がしてあったのですが、年明けから2月までの攻撃ではそれが標的になっていました。イノシシにとっては好物ではなさそうですが、もうそれしか食べるものが残っていなかったのでしょう。100球以上植えてあったいろんな種類のチューリップで生き残ったのは数株だけです。

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玄関からメインガーデンへの階段部。枕木毎に毎年花を咲かせてくれていたチューリップのあった場所は深く抉れた穴が並んでいます。新しい土を入れると、何か植えたんじゃないかとすぐに掘り返されるので、諦めモードで放ったらかしにしてあったのです。

写真の左上の辺りはムスカリを壊滅させられた場所です。かなり大株に成長してくれていたので非常にショックでした。
その後も同じ場所を何度か掘り返されたことを悔しいなぁと思い出しながら眺めていると、少し外れた場所に小さな紫色のものが見えました。

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なんと、ムスカリの小さな花が2本伸びてきているではありませんか!
徹底的に荒らされた場所の近くで、こぼれ種から新しい命が育ってくれていたのです。

思わず小躍りしそうなほど嬉しくなりました。気を良くして庭のあちこちを見て回ると、別の場所にも1本だけ育っているのが見つかり、斜面の隅の方では10本くらいの株が生き残っているのも発見しました。
もうダメだと勝手に諦めてしまっていたのですが、私が思い込んでいたよりも、ムスカリはしたたかで生命力に溢れていたようです。

イノシシに食べられてしまった球根や、掘り返してバラバラにされた宿根草は、たしかにもう戻ってはきません。
ですが、それを引き継ぐ命も育っているし、どこかからやって来た草花が寂しくなった庭を補完して盛り上げてくれてもいる。
何度も荒らされた場所はすぐに元に戻ることはできないかもしれません。しばらくの間は別の場所で力を蓄えた方が良いこともあるでしょう。ですが、私達が投げ出してしまわない限り、その場所を以前以上に素敵な花で飾ることは必ずできるはずですよね。

私はこの場所でムスカリを育て続けるつもりです。
posted by Tosh at 23:58| Comment(0) | 庭の様子

2011年04月27日

さよなら、松の木

ファルコんちは私達が購入する少し前まで住宅街の中に残された荒れた森でした。後でご近所の方に聞いたのですが、イノシシの巣があったそうな。

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土地を購入した2006年の写真です。元はいろんな樹が生い茂っていたようですが、入手した時には既に不動産業者が敷地の中央辺りの落葉樹をほとんど伐採してしまった後でした。
周辺部にはコナラやリョウブといった木々も少し残っていたのですが、10mを越える樹木のほとんどはアカマツ。しかも10数本のうちで松枯れ病にやられていないのは2本だけでした。片方はリビングの目の前を塞ぐので伐ることにしたので、結局ウチの庭で生き残ったマツは一本だけ。車の後方で右に傾いて生えているのがそうです。

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元から生えていた山の木をできるだけ残したいと考えていたのですが、立派なコナラを含めて雑木類が多かった南側の斜面は、法面を30度以内に削らなくてはいけなかったため、全て伐り倒すことになってしまいました。
結局、5mを越える大きな樹で残すことができたのは 8本だけ。その中でも一番存在感があったのが件のアカマツだったのです。

自然な雰囲気の庭にしたいと考えていたので、いろいろ調べた結果、F2スタジオさんに庭の骨格となる部分を造っていただきました。その際、ガーデナーの方も東隣のお宅のものとペアになったマツを活かしたデザインを考えてくださったのです。
ところが残念なことに、庭と家ができて入居した半年後には松枯れ病に冒されてしまいます。樹木医さんに来ていただいたものの助けられず、赤茶けた枝葉を落としていただき幹だけの姿になってしまったのが、ちょうど 3年ほど前でした。この辺りのことは"キツツキの好きな松"でも触れましたね。

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先週末の日曜日(24日)、ついに幹の部分も伐っていただくことになりました。
枝葉を落とす時にはツリークライミングの技術で登って、人力で枝を降ろしていただいたのですが、幹が傷んでいるので安全確保のためと、作業効率や他の庭木を痛めないために今回はクレーン車が来てくれました。

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木の強度を確認する意味もあってでしょうか、最初に10mくらいの高さにある枝をチェーンソーで伐ってくださっているところ。クレーンがこの位置までしか届かなかったために、切り離した枝が人間に当たらないように計算された吊り下げ位置と伐り方をされています。

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次は真ん中辺りを伐っておられます。作業されている場所の上側の幹/枝の長さは 7mくらいでしょうか。

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複雑な形だったのに、吊り下げ箇所がきれいに重心の真上で、クレーン担当の方も絶妙な操縦をされていたので、分離された時には全く振れることもなくユラリと持ち上げられて運ばれて行きます。息の合った素晴らしい技術に感動しました!

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長い幹を伐り、最後に根元の部分を分離された直後です。後で測ってみたら、根元の直径は60cmありました。手前のは最初に切り落とされた枝です。

高さ15mほどもあるマツを伐採していただくわけなので、実は何本かの庭木はダメになるかもしれないと覚悟をしていました。が、実に見事に処理されて、平地部分が狭い庭にもかかわらず他の木へのダメージは全くありません。
ありがとうございました!

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時系列を遡って、作業が始まった時の斜面の庭です。右上に見えているマツはもうありません。
枝葉の付いていない幹だけだったのですが、無くなってみるといかに存在感があったのか思い知らされました。家の方から眺めると、その辺りにポッカリと違和感のある空間ができていて寂しく思う毎日です。

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春夏コンビもテラスから伐採の様子を見学させてもらいました。
"エラい音を立てて、なんかやってはりまっせぇ!"と言いたげなファルコ。
ナットの方も、サークルの中に居る時に大きな木が空中を運ばれているのに一度吠えたくらいで、特に興奮することもなく見守っていました。
あ、ちなみに(前の記事のコメントにも書いたのですが)、この写真の時もサンダーシャツの装着位置が変です。本当はもっと前の方に着せるべきでした。

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ついでにもう一枚、昨夜の写真を載っけておきましょう。
ナットが来た当初はしなかったのですが、最近はよくプロレスごっこをするお二人さん。たいていはファルがちょっかいを出して始まるんですよ。
でも、室内で(特にソファーの上で)暴れるのは禁止だよ!!
posted by Tosh at 23:23| Comment(0) | 庭の様子

2011年05月01日

ピンクの花、そして

いつの間にか 5月になってしまいました。
(文字通り)旅の空で震災のニュースを聞いて以降、気に病むばかりで時間だけはあっという間に流れていったように感じています。
特にナットを預かり始めてからの半月は早かったなぁ...

今朝は(日中一杯?)雨なので、今日は心を鬼にして春夏コンビを外には出さず、トイレトレーニングをがんばるつもり。
# ナットが来てから、二頭ともまだ一度も屋内ではしてくれないんです。もうやだ〜(悲しい顔)

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一昨日、峠へのお散歩から帰ってきた後、庭の花々を少し撮影したので、今回はそれを紹介しますね。

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山の中で新緑と競うように咲いていたヤマツツジ(コバノミツバツツジ)、ウチにも庭を造っていただいた時に二株植えていただいてます。
片方はちょっと元気がないのです(この樹は庭に着きにくいとも聞きます)が、もう一方は今年もパッと周りを明るくするように咲いてくれました。

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庭の中でもっとも濃いピンク色を見せているのはベニバナのハナズオウ。
植えていただいてから4年、ようやくしっかり根を張れたのかたくさんの蕾を付けて、まさに咲き始めたところです。

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少し赤みの強い花は、1年半ほど前に植えたばかりのキクモモ。
手前の黄色いヤマブキとのコントラストが華やかです。

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少し前の記事で蕾を紹介したハナカイドウも咲き始めました。
花開いてからのやわらかなピンクのグラデーションが大好きなんです!

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淡いピンクというと、今年初めて咲いてくれたバレリーナツリーのボレロも趣があります。3年半前に苗木を植えて、毎年心待ちにしていた花。
しっかり実を付けて欲しいのでポルカという品種と列植してあるのですが、そちらはイノシシに株元を掘られてグラグラ傾いてしまったせいか、今年は開花を諦めてしまったようです。なんとか元気を取り戻して欲しいものです。

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グラデーションではなく、一部にピンク(赤)が混ざるのがゲンペイウメ。
今年も赤花は少なめですが、去年のように白花ばかりではなく、このように斑入りのものが目立ちます。花の咲き方もいろいろ変わるのですね。

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濃いピンクでほぼ咲き終わったのはマグノリアです。
# 狙ったとおりの前ボケが得られて、私的には満足な一枚!

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樹木の花を撮り歩いていたのですが、ふと足下を見ると紫の花が一株。
イングリッシュ・ブルーベルです!!

致命的な荒らされ方をした年末以降も何度もイノシシに掘り返されたので、すっかり諦めていた場所。群生させたいと10球ほど植えたあったうちの一つだけが生き残ってくれていたようです。同じような葉は玄関脇の一度しか荒らされてないところに 5株育っています。日陰でまだ花茎は延ばしていないのですが、それもブルーベルなら嬉しいんですけどね!

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よく写真でみかけるものに比べると、(蕾がほころんだばかりで)花びらの先がカールしていません。が、今朝チェックしてみると、(スパニッシュではなく)ちゃんとイングリッシュブルーベルの形になっていましたよ。

今朝はオアズケになっちゃっいましたが、昨日朝の散歩の写真も少しだけ。

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ナットを連れて初めて"お得コース"を歩きました。
舗装路では引っぱりが強くないのですが、土の上だとグイグイ先に進みたがります。ファルコのようにリードを離すわけにはいかないので、下り坂はかなり注意が必要でした。

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犬友さん達からよく似ていると言われるジンジャー君との2ショット。
この子もファルコよりもナットの方が気が合うように見えます。
ファルは"遊んで!"が強引過ぎるからなぁ...ふらふら

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夕方には雨も上がるだろうから、ちょっと遠出の散歩に出かけようね!
posted by Tosh at 10:37| Comment(2) | 庭の様子

2011年05月27日

梅雨には早過ぎるよ!

まだ5月だというのに、平年より2週間も早く梅雨入りしたそうですね。
散歩が楽しい季節を充分に楽しむ間もなく雨の季節、そして暑い夏がやってくるかと思うとガッカリ。お二方のトイレトレーニングもまだなのに...ふらふら

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雨になる前、昨日の朝に撮った庭の写真を紹介しておきましょう。
ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)が咲き始めましたが、やっぱりまだ花が少ないようです。まだ充分に根が張ってないのかなぁ。

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ヒメウツギです。山の中にも白やピンクのウツギがたくさん咲いています。
石の上をトカゲが歩いてるんですが、縮小画像じゃ判別できないですね。

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今年はアベリアの仲間(ピンクの花)がとっても元気が良いですね。
白いのはガマズミだったかな?

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チシオモミジは根付いてくれなかったのですが、同じ場所に植えた(たしか)デショウジョウは大丈夫だったようです。陽にかざすとこんなきれいな色なんですね。

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オダマキ類はイノシシの被害に遭わなかったようです。
玄関脇で(私の趣味的には珍しい)八重のものも育ってくれています。

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イノシシが掘り返した後に今年植えたゲラニウムの一種です。
いろんな種類を育てていたのですが、大半はなくなってしまいました。もうやだ〜(悲しい顔)
# 右の方にぼんやり写ってるのはファルコの顔。

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鼻先だけだとかわいそうなのでマトモな写真も一枚。
ファルコの後ろで元気に育っているのはミョウガです。安易に植えると(殖えすぎて)エラいことになっちゃうのでご注意を!

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ナットも外すわけにはいきませんよね。いつものように、お気に入りのウァバ(破れて小さいボールもなくなってますが...)を銜えて暴れております。

そうそう、今日は嬉しいことがありました。
ナットの体重がついに 30Kgを越えてくれたんです!

やって来た時は 29.0Kgで、アバラとか背骨とかがトンガっていて痛々しい状態でした。獣医さんの指導のもと、フードを大目にやっていたのですが、2週間経っても全く改善しませんでした。虫がいるかもしれないので駆虫剤を飲ませて、フードを更に増量して半月後、少し皮膚の下に脂肪が付いてきたかなと思えたのですが、体重は 29.3Kgとあまり変わりませんでした。
ナットはゴールデンのオスとしてはそれほど大きい方ではありませんが、骨が非常に太いので、獣医さんの見解では 35Kgくらいが適正だろうとのこと。1ヶ月を過ぎた辺りから、だいぶストレスが減少してきているようにも思えるので、ようやく食べたものが身になりだしたのかなぁ。

ちなみに、ファルコの体重は 33.3Kgで、半年くらい 100g程度の変動幅の中で落ち着いています。そのファルが食べているフードの量は一日に 330gくらいなのに対して、ナットは現在 450gくらい。それを一ヶ月ほど続けてようやく 30.1Kgまで増えてくれたのです。

まだ骨はゴツゴツしていますが、ガリガリという感じではなくなりつつあります。ちょっと一安心です!わーい(嬉しい顔)
posted by Tosh at 20:32| Comment(0) | 庭の様子